月曜日の14:33に甥からのメール
「昨夜、夜中に変なことを言い出したので、朝に親父に病院へ連れて行かせたところ、腸に穴が開いており、そのせいで具合が悪かったようです。
手術をすることも体力的に困難という状況で入院しました。
今は意識がはっきりしているようですが、今後はモルヒネなどを使用すれば会話も難しくなることが予想されます。いつ、最悪の日が訪れるか分からないのが実情です。
僕も今夜は夜勤のため、明日夜勤明けで病院で先生から話を聞いてくる予定です。
親父は先生から説明を受けているのでもう少し詳しく話せると思います」
追伸で義兄の携帯電話番号あり。架電
「最悪は二日三日、もって来月と言われた」
緊急で退社すべく段取り、各人にメール配布 3時に事務所を出て、帰宅。自宅に戻る前に給油。多分、長い距離を走るだろうから。姉たちと妻を乗せて病院に急行。
姉は、前と違い、痩せて病人らしくなっていた。酸素吸入していたが会話は出来た。もっとも入れ歯がないからおかしかったが。
病室を抜けて義兄と密談・・・今まで無かったことだが
「歩くことが出来なくなった。タクシーを呼んだが、階段が下りられないので救急車に切り替えて病院に来た。
腸に穴が開いており、僅かだが出血。量が少量で出血場所が分からない。二度手術しているので、再手術するには命の保証が出来ない。
治療は薬しかない。新薬投入もお願いしたが、心臓の負担が大きいようだ。」
甥も夜勤に行っているようだし、当分大丈夫でしょうと良い方向に考えて帰宅。
18:23 次長には「あと二日か三日と言われたが、大丈夫ですので、明日は出勤します」とメールを入れた。
火曜日、13日。朝6:46 着信のお知らせ ソフトバンク、自宅の中だと電話が繋がらない。
7時になり、なにげに携帯を覗くとメッセージあり。誰の電話?あ、義兄!早速庭に出てかけ直す
「6時に意識が遠くなり昏睡状態になった」
長姉に電話し、7:45 急遽病院に向かうが、途中、事務所により段取り。