TOOL4より
平成23年1月4日
問題はS級の決勝戦で、50年以上競輪を観てますが、こんな結末は初めて。それは小野俊之の執念Vに非難ごうごう。以前、別府記念の決勝で任せると言ってた荒井崇博と本番で競り、大問題に。これとは違いますが、怒った熊本のファンは「あれは競輪道に反する行為、あんな選手が走ってる以上は競輪はもうやらない」はごもっとも。それは熊本の熱心なファンは、人間と人間の友情ラインの競走と信じて、勝敗に関係なく義理を通した選手を応援するし、拍手・声援を送ってるからです。その経過は小島雅章ー芦澤大輔を鐘前から抑えたのは川村晃司ー小野俊之ー佐々木昭彦。これを荻原尚人ー佐々木健司で叩き、その上を鈴木裕ー林雄一でカマシ、5番手をキープした川村が2角から捲りに行く展開。中途で脚使ってたからか、それともゴールまでを考えて川村が2センターで休み乍らの処を、行けずと判断したのか、それともこゝが勝負処と思った小野が内へ行き、4コーナーで軽く頭で当り、先に抜け出したまでは何の問題もないんですが、その後にやった行動は信じられないもの。何と人気の責任感で踏み直し伸びて来た川村にゴール前30メートルで頭を出して体ごと斜行し川村に当ったもの。もしあの行為がなかったら本命2人で決まってた事を考えたら、味方からやられた川村の怒り以上に、信じて車券を購入してたファンの失望は大きく、これで又ファンが減少するのは忍びない気がします。失格審議は4倍行ってないでセーフ。ガラ空きのインと川村が止まった外を小島と芦澤が伸びての2・3着で大穴。小野の執念地元Vを称えるべきですが、競輪はライン戦から点と点の闘いに成り、ファンが去って行く様な気がして成りません。村上義弘が逃げて博幸が内から当る、又は外から押圧する行為は見たくないでしょう、だってそれが競輪だからです。
レース見た。
mms://wm.st.keirin.jp/wm-keirin86/20110103-86-02-12-01-00.wmv
ま、言わんとしていることはよく分かる。小野がゴール直前にしつこく川村に体当たりしたプレーがけしからん!と言っているんだろ。
ま、小野の「本能」が出た、というにしては距離が多少離れているような気がするし、あまり褒められたプレーではないわな。
かといって、「4倍ルール」にはあたらないから失格にはならないな。確かに。