屋号

田舎では、それぞれの家に「屋号」がある




「〇〇兵衛」とか「〇〇左衛門」とか「〇〇右衛門」とか




さらに、田舎では「有線放送」があって



「誰それが死んだ」



という放送をする







俺は、仕事をしてて聞けなかったんだけど



親父が



「〇〇右衛門のお婆さんが死んだ、と放送してた」



と言うから、あわてて香典を持って行った





そしたら




「うちじゃないんや、D区の〇〇右衛門なんや」




（ちなみに、俺たちが住んでるのはC区）











いや～失礼な事をしてしまった




なんせ、その家には「ちょうどそれくらいの年のお婆さん」が居たもんで・・・




まぁ相手も、笑ってくれたからよかった