アタシだって言いたかないよ、言いたかないけど言わせてもらうよ

その時に思った事、面白かった事を書きます

2019年02月06日 13時50分22秒 | Weblog
「M叔父さん」の話は書いたかな?


親父の2歳年下で、俺とは仲が良かった



M叔父さんは、次男だったけど


親戚の「子供のいない夫婦」の養子になった


中学を卒業したけど、仕事が無い


仕方ないから、お爺さんと一緒に「炭焼き」をしてたけど、イヤだった(らしい)


そんなころに、「神戸の従兄弟」から連絡があって


「商売を手伝ってほしい、まず10万円(今なら200万円)を持ってきてくれ」


M叔父さんは、借金して金を持って神戸に行った



そしたら従兄弟は、その金を持って逃げた


残ったのは借金だけ


仕方ないから、神戸で仕事をしながら借金を返した


その後(自分も貸す方にまわろう)とサラ金を始めた


ちょうど「バブル前」だったから、ドンドン儲かった


それから8年くらい後に、俺も商売を始めた


その頃、M叔父さんが俺に言った


「なぁエンタ、金は器やな、それ以上は貯まらんな」



その時は、何とも思わなかったけど、最近になって気が付いた


たぶん「100万~200万~500万~1千万」とドンドン金が貯まったんだろうけど


ある金額以上になると、それ以上増えなかったんだろうなぁ




最近思うのは


「ある程度の金があれば、それ以上は必要ない」



M叔父さんが死んで20年になるけど


その事に気がついてたんだろうか?

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