このオートバイはハイスピードツーリングには向いて無い。力はあるが、ライダーは風と真っ向勝負となる。そこで、後から付けたのは小さな純正のビキニカウル、風力緩和策に加えて、今回、雨対策にも有効であることが確認出来た。また、レバーに付けた防寒対策のカバー、指に当たる風を少なくする、と言うことは雨の防水対策にも役立った。
スピードは出る、と思う。何しろ140psもあるのだから。だがフレームは決して強くないから、無理はしない方がよいだろう。
コーナリングは怖い。そして重い。 シャフト独特の癖はワンテンポのタイミングをずらす。そう、駆動から、エンブレまでの空転時間が長く感じる。中低速、特に燃調を濃くしたから、力がありすぎて、すぐにリヤタイヤをズリズリいじめる。
高速ではハヤブサなどの超高速移動体が、山道では軽いスーパースポーツが、長距離ツーリングならT-MAXが、見た目というか見栄ではGWが、
でも、個性では負けないね。国産車(逆輸入車)だから故障も少ないし? あれ、少ないよね。
欠点はね、この児が騒ぐんだよ、置いてきぼりにされるからと。