ポルシェ944S2には盗難防止装置、
いわゆる「イモビライザー」が搭載されていました。
キーでドアをロックすると、自動的に「オン」になり、
左右のシルボタン(ドアロックのボタン)の先端に内臓されている、
赤色のLEDが点滅しはじめます。
(キーレスエントリーはついていませんでした)
駐車中、この赤いライトが常に「にらみを利かせている」おかげか、
僕のポルシェは、いたずらや車上荒らしなどの被害に、
1度も遭ったことがありません。
(同じガレージの別のクルマは被害に遭っていました)
ところが、最初は盗難防止装置をよくわかっていなかったこともあり、
僕は2度も誤ってこれを作動させてしまいました。どうなるかというと、
「パーッ! パーッ! パーッ! パーッ! ……」と、
クラクションが断続的にけたたましく鳴り続けるのです。
そのときの状況を説明いたします。まず1度め。
夜間、外出先から戻ってきた僕は、
借りていたガレージで、トランクの荷物を取り出すために、
後部ガラスハッチを開くボタンを押してからクルマを降りました。
このとき僕は、そのまま自宅に戻るつもりだったため、
降りてすぐにドアをロックしたのです。
これがいけませんでした。
先にガラスハッチのロックを解除していたとはいえ、
ドアをロックしてからガラスハッチを開いたことによって、
ポルシェのイモビライザーは、なんとオーナーの僕を、
「後部ハッチをこじ開けた盗人」と勘違いし、
周囲の静寂を打ち破る雄叫びを上げてしまったのです。
僕はかなり焦りましたが、
すぐに「あっ、ドアをロックしていたからだ!」と気づき、
慌ててキーを差し込んでドアロックを解除すると、
クラクションは鳴り止みました。
しかし、止めるまでの約10秒間で、
近所の住民の方々10数人が驚いて外に飛び出してくるのに十分な騒音を、
この派手な青いスポーツカーはまき散らしていました。
血の気が引いた僕はすぐに、
「すいませーん! 間違えて盗難防止装置が作動してしまいました! お騒がせしましたーっ!」
と謝りました。すると、いつも見かける男だとわかってくださり、
皆さん無言で(やっぱり怒っていた?!)、家の中に戻られました。
2度めは、買い物をするために路上駐車をしたときでした。
クルマを降り、ドアをロックした直後、
運転席側の窓が全開のままだったことに気づいた僕は、
窓を閉めるためにもう1度クルマに乗り込もうとしました。
このとき、窓が開いているわけですから、
当然ドアの内張りから突き出ているシルボタンに手が届きます。
うっかり「これで開ければいいや」と思ったのがいけませんでした。
何も考えずにシルボタンを引っ張った瞬間、
またしてもイモビライザーは、僕を盗人呼ばわりしたのです。
考えてみれば、窓を割ってシルボタンを引いたのと同じ状況ですから、
クルマの判断は正しかったと言わざるを得ません。
さすがに2度めはそんなに慌てませんでした。
すぐにキーを使ってドアロックを解除し、
おそらく5秒以内でクラクションを止めることができました。
昼間の市街地でしたから、周りのクルマの騒音にまぎれて、
近くにいた2、3人の通行人しか気づきませんでしたし、
すぐに止まったため、特に気にしている様子もありませんでした。
こんな経験のおかげで、
イモビライザーがクルマをしっかり守ってくれていることが分かり、
僕は確かな安心感を得ることができたのです。
と、前向きに解釈してみました(笑)。
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☆正直なところ、クラクションのやかましさには肝が冷えました(笑)☆
いわゆる「イモビライザー」が搭載されていました。
キーでドアをロックすると、自動的に「オン」になり、
左右のシルボタン(ドアロックのボタン)の先端に内臓されている、
赤色のLEDが点滅しはじめます。
(キーレスエントリーはついていませんでした)
駐車中、この赤いライトが常に「にらみを利かせている」おかげか、
僕のポルシェは、いたずらや車上荒らしなどの被害に、
1度も遭ったことがありません。
(同じガレージの別のクルマは被害に遭っていました)
ところが、最初は盗難防止装置をよくわかっていなかったこともあり、
僕は2度も誤ってこれを作動させてしまいました。どうなるかというと、
「パーッ! パーッ! パーッ! パーッ! ……」と、
クラクションが断続的にけたたましく鳴り続けるのです。
そのときの状況を説明いたします。まず1度め。
夜間、外出先から戻ってきた僕は、
借りていたガレージで、トランクの荷物を取り出すために、
後部ガラスハッチを開くボタンを押してからクルマを降りました。
このとき僕は、そのまま自宅に戻るつもりだったため、
降りてすぐにドアをロックしたのです。
これがいけませんでした。
先にガラスハッチのロックを解除していたとはいえ、
ドアをロックしてからガラスハッチを開いたことによって、
ポルシェのイモビライザーは、なんとオーナーの僕を、
「後部ハッチをこじ開けた盗人」と勘違いし、
周囲の静寂を打ち破る雄叫びを上げてしまったのです。
僕はかなり焦りましたが、
すぐに「あっ、ドアをロックしていたからだ!」と気づき、
慌ててキーを差し込んでドアロックを解除すると、
クラクションは鳴り止みました。
しかし、止めるまでの約10秒間で、
近所の住民の方々10数人が驚いて外に飛び出してくるのに十分な騒音を、
この派手な青いスポーツカーはまき散らしていました。
血の気が引いた僕はすぐに、
「すいませーん! 間違えて盗難防止装置が作動してしまいました! お騒がせしましたーっ!」
と謝りました。すると、いつも見かける男だとわかってくださり、
皆さん無言で(やっぱり怒っていた?!)、家の中に戻られました。
2度めは、買い物をするために路上駐車をしたときでした。
クルマを降り、ドアをロックした直後、
運転席側の窓が全開のままだったことに気づいた僕は、
窓を閉めるためにもう1度クルマに乗り込もうとしました。
このとき、窓が開いているわけですから、
当然ドアの内張りから突き出ているシルボタンに手が届きます。
うっかり「これで開ければいいや」と思ったのがいけませんでした。
何も考えずにシルボタンを引っ張った瞬間、
またしてもイモビライザーは、僕を盗人呼ばわりしたのです。
考えてみれば、窓を割ってシルボタンを引いたのと同じ状況ですから、
クルマの判断は正しかったと言わざるを得ません。
さすがに2度めはそんなに慌てませんでした。
すぐにキーを使ってドアロックを解除し、
おそらく5秒以内でクラクションを止めることができました。
昼間の市街地でしたから、周りのクルマの騒音にまぎれて、
近くにいた2、3人の通行人しか気づきませんでしたし、
すぐに止まったため、特に気にしている様子もありませんでした。
こんな経験のおかげで、
イモビライザーがクルマをしっかり守ってくれていることが分かり、
僕は確かな安心感を得ることができたのです。
と、前向きに解釈してみました(笑)。
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☆正直なところ、クラクションのやかましさには肝が冷えました(笑)☆
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