公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

安倍さんに見出されたあと、安倍のブレーンと報じられた保守系弁護士などと接点をもつようになってから『右翼スイッチ』が入りました。

2022-12-02 19:32:47 | 山口敬之関連事件


性暴力被害を訴えたジャーナリストに対する中傷ツイート投稿に関連して、東京高裁から名誉毀損判決が下っている杉田水脈(みお)総務政務官。「女性は嘘をつく」発言や、性的マイノリティに対する差別発言でもたびたび問題視されている。11月30日、予算委員会での立憲・塩村あやか議員の質問に対し、杉田政務官はかみあわない「答弁」を堂々と展開。あらためて驚かされた。16日の参議院特別委員会での杉田政務官の「答弁」も、異様だった。この日、質問に立った立憲・小西洋之議員は、こう問いかけた。

「問題の発言について。『彼ら彼女らは子どもをつくらない。つまり生産性がないのです』というこの言葉について、撤回、あるいは修正するお考えはありますか」

杉田議員はこれまで繰り返し「子どもをつくらない=生産性がない」と発言、物議を醸している。それを問われ、

「配慮を欠いた発言をしたことを真摯に反省し、理解を深め、差別のない暮らしやすい社会の実現のためにこれまでも努力をしてまいりました。今後とも、そういった努力をもっておこたえしていきたい」

と「返答」、小西議員が問うた「撤回、修正の考え」についてまったくかみ合わない「お気持ち」を表明した。これに筆頭理事の立憲・石川大我議員が抗議。小西議員が再度同じ質問をするも「今後とも差別のない社会を」と繰り返し、「撤回、修正」を頑なに拒否。この委員会のようすがSNSでも紹介され、杉田議員の答弁の「異様さ」が話題になったのだ。石川大我氏が怒りを露わにこう言う。

「委員会では、筆頭理事として質問にきちんと答えるよう何度も要求しました。が、古川(俊治)委員長は杉田議員を庇うように要求を退け、結局最後まで質問には答えないままでした。シンプルな質問に対し、表情も変えず一切答えないようすは異様でした。あんな人を食ったような答弁はありません。

子どもを作らない者は生産性がない、これは、多くの人を傷つける発言です。世界中が生き方、生活様式の多様性を認めようとしている今、こんな差別的な考え方をもった人が政府の一員というのは、許されないことだと思います」

だれが「杉田水脈」を作ったのか
杉田氏は、鳥取大学農学部林学科卒業後、積水ハウスに入社。西宮市役所職員を経て、みんなの党、日本維新の会、次世代の党、日本のこころを大切にする党と、政党を渡り歩いている。初当選は日本維新の会から兵庫6区に出馬した2012年12月総選挙。選挙区では落選、比例近畿ブロックでの復活当選だった。その後、2014年12月、次世代の党公認で出馬し、最下位で落選。2017年に自民党から出馬した。自民の長老議員はこう話す。

「所属する党を変えながらも落選中の杉田水脈をスカウトしたのは安倍晋三元首相です。ゴリゴリの自民党支持保守人脈によって繋がったようです。西宮市職員時代の杉田に目立った政治思想はなく、保守系の候補者のひとりに過ぎなかった。どちらかといえば控えめな女性だったともききます。ところが、安倍さんに見出されたあと、安倍のブレーンと報じられた保守系弁護士などと接点をもつようになってから『右翼スイッチ』が入りました。ある時期からバイアスがかかった保守的な発言をするようになったんです。議場にいる杉田は、まるで何かにとりつかれたような形相で、正直、異様としか言いようがない」

2017年は自民党の比例中国ブロックで出馬、中国地方の自民党が獲得した票によって議席を得ている。この議員が続けて言う。

「有権者が投票用紙に『杉田水脈』と書くことはほとんどないでしょう。彼女のあのような主張では、有権者の共感を得られず小選挙では到底勝てない。だから、自民党の比例得票によって議席が配分される道を選ばざるをえない。

極端に右翼的な発言をする政治家。その役割を果たすことで、杉田は議員バッジが保障されている。小選挙区には出馬せず、比例のみで議員を続けているのはこのためです。差別的な発言を繰り返していては、一般国民からは顰蹙を買うばかりですが、一部支持団体にとっては重宝する存在です」


選挙区では一度も当選したことがなく、比例で3回当選という代議士、杉田水脈。統一教会の例を見るまでもなく、政策より選挙という「政治屋」にとって、支持団体の顔色が「いちばん大事」なのは言うまでもない。

「国会議員というのは、多かれ少なかれ杉田のような後援団体票に縛られ、密接な関係をもっている。自民党に限らず、公明党は創価学会が支持母体ですし、立憲民主党や国民民主党は労組が後ろ盾となっている。共産党だって、独自の組織を作りあげてきた。支持母体のご機嫌を損なえば、議員生命は尽きるのです」

深いため息をつきながら長老議員はこう言った。杉田氏の背景にはもやっとした組織の輪郭が見えるものの、その「正体」は明らかではない。あるいはここに、自民党政治のタブーが隠されているのかもしれない。

「だから『気持ち悪い』んです。個人に対する誹謗中傷ではなく、政治家としての杉田の存在が。選挙のとき、いわゆる無党派層が非自民票として動いたら、自民党の組織票など簡単に吹っ飛んでしまう。杉田は、そんな自民党組織票をがっしりと守るために組み込まれた議員なんです」

「聞く力」を標榜し、問われても語らずが岸田文雄政権の政治姿勢だが、それを補完するのが杉田氏の存在なのだろうか。野党からは再三「辞任要求」が出されている。が、30日、岸田首相はあらためて更迭を否定した。重度障害を持つれいわ新選組の天畠大輔議員は16日、杉田総務政務官への質疑をこう締めくくった。

「人の価値を生産性で評価する発言の根底には、『やまゆり園事件』を起こした植松聖死刑囚の考えと同じものを感じる」

障害のある人、性的マイノリティだけでなく、子どもをもたない人、そして女性。多くの国民に対し差別発言を繰り返す国会議員を重宝して使う支持団体と、それに依存する自民党。そこに、われわれ国民ひとりひとりを「人として」見る視線は感じられない。

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杉田水脈は政務官でありながら、自分の所管する仕事の内容をまったく把握していないし、過去の発言のひどさは言うまでもなし。こんな人物、よく内閣の一員として選んだねぇ

2022-11-30 19:55:01 | 山口敬之関連事件
今日の杉田水脈 ガチでやばい



@naoyasano8695

平塚競輪の元キャンペーンガール・塩村あやか がかなり突っ込んだ話を突きつけていたので面白かった。杉田水脈は政務官でありながら、自分の所管する仕事の内容をまったく把握していないし、過去の発言のひどさは言うまでもなし。こんな人物、よく内閣の一員として選んだねぇ、と驚くほかない。

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【杉田水脈のなでしこリポート(8)】「保育園落ちた、日本死ね」論争は前提が間違っています 日本を貶めたい勢力の真の狙いとは… 2016/7/4 13:00 産経新聞

2022-11-30 11:59:46 | 山口敬之関連事件


少し前ですが、「保育園落ちた、日本死ね。」というタイトルのブログが話題になりました。

 内容を見ると「なんなんだよ日本。一億総活躍社会じゃねーのかよ。昨日見事に保育園落ちたわ。どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか」「子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ? 何が少子化だよクソ。子供産んだはいいけど希望通りに保育園に預けるのほぼ無理だからって言ってて子供産むやつなんかいねーよ」と、子育て中の母親が口にしたとはにわかに信じがたい言葉が並んでします。

 国会質疑でも取り上げられましたが、自治体で児童福祉に取り組んでいた立場からすると、この論争は前提条件が間違っていると言わざるを得ません。

 このブログを書いた母親やそれに同情を寄せる人々は「保育所」は「誰もが利用できるのが当たり前」のサービスであり、「利用する権利がある」と思っているように思われます。

 しかし、それは大きな間違いです。保育事業は「福祉施策」です。そもそも「福祉」とは何か? 私が尊敬する一般財団法人児童健全育成推進財団の鈴木一光理事長は次のようにおっしゃっています。

 「『福祉』とは『ふ』つうの 『く』らしで 『し』あわせに』という意味です」

 従って福祉施策とは、自力で普通の暮らしを営むことができない人に対して、税金を使って支援することを言います。障害者福祉、低所得者福祉、高齢者福祉、児童福祉-。そう考えるとしっくりくると思います。みなさんが収めた税金を使って支援することにはちゃんと理由があるのです。

 保育事業は「本来ならば家庭で保護者が子育てをする」という大前提の上で、何らかの理由で子供を保育することができない家庭を支援する施策です。片親であったり、病気やけがで育児ができない状態であったり、どうしても働かなければいけない理由がある家庭を税金を使って支援するものです。

 かつて児童福祉法には「保育所は保育に欠ける児童を対象にする」と書かれていました。(現在は児童福祉法改正により「保育を必要とする」という文言に代わっています。)

ですから、保育所に入るには入所基準があり、それぞれの家庭の状況に応じて点数化されるわけです。例えば、両親がそろっている家庭よりも片親の方が点数が高い。短時間のパート勤務よりも長時間勤務する正社員の方が点数が高い。高所得者は点数が低いですし、祖父母と同居していたり、近くに住んでいたりする場合も点数が低くなるわけです。

こうした公平な選考により、入所できる児童が決まります。(多くの自治体は入所選考基準を公開しています。参考:大阪市の認可保育所 入所選考基準点計算表http://yodokikaku.sakura.ne.jp/?p=1032)

 ですから「保育園落ちた」ということは「あなたよりも必要度の高い人がいた」というだけのこと。言い換えれば「あなたは必要度が低いので自分で何とかしなさい」ということなのです。

 たぶん、このブログに書かれている保育園とは「認可保育所」のことかと察します。保育所には認可保育所のほかに、無認可(認可外)保育所もありますし、待機児童が問題となっている大都市には「認証保育園」なる制度も登場しています。また、民間のベビーシッターも多く存在します。

 自分で何とかできる部分は自分でやらないことには社会は成り立ちません。何でも税金におんぶと抱っこでは、日本は潰れてしまいます。「自助・共助・公助」の順番を間違えてはならないのです。

 さて、この問題が起きた直後に山田宏前衆議院議員が「生んだのはあなたでしょう、親の責任でしょ、と言いたい」と発言しました。私はもっともな発言だと思ったのですが、日本中で大バッシングを受けてしまいました。

また、対談本でご一緒したノンフィクション作家の河添恵子さんが、討論番組「朝まで生テレビ」の女性討論に出演された際、「子育ては母親がするのが一番」と発言して、他の出演者から集中攻撃を浴びました。

 一昔前だったら当たり前の発言が、大勢から非難される。つまり私たちが長年培ってきた価値観が急速に壊されているのです。

 私は昨年から何度も国連本部に足を運び、そこで行われていることを自分の目でつぶさに見てきました。日本国内の「日本を貶めたい人々」が、中国をはじめとする海外勢力と手を取り合って活動をしているのが国連委員会の実態であることに気が付いたのです。

 彼らは数十年にわたり、国連を舞台に活動していました。その結果が近年、すごいスピードで表面化してきているのです。


 日本人の女性弁護士が委員長を務める国連女子差別撤廃委員会が、日本に関してまとめた最終見解案に「皇位継承権が男系男子の皇族だけにあるのは女性への差別だ」として皇室典範改正を求める勧告を盛り込んでいたというニュースはみなさんの記憶に新しいと思います。日本政府の抗議を受け、最終見解から皇室典範に関する記述は消えたとはいえ、日本を貶めたい勢力がどれほど国連の場で暗躍しているかお分かりいただけたと思います。

彼らの目的は一体何なのでしょうか?

 前述の「朝まで生テレビ」において、多くの女性論客は「保育所を義務化すべきだ」と主張しました。残念ながらこの主張は多くの日本人女性に支持されています。その背後に潜む大きな危険に誰も気づいていないからです。

 子供を家庭から引き離し、保育所などの施設で洗脳教育をする。旧ソ連が共産主義体制の中で取り組み、失敗したモデルを21世紀の日本で実践しようとしているわけです。

 労働組合に牛耳られたごく一部の特殊な学童保育所などでそういった保育が行われていることを公務員時代に目の当たりにして問題意識を強く持っていましたが、それが数年でここまで一般的な思想に変わってしまうとは本当に驚きです。

 旧ソ連崩壊後、弱体化したと思われていたコミンテルンは息を吹き返しつつあります。その活動の温床になっているのが日本であり、彼らの一番のターゲットが日本なのです。

 これまでも、夫婦別姓、ジェンダーフリー、LGBT支援-などの考えを広め、日本の一番コアな部分である「家族」を崩壊させようと仕掛けてきました。今回の保育所問題もその一環ではないでしょうか。


 7月10日には参議院選挙の投票日を迎えます。世論操作により、日本を貶めたい勢力により、国民がおかしな方向に導かれようとしている今こそ良識ある政治家の活躍が期待されています。


■杉田水脈(すぎた・みお) 昭和42年4月生まれ。鳥取大農学部林学科卒。西宮市職員などを経て、平成24年に日本維新の会公認で衆院選に出馬し、初当選。平成26年に落選後は、民間国際NGOの一員として国際社会での日本の汚名をそそぐために活動を続けている。好きな言葉は「過去と人は変えられない。自分と未来は変えられる」。

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杉田水脈政務官 差別容認議員、なぜ起用|中国新聞デジタル 2022/8/23

2022-11-30 11:44:38 | 山口敬之関連事件


性的少数者(LGBT)への差別や偏見をあおる投稿や、性犯罪被害を訴える女性を「うそつき」呼ばわりする発言をしてきた自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(比例中国)が、先日の内閣改造で総務政務官に起用された。

 社会人としての資質さえ疑われる人をなぜ、内閣の一員にする必要があったのか。岸田文雄首相の掲げる「多様性を尊重する社会」にも逆行している。

 疑問や批判の声が上がるのも当然だろう。岸田政権は差別発言を容認している、との印象を国内外に与えかねない。深刻に受け止める必要がある。

 性的少数者差別の寄稿は2018年、月刊誌に掲載された。「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるのか。彼ら彼女らは子どもをつくらない、つまり『生産性』がない」と持論を展開した。

 性的指向や性自認にかかわらず、誰もが人間として尊重されなければならない。それを否定するのは、ヘイトスピーチ(憎悪表現)と変わらない。

 20年には、性暴力被害に関する党の会議で「女性はいくらでもうそをつけますから」と述べた。謝罪と議員辞職を求める署名集めがインターネットで広がり、短期間で10万筆を超えた。強い批判の表れだろう。

 同年の衆院本会議では、夫婦別姓を選べず悩む男女の例を紹介した野党の質問に「だったら結婚しなくていい」とやじを飛ばした。

 いずれも、国民の「選良」としてふさわしい言動とは到底言えない。さらに問題なのは、本人に差別意識や反省が乏しいことだ。先週の総務政務官の就任会見でも「過去に多様性を否定したことも、性的マイノリティーの方々を差別したこともない」と白々しくも言い切った。

 自民党の甘い処分が増長させているのではないか。「生産性なし」寄稿の際、当時の二階俊博幹事長は「人それぞれ政治的な立場、いろんな人生観がある」と事実上の不問に。「うそつき」問題でも、発言の5日後にようやく、下村博文政調会長が口頭注意しただけだった。政府や党の見解とは食い違う発言にもかかわらず、なぜ厳しい処分は下さなかったのだろう。

 安倍晋三元首相との近さが指摘されている。中国比例ブロックで厚遇されたのも、それが理由だろう。もともと日本維新の会や次世代の党の所属で、その時から「女性差別は日本には存在しない」「男女平等は、絶対に実現し得ない、反道徳の妄想だ」などと主張していた。


 内閣のメンバーで資質が疑われるのは杉田氏だけではない。文部科学副大臣に起用された簗和生(やな・かずお)衆院議員は昨年、自民党の会合で性的少数者に関し「生物学上、種の保存に背く。生物学の根幹にあらがう」旨の発言をした。多様性尊重の政権目標が薄っぺらに見える人事だ。

 日本政府は、性的少数者への差別を法律で禁じるよう国連から14年にも勧告された。しかし進んではいない。欧州連合(EU)全加盟国や米国の多くの州で、性的少数者への差別禁止法が制定されているのに比べ、対応の遅れが際立っている。

 もはや、差別容認発言をした議員個人の問題ではなくなっている。問われているのは、岸田首相の見識や任命責任だ。今すぐやめさせるべきである。

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#杉田水脈議員を国会議員から葬り去ろう

2022-11-20 06:42:38 | 山口敬之関連事件

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長尾敬、杉田水脈、千葉麗子、花田紀凱、門田隆将、加藤清隆、はすみとしこ が揃って出演し、伊藤詩織さんを誹謗中傷しまくった、「日本の病巣を斬る!」というネット番組は今や『伝説』。

2022-11-15 02:06:42 | 山口敬之関連事件
伊藤詩織さん裁判 はすみとしことウヨ医者が控訴したら賠償額増やされるという英断



naoya sano

長尾敬、杉田水脈、千葉麗子、花田紀凱、門田隆将、加藤清隆、はすみとしこ が揃って出演し、伊藤詩織さんを誹謗中傷しまくった、「日本の病巣を斬る!」というネット番組は今や『伝説』。また、この番組には出演していないが、Hanadaにたびたび中傷記事を提供した小川榮太郎の存在も忘れてはならない。

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今思うと「すげぇ豪華メンバー」が集結して伊藤詩織さんを嘲笑していたんだねぇ

2022-11-11 10:24:10 | 山口敬之関連事件
左から、長尾敬、杉田水脈、千葉麗子、花田紀凱、門田隆将、加藤清隆、はすみとしこ

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伊藤詩織さん、はすみとしこ らを提訴(2020年6/8(月) 14:00配信 ハフポスト日本版)

2022-11-11 01:18:56 | 山口敬之関連事件
左から、はすみとしこ、杉田水脈、千葉麗子



関連記事:山口敬之の「行為」を全面肯定した杉田水脈:「枕営業で失敗した」などとほざいた




ジャーナリストの伊藤詩織さんは6月8日、Twitterに投稿されたイラストなどが名誉毀損に当たるとして、漫画家のはすみとしこさんら3人に計770万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。

訴状によると、はすみさんは2017年6月~2019年12月、元TBS記者の山口敬之さんから性行為を強要されたと訴えていた伊藤さんを「枕営業」などと揶揄したり、被害経験などを綴った著書『BLACK BOX』について「デッチあげ」と侮辱したりする内容のイラスト作品など、5本の画像やテキストをTwitterに投稿。伊藤さんの名誉を傷つけたとして、慰謝料など550万円と投稿の削除、謝罪の掲出を求めている。

また、はすみさんとともに訴えた都内在住の医師ら2人に対しては、はすみさんの投稿をリツイートすることで伊藤さんの名誉を傷つけたとして、「リツイートの行為主体としての責任を負うべき」だと指摘。それぞれ慰謝料など110万円と投稿の削除を求めている。

はすみさん「風刺画はフィクション」

元TBS記者の山口敬之さんからの性暴力被害を訴えていた伊藤さんは、2019年12月に東京地裁で開かれた民事裁判で勝訴した。山口さんは控訴している。

判決後の記者会見で、自身への中傷やセカンドレイプについて「法的措置を考えている」と明言。「性暴力サバイバーに向かうネガティブな声をウェブに残してしまうこと自体が、いろんな人を沈黙させてしまう理由になる」と理由を説明していた。

一方、はすみさんは一連のイラストについて、自身のTwitterやYouTubeなどで「風刺画はフィクション」「伊藤さんとは無関係」と主張している。

判決があった2019年12月には、「『山ロ(ヤマロ)沙織~オシリちゃんシリーズ(計5作品)』の風刺画はフィクションであり、実際の人物や団体とは関係がありません」として、イラストなどの投稿を削除する意思がないことをTwitterで表明していた。(この投稿も伊藤さんは今回の提訴で削除を要求している)

訴状では、イラストの女性の顔立ちや髪型が伊藤さんに酷似していると指摘。女性が手にしている本の装丁や「CLAP BOX」というタイトルが伊藤さんの著書を連想させるなどとして、「(イラストの)女性と伊藤さんを同定することは容易に可能」と主張している。


SNSでの中傷、過去の裁判は?

SNSでの誹謗中傷をめぐっては、人気リアリティーショー「テラスハウス」に出演していたプロレスラーの木村花さんの死を受けて関心が高まっている。

ネットの中傷に詳しい清水陽平弁護士は、過去のハフポスト日本版の取材に対して「社会的に見て許容範囲を超えるといえるか否か」が民事訴訟のポイントになると指摘している。行為の反復性や、言葉の悪質性なども考慮されるという。

過去には、橋下徹・元大阪府知事が、虚偽の内容で自身を誹謗中傷する投稿をリツイートした男性ジャーナリストを相手どり提訴。

男性ジャーナリストは提訴前にリツイートを削除していたが、裁判では「何のコメントも付けずにリツイートすることは、その内容に賛同する意思も併せて示されていると理解できる」として慰謝料の支払いを命じた。男性ジャーナリストは現在控訴して裁判は継続中。

2020年1月には、俳優の春名風花さんが両親を侮辱する内容の投稿をした人物を相手どり、損害賠償を求めて、横浜地裁に訴訟を提起している。

これまでの経緯

2015年4月3日 伊藤詩織さんと元TBS記者・山口敬之さんが恵比寿で食事後、港区内のホテルへ行く

2015年4月30日 警視庁高輪署が準強姦容疑(当時)で告訴状を受理

2016年7月22日 東京地検が嫌疑不十分で不起訴決定

2017年5月18日 「週刊新潮」で記事化

2017年5月29日 伊藤さんが検察審査会に不服申し立て。同日、司法記者クラブで「詩織」の実名で記者会見

2017年9月22日 検察審査会は「不起訴を覆すだけの理由がない」として「不起訴相当」と議決

2017年9月28日 「望まない性行為で精神的苦痛を受けた」として、伊藤さんが山口さんを相手に1100万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こす

2017年10月18日 伊藤さんが著書「Black Box」を出版

2017年10月24日 伊藤さんが日本外国特派員協会で会見

2019年2月 山口さんが伊藤さんを相手に慰謝料1億3000万円と謝罪広告の掲載を求めて反訴

2019年7月8日 口頭弁論(伊藤さん、山口さんが出廷)

2019年10月7日 結審

2019年12月18日 判決言い渡し。東京地裁の鈴木昭洋裁判長は山口さんに慰謝料など約330万円の支払いを命じ、山口さん側の請求は棄却した。同日、山口さんが記者会見し、控訴する意向を表明した。

2020年1月6日 山口さんが東京地裁の判決を不服として控訴


中村 かさね (Kasane Nakamura)



花田紀凱、はすみとしこ、杉田水脈、千葉麗子らは、「首を洗って待ってた」ほうがいいね。


関連記事:山口敬之と雑誌ぐるみで伊藤詩織さんを攻撃していた「月刊Hanada」と小川榮太郎の記事を「絵解き」でご覧下さい  → BUZZAP!(バザップ!) 2019年12月18日12:31




雑誌やSNS、動画配信サイトなどを使って幾度となく繰り返された攻撃に、法的措置が講じられることになりました。詳細は以下から。

先ほど行われた伊藤詩織さんの記者会見によると、はすみとしこさんのイラストや、月刊Hanadaなどで行われたセカンドレイプ的な言説に対して法的措置を検討しているそうです。

記者:
(性被害を)カミングアウトされてからセカンドレイプ的な言説が大変多かったと思います。例えばはすみとしこさんとか、あるいは月刊Hanadaとかは、本当に確信的なセカンドレイプを行っていました。もし東京高裁で勝訴した場合、そういうセカンドレイプ的な表現をしてきた人たちを訴える可能性はありますでしょうか。

伊藤さん:
はい。これはどんな結果になろうと今一度民事でのピリオドが打てましたので、次にはこういった方々からの攻撃についての法的措置を考えています。というのもやはり、そういった措置を行わなければどんどん続いてしまう。

一番やはり心苦しいのは、そういった私に対するコメントを見て他のサバイバーの方も「やっぱり自分が話したら同じように攻撃されるんじゃないか」という(思いを抱かせてしまう)。そういった性暴力サバイバーに向かう本当にネガディブな声をウェブに残してしまうんじゃないかということ自体がいろいろな人たちを沈黙させてしまう理由になると思っているので、法的措置を執りたいと考えています。

記者の質問で名前が挙がった月刊Hanada。先日もお伝えしたとおり、伊藤詩織さんを雑誌ぐるみで攻撃していました。


編集長自らが山口氏を「"伊藤詩織問題"。”被害者”はどちらだと思いますか?」と題した公式動画に出演させています。

また、はすみとしこさんは伊藤詩織さんを強く侮辱するイラストをアップし、BBCで報じられた伊藤さんの泣き顔に「枕営業失敗した時の詩織ちゃん?」とコメントするなど、むせ返るような悪意をぶつけた人物。

YouTubeの番組で「#MeToo はモテない女性のひがみ」などとしたイラストを見せるはすみさん。盟友の杉田水脈議員、千葉麗子さんと笑顔で語り合っています。なお、別の回では伊藤さんをひどく攻撃するイラストがお披露目され、同じように"笑いのタネ"にされていました。

ちなみに杉田議員は削除されたこちらのツイートをはじめ、各所で伊藤詩織さんを叩いていました。性暴力被害を訴える人物を国会議員があざ笑い、中傷していたわけです。

まるで伊藤さんが自分から誘ったかのように決めつけ、「恥ずかしい」「情けない」などと非難する杉田議員。性暴力被害者が訴え出ることができない現状を体現するかのような言説です。(※国会議員の発言であるため、公益性を鑑み掲載しています)




なお、「伊藤詩織さんの民事裁判を支える会」公式ページでは支援を受け付けています。

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女性にとって、山口敬之は鬼畜であり人間ではない!(トカナ:2017.05.10)

2022-11-11 01:14:45 | 山口敬之関連事件
安倍政権御用達レイパー・山口敬之 画像は「AbemaTV公式 YouTube」より引用



なのに、「奥様層」が中心視聴者である、ワイドショーに頻繁に出ていた山口敬之。

そもそも、面構えそのものが奥様向けとはいえないのに、一時期出まくれていたのは、ひとえに、安倍晋三からの覚えがいいからだ。

しかし、仮に今、山口を起用する、なんてことになれば、その番組は即刻潰れるよ。

さすれば、こんな役に立たないオッサンはいらない、と安倍も使い捨てるだろう。

ならば、「過去の過ちを認めます」と、せめて懺悔ぐらいしたらどうなのか。




またしても、「週刊新潮」によるスクープが安倍に向けてブチ込まれた。安倍政権のスーパーヨイショ御用記者である元TBS社員山口敬之が、2013年、海外でジャーナリスト活動を展開する27歳女性(事件当時大学生)をレイプした疑惑で「準強姦」の逮捕状が発付され、あわや逮捕寸前という時に急展開、“逮捕取りやめ”が警視庁幹部の判断により下されたという記事である。

1つ、山口氏は安倍政権の中心にいる御用ジャーナリスト(自民党の広告塔)で、当時TBSのワシントン局長を務める権力者であった。それゆえ、本来逮捕されるべきものが取り消された可能性があるということ。いわゆる揉み消し疑惑である。

2つ、被害女性によると、山口氏は女性の酒に薬を仕込み、寝ている女性をコンドームも装着せず、乳首から血が滲むほど乱暴にレイプしたという凶暴さ。(新潮の記事には、この点に関する山口氏の“驚くべき言い訳”も掲載されているのでぜひ読んでみてほしい)

3つ、安倍政権は、山口氏の犯罪事実を知りつつ、今だ重宝し続けている可能性。そしてレイプ揉み消しに一役買っている疑惑である。

 さて、新潮の記事では最後に「被害女性の主張がふんぞり返った権力を揺らすだろうか」と結んでいるが、ここでもうひとつ、トカナ編集部が仕入れた重要な情報を付け足しておこう。編集部は、山口氏の逮捕揉み消しについては昨年から情報をキャッチしていたのだが、そこには新潮に書かれていない驚くべき“別の女性との追加不倫情報”があったのだ。以下、事情通の話である。

「山口氏は、レイプ事件のほかにも局内で問題行動を起こしており、それも原因のひとつとしてTBSを退社したといわれています。それは、TBS局員Aさんとの不倫です。しかも、山口氏は離婚を偽装し、独身を装ってAさんに接近。これを信じたAさんは山口氏とK市で同棲し、事実婚状態となっていました。戸籍謄本まで偽造して信じ込ませたという噂もありますら、タチが悪い」(事情通)

「その間にAさんは二度も妊娠した可能性があるといわれています。しかし、後に山口氏がいまだ現在の妻との婚姻関係を続けていることを知り、別れるに至ったとか。昼ドラを凌ぐ泥沼不倫を経て退社したというわけです」(同)


「裏切られたAさんの怒りは凄まじかったと聞いています。彼女その怒りがどこへ向かったかというと、なんとTBSドラマ。そのドラマの内容がAさんの恋愛そのものであることに気づいた当時のスタッフは、山口氏及び上層部からお咎めはないかとヒヤヒヤしていたそうですよ。なにせ公共の電波を使ってリベンジポルノをしているようなものですからね…。とはいえ、山口氏の撒いた種ですし『もっとやってやれ』と思っていたスタッフは多かったんじゃないですか」(同)

 あの森友問題でも擁護を貫いた山口氏という“忠実な犬”をとことんかわいがる安倍政権。自分に都合の悪い者は冷徹に切り捨て、犯罪疑惑をもつ男でも“ポチ”であれば重宝し続けるその判断が正義を支柱としたものではないことは明らかだ。自身の面子を保つためならとことん不正義を貫く……それが日本のトップの判断であり、「モンスターレイプ記者犬」の誕生の一助となった可能性は否めない。

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はすみとしこ は「最新の注意」を払え!

2022-11-11 01:14:11 | 山口敬之関連事件
関連記事:自殺示唆?挑発! → 漢字間違えてるけど、はすみとしこ → X:最新 〇:細心


裁判やる前からこんな態度取ってたら、裁判官の心証を害するだけだよ。

というか、まさか、自分が訴えられるとは思ってもみなかったので、頭がパニくってるのかもしれんね。

「最新の注意」を払ったほうがいいぞ。




なぜか自分が誹謗中傷を受けた被害者であると勘違いしているようです。大丈夫でしょうか?詳細は以下から。

官邸御用ジャーナリストだった山口敬之による「昏睡レイプ事件」の被害にあった伊藤詩織さんが6月8日、彼女を誹謗中傷するイラストを作成・公開した、レイシスト漫画家として世に知られるはすみとしこら3人を名誉棄損で提訴しました。

訴訟ははすみとしこに「枕営業大失敗」などとツイッターに虚偽の内容のイラストなどを投稿され名誉を傷つけられたとして、慰謝料など計770万円の支払いと謝罪広告、投稿削除などを求めたもの。

すでに「昏睡レイプ事件」に関する民事訴訟では、山口敬之の性暴力被害が認定されて330万円の支払いが命じられており、「枕営業大失敗」が事実無根の誹謗中傷であることは明白になっています。

はすみとしこは「「山ロ(ヤマロ)沙織〜オシリちゃんシリーズ(計5作品)」の風刺画はフィクションであり、実際の人物や団体とは関係がありません。故に今回の地裁判決により作品を削除する意向は、当方にはございません。」と言い訳をしていますが、風刺画である以上フィクションで無関係という主張は当然ながら全く成り立ちません。(編集部注:セカンドレイプ防止のため、イラスト部分はカットしてあります)






はすみとしこは提訴を受け、自身が攻撃を受けているとして批判者らを「ミイラ取りがミイラになる」と揶揄。





加えて「伊藤詩織さんへ。550万円欲しかったら、私が木村花さんの様にならないよう、最新の注意を払った方がいいんでねぇの?」とツイート。自殺したプロレスラーの木村花さんの名前を持ち出して自殺をほのめかし、誹謗中傷を受けた被害者であるかのようにふるまっています。





まるで自分が無実の罪で貶められているかのような言い分ですが、もともと伊藤詩織さんを誹謗中傷する「風刺画」としたイラストを公開したのははすみとしこであり、単なる逆ギレでしかありません。

加えて、提訴を受けてから敢えて自身のツイッターのヘッダーを提訴理由であるイラストに差し替えるなど、全く反省の色がないどころか挑発を行う始末(編集部注:セカンドレイプ防止のため、イラスト部分はカットしてあります)。よほど敗訴したいのでしょうか。






なお、はすみとしこは5月28にちには木村花さんの自殺について「自殺してしまった者は負け犬である」と発言しています。





このツイートの内容を加味すると、今回の「私が木村花さんみたいにならないように注意しろ」とするツイートは彼女の言葉で言えばほぼ「負け犬宣言」の捨て台詞となりますが、本人がそこまで理解できているか定かではありません。





◆このイラストに大はしゃぎした現役自民党議員2人の存在

なお本件は、はすみとしこという木っ端漫画家ひとりの問題では済みません。「日本の病巣を斬る!」というネット番組では現役の自民党の国会議員である長尾たかし議員、杉田水脈議員らがこのイラストを見て大盛り上がりしている様子が見て取れます。






これに加え、伊藤詩織さんを雑誌ぐるみで攻撃しており、こちらも法的措置対象と言われている「月刊hanada」の花田紀凱編集長の姿もあります。





また映画「Fukushima 50」の原作者でもあるジャーナリストの門田隆将、自称保守界隈の論客である加藤清隆、またはすみとしこや杉田水脈と親しい間柄だったことで知られる元タレントの千葉麗子の姿も見えます。(編集部注:セカンドレイプ防止のため、イラスト部分はカットしてあります)





高市総務相は木村花さんの自殺を受けてネット上の発信者の特定を容易にし、悪意のある投稿を抑止するため制度改正を検討する意向を示していましたが、同じ自民党の現役議員が2人も立ち会って一緒に大はしゃぎしていたことは大きな問題になりそうです。

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はすみとしこ に賠償命令 ツイッター投稿で伊藤詩織さんへの名誉毀損認める 東京高裁

2022-11-10 23:08:22 | 山口敬之関連事件
左から、はすみとしこ、杉田水脈、千葉麗子





性暴力被害を中傷するイラストなどをツイッターに投稿され名誉を傷つけられたとして、ジャーナリスト伊藤詩織さん(33)が漫画家はすみとしこさんらに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(岩井伸晃裁判長)は10日、昨年11月の一審東京地裁判決に続き、はすみさんらに賠償を命じた。

一審判決は、投稿の大半に名誉毀損の成立を認め、はすみさんに88万円、投稿をリツイート(転載)した男性2人に各11万円の支払いを命じた。はすみさんと男性1人が控訴していた。
 
一審判決によると、はすみさんは2017年6月~19年12月、伊藤さんとみられる女性を描いたイラストなど5件を投稿し「枕営業大失敗」などと記載した。
 はすみさん側は「風刺漫画としての意見や論評で名誉を毀損していない」と主張したが、一審は「社会通念上許容される限度を超えた侮蔑行為だ」などと退けた。リツイートも「自身の発言・意見と解するのが相当で、責任を負うべきだ」と判断した。(共同)

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杉田水脈の力の源泉は、権力者の寵愛。それを失っては成り立たない → いずれ「使い捨てられる運命」だということに気づけ!

2022-11-03 13:35:43 | 山口敬之関連事件
と、室井佑月は「同じ女性」として言いたいんだろ。





作家の室井佑月氏は、自民党の杉田水脈(みお)衆院議員へ、自身の役割を見直してほしいと語る。

*  *  *

 10月21日付の毎日新聞の、「『いいね』も名誉侵害」という記事によれば、「ツイッターで自身を中傷する投稿に『いいね』を押されて名誉感情を侵害されたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんが、自民党の衆院議員で総務政務官の杉田水脈氏に220万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、(中略)杉田議員に55万円の賠償を命じた」

 という。

 まず、はじめに一言。詩織さん、長いこと辛かったね、でもよくここまで頑張ったね。あたしはあなたを尊敬します。

 そして、杉田水脈さんにも、ぜひいいたいことがある。

 判決を受け、55万円を払ったらそれで終わりとするのではなく、じっくり自分がしたことについて考えて欲しい。

「元TBS記者の男性から2015年4月に性暴力を受けたと訴える伊藤さんに対し、ツイッター上で『枕営業の失敗』などとする複数の匿名投稿がなされた。杉田議員は18年6~7月、こうした投稿25件に『いいね』を押した」

 伊藤さんは元記者の男性から準強姦(ごうかん)被害を受けたとして警視庁へ被害届を提出したが、なぜか元記者の逮捕直前で捜査が止まった。

 それについては、この元記者の男性が安倍晋三元首相と昵懇(じっこん)で、当時、内閣情報官だった人間に、どうにかしてくれという趣旨のメールを元記者が送っていたとも報じられた。

 伊藤さんはそういう恐ろしいものと闘っていたのだ。

 対する杉田氏はといえば、自民党の比例代表選出。権力の中枢から可愛がられ、ここまでのしてきた女だ。

 そういう背景があるからだろう、杉田氏ははじめから権力側につき、伊藤さんをディスりだした。

 あたしはこれを、杉田氏が女だから、命じられた役だったように思う。安倍元首相が傷つかないよう盾になる。

 元記者が無実だと信じたというなら、代議士という立場上、それがはっきりとわかるまで黙っているべきだった。けど、そういう適切な態度は取れなかった。なにしろ、権力者の寵愛でここまでのしてきたという背景があるからだ。彼女の力の源泉は、権力者の寵愛。それを失っては彼女は成り立たない。

 私は今回の判決で、そのことについて杉田氏自身に考えて欲しいのだ。ほんとうにそれでいいのかと。

 杉田氏は数少ない女性の議員だ。ほぼ男ばかりのヒエラルキーの中、突如、組み込まれた女性である自分の役割がそれでいいのか。そこを考えれば、今回、伊藤さんが追い込まれた苦境もわかるはず。というか、杉田氏自身が組織の怖さをわかっての行動じゃなかったのか。

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。「しがみつく女」をまとめた「この国は、変われないの?」(新日本出版社)が発売中

※週刊朝日  2022年11月11日号

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杉田水脈上告

2022-11-02 17:27:03 | 山口敬之関連事件


ジャーナリストの伊藤詩織さんを中傷するツイートに「いいね」を繰り返したとして、自民党の杉田水脈議員に55万円の賠償を命じた東京高裁判決について、杉田議員側が判決を不服として最高裁に上告しました。

この裁判は、ジャーナリストの伊藤詩織さんを中傷するツイートに自民党の杉田水脈議員が「いいね」を繰り返したことで精神的苦痛を受けたとして、伊藤さんが杉田議員に220万円の損害賠償を求めていたものです。

これまでの裁判では、1審・東京地裁が今年3月、「いいね」を押す行為について「必ずしも好意的・肯定的な感情を示すものではない」とし、「礼賛」や「賛成」から、「悪くない」などの感情まで幅広く考えられるなどとして、伊藤さんの訴えを棄却。

しかし、2審・東京高裁は先月、杉田議員が過去に伊藤さんを、やゆする発言をしていたことなどを踏まえ、「加害の意図をもって『いいね』を押した」と認め、1審判決を変更し、杉田議員に55万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。

この2審判決を不服として、杉田議員側は2日までに、最高裁に上告しました。

伊藤さんは2審判決後、「『いいね』を押す前に相手が傷つく可能性を一度考えてほしい」と語っていました。

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賠償命令が出ました。受け止めを → 杉田水脈 総務政務官:係争中の案件ですので詳細は控えたいと思います。

2022-10-29 02:16:28 | 山口敬之関連事件
naoya sano 36:43 源馬謙太郎が杉田水脈を質す


20221026衆議院倫理選挙特別委員会(国会中継)

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#NoHeartNoSNSを答えられなかった杉田水脈が驚きの回答 → 「その質問は通告をいただいておりませんので」

2022-10-28 06:39:14 | 山口敬之関連事件


杉田水脈議員(55)が10月26日、総務大臣政務官就任後初めて国会で答弁した。しかし、その発言内容が物議を醸している。

今年8月、内閣改造によって政務官に就任した杉田政務官。いっぽうTwitterでジャーナリストの伊藤詩織氏を中傷する投稿に“いいね”していたため、現在伊藤氏から損害賠償を求められている。10月20日の控訴審では、東京高裁が「限度を超えた侮辱行為で不法行為に当たる」として杉田政務官に55万円の賠償を命じた。

そんななか26日の「政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会(倫選特)」で、立憲民主党の源馬謙太郎議員(49)は「(“いいね”したことで)伊藤さんがどういう気持ちを受けるか想像できなかったんですか」と尋ねた。ところが杉田政務官は「係争中でございますので、答弁を差し控えさせていただきたい」と返答。

そこで源馬議員は「#NoHeartNoSNSはご存じですか?」と質問した。この#NoHeartNoSNSは、総務省が取り組んでいるSNSの誹謗中傷対策キャンペーンだが、杉田政務官は「存じ上げません」と回答した。

そのため源馬議員が#NoHeartNoSNSの趣旨を説明し、「総務省が行っている取り組みですよ。政務官ですよね?」と指摘するも、「その質問は通告をいただいておりませんので」とコメント。すると場内では反発する声が上がり、会が中断する事態となった。

また杉田政務官は’16年8月に《統一教会の信者の方にご支援、ご協力いただくのは何の問題もない》とTwitterに投稿していたことも問題視されているため倫選特では、この投稿についても言及されることに。

しかし「支援を受けるのは、今でも問題ないと思っていらっしゃいますか」と源馬議員が尋ねたものの、杉田政務官は「見解の表明は差し控える」と返答。

続く質問に対しても、「私を支援してくださっている方々がどういう方々であるか、ということを調べることは難しいという意味で書かせていただいた内容であることをご理解いただきたいと思います」と投稿の意図を釈明した。すると源馬議員は思わず「そんなことは誰も読み取れないですね。論理が破綻しています」と呆れるように述べた。

「支援者がどういう人たちであるかを調べるのは難しい」という杉田政務官。いっぽう本誌が8月に取材した際、杉田政務官の担当者は「ちなみに御社は統一教会と関係はないんですか?」と切り出し、「『統一教会と関係のあるメディアからは取材を受けるな』と言われているので、こちらも安心して答えるわけにはいかないので。“関係ない”ということを証明していただかないと」と突き付けていたが――。

現在、ネットでは“知らぬ存ぜぬ”スタンスを貫く杉田政務官の答弁が「ひどすぎる」と物議を醸している。そしてTwitterでは、怒りの声がこう相次いでいる。

《杉田水脈の国会答弁があまりに酷く、ネット中継流すの止めました。政務官はもとより、議員の資格も資質もなし》

《政務官の資格なし、辞めさせるべき》

《総務政務官の資格なし。総務省の対策を知らないと言って憚らないとは》

《どう見ても杉田水脈は議員の資格や資質がない》

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