平地トレイルランナーの憂鬱 

~7年掛かって信州三大100kmレースを完走。まだまだFinishの充実感を求めて走ります。~

2012 おんたけウルトラトレイル ②ちょいとばかり分析

2012-07-19 | おんたけ100km

第一回目の参加の時は、1CPで脚が終わり2CPでリタイア。

第二回目(昨年)は1CP~50kmの走れる区間のみがんばって走り、それ以降は歩行作戦。
完走というより踏破だ。

そして今年、”わずかな上りは走ってしまえ作戦”でのぞみ、脚が終わったのが70km地点。
完走と踏破のあいだって感じだ。

三回目ともなると、ガレた道・上り坂もあまり気にならなかったなぁ。



去年とデータ比較してみる。  (今年の記録は自己データ)

Start~1CP   5:06 (5:45)
1CP~2CP    5:34 (5:31)
2CP~3CP    3:08 (3:01)
3CP~Finish   4:11 (4:24)   ( )は去年記録

〇Start~1CP
コースが違うので比較できないが、去年より前の方でスタートしたので、ペースはやや早めで巡航。
長いロード・大下りがあったせいもあり短時間となったと思われる。

〇1CP~2CP
前区間のダメージがやや有り、下り~平坦部分でペース上がらず。上り返し部分でがんばったが、総合では去年よりややマイナス結果。ガッカリだなぁ。

〇2CP~3CP
脚が終わった区間。去年は関門時間が気になりペースアップした区間だ。
やっぱりややマイナス結果。

〇3CP~Finish
去年は完全歩行区間。ゆっくりでも走ったので時間短縮につながった。
あと、最後のダッシュも有効だったことにしよう。

まぁ、進歩していると言えばしている。
前回タイムからの短縮が40分。
がんばった割には、それほど短縮できてなくて、少しがっかりである。
でも、サブ18達成できたので良しとするか。




あと、こんな記録も取った。

 0~10km  1:21
10~20km  1:34
20~30km  1:50
 1CP      (0:17滞在)
40~50km  1:32
50~60km  1:42
 2CP      (0:30滞在)
65~75km  1:44
 3CP      (0:27滞在)
80~90km  1:53
90~100km 1:45      (デジカメの記録より)

10kmを1:40で進むのが、ザックリとした今年の目標。 (50分/5km)
まぁ、1:40は高いハードルではなさそうだな。
ただし、エイドでの滞在時間をどう考えるかは課題である。

詳細は面倒なので分析しないが、来年と比較できそうである。




2012 おんたけウルトラトレイル ① レース

2012-07-17 | おんたけ100km

今回の目標は”2CP以降も走る”。 Finishタイムにこだわりは無い。

〇 Start~1CP
スタート時には上がっていたものの小雨が降ったり止んだり一時強くなったり、雨の中のレースとなった。いつもの様に後ろの方からスタート。

毎度、道の崩落のためコース変更になるこのレース。9kmにも及ぶロード区間、そして5kmは有ろうかという大下り、この区間は初めてのコースを走らされる。抑えて抑えて走っているつもりでも周りのペースに釣られてしまう。
夜間なので何処をどう走ったか分からないまま1CP(32km位)到着 5:06。今回は少し余裕あり。

〇 1CP~2CP
1CPから50km地点までは下り~平坦の走れる区間。
でも、1CPまでの疲労があるようで、思った程ペース上がらず。去年の方が早かったと思われる。
50km以降の上り返し&アップ・ダウン。これからが辛い区間だ。
今回は緩やかな上りは走ってしまう作戦。ゆっくりでも出来るだけ走るのだ。

2CP(約65km)到着 10:40。

〇 2CP~3CP
70kmで脚が終わる。もう思う様に走れない。でも気持ちは切れていない。
歩くような速さで走る。今回は走る事が大事なのだ。
こんなスピードでも、完走目標の歩行ランナーは抜かす事が出来るんだなぁ。
3CP(約80km)到着 13:48。

〇 3CP~Finish
3CPから少し上ると、なだらかな起伏の走り安そうなコースが続く。しかし、思ったように走れない。
93kmで完全に脚が終わる。もう歩行のみとなる。
並行するランナーと話しながら進む。気が紛れてよろしい。この時はサブ18はあきらめていた。
でも、残500mであと5分。思ったより早く歩けていたんだ。
これなら行けそうだと、ダッシュしてみる。
10分/kmペース。ちっともダッシュじゃないが、当時はかなり早く走っているつもりだった。

Finish 17:59:23。



おんたけ100km 食料計画

2012-07-12 | おんたけ100km

やっぱり、ジェル系を中心に計画した。
前半2CPまでで、ジェル8個。後半で6個。
予備でフラスクに入れずに2~3個。
スタート時にハイドレにアミノバイタル・クエン酸チャージを1.5ℓ。
この他に練り梅、塩飴、柿の種、を走行中に口にする。
水分は天然エイドも利用していく。

前半でジェル系は飽きてしまうので、後半は口に出来なくなってしまうのだが、
2CPのおにぎり、3CPのそうめんを摂って、エネルギーとするすもりである。

しんどい行動中のお楽しみは何と言っても食べ物。
1CPではせんべい1枚、エネルギーゼリー、ソーセージを食す予定である。ザックに入れて背負っていく。
まぁ、それほど重くないであろう。

2CPのデポジットは、
後半のジェル、コーラ(小)、オレンジジュース(小)、お茶、せんべい、エネルギーゼリー、ソーセージを予定している。
何が食べたくなるか分からないので、それなりに準備しておく。

3CPまでは2CPからコーラ(小)を背負っていく。
少し重いが、我慢・我慢。
3CPは水がジャブジャブあるので、少し冷やして飲むのだ。

食べ物・飲み物で気持ちをつないでがんばろう。


おんたけ100km トレーニングを振り返る

2012-07-10 | おんたけ100km

今日の帰宅ランを最後に休足にはいる。

何やら今日は疲労が溜まっていた感じ。 
ちっともペースが上がらん。腰が落ちたフォームでチョコチョコ走っていたようだ。

春からは4ヶ月間、月一ペースでレースが入っていた。
程よい間隔だったと思うよ。メリハリがあって。

レース後中5日で練習再開だと、調子の波に乗れて行ける。
中10日だと、体が鈍ってしまう。
なんやかんやで10日休養になってしまうことも有るんだけど・・。

前回レース後、
高尾~陣馬山トレラン 1回。
階段・坂道走 3回。
公園周回走  2回。
帰宅ラン  4回。
それに 土ラン 1回。  まぁ、積極的にトレーニングできたよ。

その他に
チャリンコ通勤 ◎。
ストレッチ・体幹トレ △。
節酒 〇。
ダイエット 特に取り組まず。
快食・快便 〇。
早寝早起き 〇。

今後、付け焼刃だがストレッチ・体幹トレに取り組むことにする。

体重65,4kg、体脂肪率15,2%。


 


おんたけ100km レース展望

2012-07-09 | おんたけ100km

昨年は100kmのコースを踏破することが出来た。
(一昨年は2CPでリタイヤね)
去年よりは練習処理能力は上がった。
でも、今年も完走できるかは??である。 確実視はしていない。
どこかで脚が終わるであろう。終わっても気持ちを切らさずに進みたい。

レース作戦は10分/km。
後半、歩行になってしまうと12分/kmになってしまうんだけど・・・。

前半は1CPに5:30位に着したい。
小エイドからの登り返しがポイント。頑張りすぎないようにしよう。
1CPから貯水池の奥(55km地点だったかな?)まではオイラでも走れる区間、
夜も明けてくるので、楽しませてもらおう。

そこから2CPまでは我慢の道。気温も上がり、ガレた道に泣かされる。
11:00過ぎには到着したい。
ここいらで脚は終わっているはず、でも気持ちが切れなければまだまだ進める。

後半、3CP、FInishへもゆっくりでいいから走りたい。
緩やかな傾斜が続いていたと記憶している。

Finishタイムにこだわりは無い。後半少しでも走れる事を目標としたい。

今のところ天気予報は、曇りである。


おんたけ100km アクセス・宿泊

2012-07-07 | おんたけ100km

おんたけ100kmまで1週間。

例年、6月中に予約して高速バスで行くんだけど、
今回は鉄道にした。

アクセスはコストパフォーマンスと移動中の体力負担の無い事が大事。

高速バスは朝6:20の電車に乗らないとイカン。
バス自体は安いんだけど、木曽福島から王滝までタクシーを乗り合いで使うと、全部で7000円位掛かる。
3連休初日なんで高速道は大渋滞。乗ってる間はぼんやりできるが退屈だ。

鉄道は朝8:30の電車。バスまで含めると6回の乗り換えがあって7780円。
まぁ、ちょっとお高いが今回は鉄道にしてみよう。


自家用車って選択肢も有ったけど、どうかな?。
渋滞を避けると夜中に出発することになり、レースも含めると2晩充分な睡眠がとれない事になる。
帰りの運転もシンドイ。
でも宿泊を車中泊に出来るので、宿泊代がカットできる。
荷物も車に放り込めばいいので楽だし、気ままと言えば気ままだなぁ。


宿泊はいつもの”SEOTO”さん。
1,5泊の設定が有って、一日目の夕飯も出してくれる。
お風呂も24時間利用できる。
部屋はそれなりだが満足している。


2011おんたけ100km。備忘録

2011-07-25 | おんたけ100km

来年は参加するかわからんけど、備忘録を書きとめておく。

〇 食料計画は”完走予定時間×0,6+予備”ってな具合で。
〇 ジェル・ゼリー系の他、歯ごたえのある食材も必要。
〇 電解質系は”ねり梅”のみ採用
〇 軽量化を考える。 好天なら雨具無し、折り畳み傘のみにするか? ハイドレもいらないか?
〇 ライト : ヘッド+ハンド。光量はいらない。ヘッドのバンドを調整しておく。
〇 ストック : スタートから使う。ハンドライトがあるので最初は1本で。
〇 1CPまで登りを走ると脚が終わるだろう。どんなペースで行くか課題。
〇 3CP以降もしっかり動きたい。特になだらかな登り・下りで走りたい。

以上


おんたけ100km。食い物の恨みは恐ろしい

2011-07-23 | おんたけ100km

レースでの補給食等の 消費量/用意した量 は以下の通り

エネルギージェル    10/17 本 (フラスク5本分)
ゼリー飲料        3/5  本 (レース前後含む)
熱塩飴          1/4  個
粉末スポーツドリンク  1/2  袋 (ハイドレ用、後半使わず)
ペットボトル飲料    1/2  本 (2CP預け お茶・オレンジジュース)
ジェルブラスト      3/9  個 (新発売エネルギーグミ)
柿の種         0,5/3   袋 
ねり梅          0,5/1   本 (チューブ入り)

レース中の水分・エネルギー・電解質の収支がどうなっているかまるで分からない。

《水分》
レース中約20時間で4回トイレに行っているので、収支は+である。つまり取り過ぎってこと。でも、暑さのため冷たい天然水が欲しくなる。飲めば少し涼むことができる。こんな理由で+になったと思う。
なを、天然エイドは梅雨明け直後だった去年より少なかった。特に3CP以後は無かったんじゃないかな。
スポーツドリンクは飽きる。後半飲む気になれず。ハイドレの温くなってかなわん。

《エネルギー》
ジェル・ゼリーの化学どろどろ系はやはり飽きる。後半口にする気になれず。固形物も取り入れていかないと長距離はもたない。でも腹が減らなかったな。
重たいのに持って来たのに余りすぎである。ヨーグルトに混ぜて食べてしまえ。
ジェルブラストはまぁ美味であった。抹茶味でもあればいいのに。
柿の種も気分転換によかった。エネルギー的にどうか分からんけど。

《電解質》
スポーツドリンク・熱塩飴・ねり梅から電解質補給。これも取り過ぎか?取り過ぎだから喉が渇くのか?
脚がつった経験がない。電解質補給はいらないかも。 すっぱいねり梅は口直しに役に立った。

見直してみると補給過多なようである。
長距離の不安から過準備になるようであるが、いい経験になった。


おんたけ100kmを振り返る

2011-07-21 | おんたけ100km

体の疲れも癒えてきて、おんたけ100kmを振り返ってみたい。


トレーニングでは ”頑張ったぞ、オレ。” だったけど、

レースでは ”頑張ったのか?オレ。”って気持ちなんだな。

規定のコースをぐるっと制限時間内に巡ってこれたのだが、これを完走と呼べるのであろうか?

完走というより、踏破のほうが適当な表現である。だって半分も走ってないもん。

自分の実力を冷静に見極め、finisherとなれたことには価値がある。

でも時間がたってみると、充分な満足感が得られていない事に気がつく。

3CP以降は気持ちが切れてしまったこと、走れそうないいトレイルが続いていたのに走れなかったこと。

こんなことが不満の原因かな?  そんなことを考えている。


なにはともあれ、夜中に100kmものトレイルを走る環境を用意してくれた関係者に感謝したい。
そして、こんな酔狂な趣味を許してくれる家族に感謝したい。

今年のビックイベントが終わって当分はシーズンオフである。
だって、走るには暑いじゃん。
子どもが夏休みなので、家族サービスにいそがしいのだ。