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日本の主要新聞社の経営実態はどうなっている?

2016-12-23 07:54:33 | 政治経済問題
関連記事:産経新聞は経常赤字


少々古い記事だが、毎日と産経の財務体質がぜい弱なのは今も変わっていない様子である。


新聞社の経営実態はどうなっている?

Posted by Staff Editor on 2014年3月30日 19時38分 in アウトルック

ネットに押され、新聞業界は苦戦が続いているといわれる。米国ではネットを中心に新しいニュース媒体が相次いで登場しており、新聞社の経営環境はめまぐるしく変化している。2013年10月にはアマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏が名門ワシントンポストを買収するという驚くべきニュースもあった。

 一方、日本では新聞の発行部数減少が続いているものの、新聞社の経営に大きな変化は見られない。経営は決して良好とはいえないが、強固な読者層に支えられ、何とか収益を維持している。ただ盤石の財務体質を持つ新聞社とそうでない新聞社の差は激しくなる一方であり、このまま読者離れがジワジワと進んでいけば、経営に行き詰まる新聞社が出てくる可能性はある。

新聞の発行部数はジワジワ減少

 新聞の発行部数は年々減少が続いている。2006年には5000万部を超えていたが2013年は4700万部に減少した。1世帯あたりの購読部数も2006年には1を超えていたが2013年には0.86となっている(図1)。

 部数の減少は緩やかだが、新聞社の経営は購読料よりも広告収入の依存度が高い。部数が減少すると広告媒体の価値は急激に減少するので、広告収入の落ち込みは部数の落ち込みよりも激しくなる。新聞の広告収入は2006年には1兆円を超えていたが、2006年には6200億円まで落ち込んでいる。

 もっとも同じ期間において、雑誌の広告費は4800億円から2500億円と半分近く減少していることを考えると、新聞の経営環境は雑誌に比べればマシである。宅配という強固な販売システムに支えられているため、既存の読者はそう簡単に新聞を手放すことはないようである。


赤字転落した時期もあったが、現在は小康状態

 広告の落ち込みを反映して新聞社の売上げは減収が続いている。朝日新聞は2009年3月期には5400億円の売上げがあったが、2013年3月期には約4700億円と売上高が約13%減少している。同じ期間、日経は約20%、産経は約15%売上げを減少させている。

 2007年から2009年にかけてはリーマンショックの影響もあり広告費が一気に減少した。朝日は2009年と2010年の決算において、連結決算の算出後としては初の赤字を計上している。日経も2009年12月期の決算で赤字に転落している。

 だがその後、各社はコスト削減を実施し、直近の決算では利益を捻出できる体質に戻っている。朝日新聞の2013年3月期決算における経常利益は約173億円、日経新聞の2012年12月期決算における経常利益は約175億円である。日経新聞の売上高は約2900億円なので、経常利益率は約6%である。上場企業の平均的な経常利益率は5%弱といわれているので、まずまずの水準といってよいだろう


突出している朝日新聞の財務体質

 もっともすべての新聞社が同じような状況というわけではない。苦戦が伝えられる毎日新聞は売上高が約2400億円、経常利益は23億円なので、朝日新聞の7分の1しか利益を上げていない。産経新聞も同様で、約1300億円の売上高に対して、経常利益は22億円となっており、収支はギリギリである。

 だが新聞社の今後の存続性を考えるにあたっては、毎年の売上高と利益に加えて、資産状況についても分析する必要がある。資産について見てみると朝日新聞が突出していることがわかる。

 同社は6000億円近い総資産を保有しているが、このうち半分以上が純資産となっており、借金は実質的にゼロという超優良企業である。また2000億円近い金額を運用に回しており、ここからの収益も豊富だ。築地の東京本社に加え、有楽町マリオン、大阪の中之島フェスティバルタワーなど、収益性の高い優良不動産を多数保有している(築地は主に自己使用)。過去からの利益蓄積がいかに大きかったのかが分かる。

経営体力の違いが鮮明に

 日経も朝日ほどではないが、財務体質は良好だ。だが、2008年には340億円をかけて大手町に新社屋を建設している。これが今後、同社の経営にどのような影響を与えるのかは今のところ何ともいえない。

 一方、毎日新聞は、総資産のうち8割が負債で占められており、借金依存体質が目立つ。本社ビル以外には目立った収益不動産はなく、新聞事業の不振を本社ビルの賃貸収入でなんとかカバーしているという状況だ。産経も同様で、負債比率が極めて高い。読売新聞は詳細な決算を公開していないので、実態はつかみにくい状態となっている。

 今後、紙の新聞が衰退することは確実であり、広告収入もさらに減少することが予想される。新聞社が今後も経営を続けていくためには、売上高と利益の減少に合わせて体質をスリム化し、縮小均衡を図っていく必要がある。その決断が出来るのか、またそれを実施するだけの経営余力を持っているのかが、新聞社の今後を左右することになるだろう。

体質のスリム化は必須

 日本の新聞は宅配という特殊なシステムを採用しており、この部分にかかる経費は大きい。社によってその水準は異なるが、一般に売上高の約20%程度の金額を販売や配送にかけている。全国に構築された販売網にはしがらみも多く、売上高の減少に合わせて簡単にリストラすることは難しい。今後、さらに部数の低迷が顕著になってきた場合には、販売店網の再構築が新聞社経営の焦点になってくるだろう。

 販売網のスリム化の次は、新聞社本体のスリム化が必要になってくる。新聞社は高給で知られており、朝日新聞と日経新聞の社員は40歳代前半で1300万円近い年収を得ている。だが、逆に考えれば、これはコスト削減余地が大きいことも意味している。当面の利益減少に対しては、給与の引き下げで対処し、社員数を徐々に減らしていけば、当分の間、利益体質を維持することが可能かもしれない。特に潤沢な資産を持つ朝日新聞は、不動産収益もあるので、かなり有利な立場にある。

 一方、すでに社員の年収が750万円円程度まで引き下げられている毎日新聞や産経新聞は、今後のコスト削減余地が小さい。また両社には目立った資産がなく、本業以外からの収益も少ない。今後、新聞離れがさらに加速すると、両社の経営は苦しくなるかもしれない。

 もっとも、有力なテレビ局をグループに持つ新聞社については、テレビ局との合併というウルトラCも理屈的には可能となる。米国とは異なり、日本の新聞社はしぶとく生き残る可能性が高いだろう。

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12/23 有力馬動向

2016-12-23 07:46:23 | 競馬
以下はスポニチアネックス。

15年阪神牝馬Sを勝ったカフェブリリアント(牝6=堀)が、23日付で競走馬登録を抹消。通算25戦6勝。北海道新ひだか町のタイヘイ牧場で繁殖馬となる。

10月に未勝利を勝ってから休養していたエアウィンザー(牡2=角居)は福寿草特別(1月7日、京都)で復帰する。母が秋華賞馬エアメサイア、全兄がエアスピネルという良血。「能力は確か。あとは集中力が課題ですね」と前川助手。

朝日杯FSで最下位18着に終わったブルベアバブーン(牡2=藤沢則)はヒヤシンスS(2月19日、東京)で巻き返しを狙う。「やはりダートの方が良さそうですね」と藤沢則師。

カトレア賞2着コーカス(牡2=藤原英)は平場500万(1月15日、京都ダート1800メートル)で2勝目を狙う。

ベテルギウスS10着のドレッドノータス(牡3=矢作)は京都金杯(1月5日、京都)と中山金杯(1月5日、中山)にダブル登録する。

リゲルS5着のスズカデヴィアス(牡5=橋田)はニューイヤーS(1月15日、中山)を視野。「2戦続けてああいう(控える)競馬をして、いい方向に向かっている」と橋田師。

南総Sを差し切ったトウカイセンス(牝5=野中)はカーバンクルS(1月21日、中山)へ。

平場1000万、三河Sと連勝でオープン入りを決めたブルミラコロ(牡4=大久保)は根岸S(1月29日、東京ダート1400メートル)で重賞初制覇を狙う。

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名古屋競馬場が弥富トレセンに「移設移動」へ

2016-12-23 01:10:50 | 競馬
名古屋競馬場の弥富移転が決定:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)

2016年12月19日 夕刊

 愛知県と名古屋、豊明市でつくる県競馬組合は、老朽化が進む名古屋競馬場(名古屋市港区)を弥富トレーニングセンター(愛知県弥富市)内に移転することを決めた。競馬場の跡地は二〇二六年に開催される「アジア競技大会」の選手村となる。

 移転の是非を調査していた組合側が十九日午前、移転しても採算は合うなどとする移転案を組合議会側に示した。年明けの組合議会で、二〇一七年度から移転に着手することを正式決定する見通し。

 選手村は、選手や関係者ら一万五千人の宿泊、食堂、トレーニング施設など。愛知県と名古屋市は仮設整備費として三百億円を想定するが、詳細はこれから詰める。弥富トレセンには厩舎(きゅうしゃ)や練習馬場などがあり、敷地の一部を売却して新競馬場の建設費に充てる。

 名古屋競馬場は一九四九年開設。二〇一二年度まで赤字が続き、廃止も検討された。一三年に地方競馬でもインターネットで馬券の購入ができるようになり、収支は大幅に改善し、一三年度に黒字化。一五年度は十三億円の黒字だった。

 競馬場まで足を運んで馬券を購入する客は一割にとどまり、組合側は、移転しても経営状況に大きな影響はないと判断した。



ついに、土古を離れる名古屋競馬場。

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糸魚川大火災22日午後9時頃に漸く鎮火!

2016-12-23 01:10:38 | その他
新潟 糸魚川の火災 延焼の危険なくなり鎮圧状態に | NHKニュース

12月23日 0時08分

22日、新潟県糸魚川市の中心部で住宅などおよそ140棟が焼ける大規模な火災があり、消防によりますと、10時間余りたって、延焼の危険性がなくなり、ほぼ消し止められた鎮圧状態となりました。総務省消防庁によりますと、過去20年間で最悪の延焼火災だということで、市は360世帯の740人余りに避難勧告を出しています。

22日午前10時半ごろ、新潟県糸魚川市大町1丁目にある中国料理店から火が出て、周辺に建ち並ぶ住宅や店舗などに燃え広がりました。消防によりますと、住宅などへの延焼はおよそ140棟に上り、火や煙は300メートルほど離れた日本海側まで達しました。

新潟県のほか富山県や長野県の合わせて20の消防本部が消火活動に当たった結果、出火からおよそ10時間余りたった22日午後9時ごろ、延焼の危険性がなくなり、ほぼ消し止められた鎮圧状態となりました。

市の対策本部によりますと、この火事で、煙を吸い込んだ40代の女性1人と、逃げる際に転倒した40代の女性1人がいずれも軽いけがをしたほか、消火活動に当たっていた消防団員3人も軽いけがをしました。

総務省消防庁によりますと、焼けた建物の数がおよそ140棟に達した今回の火災は、地震や津波による火災を除くと過去20年間で最も多く、最悪の延焼火災になるということです。

糸魚川市は、大町1丁目と2丁目、本町の合わせて363世帯の744人に避難勧告を出していて、市内3か所の避難所には22日午後9時の時点でおよそ50人が避難しているということです。

気象台によりますと、糸魚川市では22日正午すぎに24.2メートルの最大瞬間風速が観測されていました。



糸魚川の火事 約140棟に延焼 避難勧告も拡大 | NHKニュース

12月22日 19時47分

22日、新潟県糸魚川市の中心部で大規模な火災があり、住宅などへの延焼は、およそ140棟にのぼり、女性2人がけがをしました。市は360世帯の740人余りに避難勧告を出していますが、9時間余りがたった今も火は消し止められず、消火活動が続けられています。

22日午前10時半ごろ、新潟県糸魚川市の中心部にある中国料理店から火が出て、周辺に建ち並ぶ住宅や店舗など北側を中心に燃え広がりました。

消火活動は現在も続けられていますが、現地の消防によりますと、住宅などへの延焼はおよそ140棟にのぼっていて、火や煙は300メートルほど離れた日本海側まで達しているということです。

出火からおよそ9時間余りたった今も火は消し止められておらず、現地の消防は、新潟市や富山県の消防などとともに消火活動にあたっています。

消防によりますと、消火栓だけでなく、防火水槽に川からくんだ水を運び入れるなどして消火活動を続けています。

警察によりますと、この火事で40代の女性1人が煙を吸って軽いけがをしたほか、40代の女性1人が逃げる際に転倒して頭に軽いけがをしました。

糸魚川市は、大町1丁目と2丁目、本町の合わせて363世帯の744人に避難勧告を出し、安全の確保を進めています。

気象台によりますと、糸魚川市では、正午すぎに24.2メートルの最大瞬間風速が観測され、午後7時の時点でも10.6メートルの風が吹いているということです。

市民会館が臨時の避難所に

当初、避難場所となっていた糸魚川市内の公民館の付近は、火が燃え移る可能性があるとして午後1時すぎ、新たに糸魚川市民会館が臨時の避難場所として開設されました。

この避難所には、午後4時半現在、60人余りが避難しています。

避難した住民たちは、携帯電話で家族と連絡を取り合って安否や自宅の状況などを確認していたほか、窓から火災現場の方角を見て、煙が上がる様子を心配そうに見つめていました。

また、避難所では、保健師10人余りが健康相談を行っていて、これまでに体調を崩した人はいないものの、ふだん飲んでいる薬を自宅に置いたまま避難する高齢者もいるなど、突然の避難勧告に動揺している人もいるということです。

避難した85歳の女性は「病院から帰ろうと思ったら火事が起きていたので、自宅の状況がわからないまま避難してきました。家族とは連絡が取れましたが、今後のことが心配です」と話していました。

また、68歳の女性は「けさから南の風が強く、この避難場所から見ても、風によってどんどん燃え広がっているのがわかります。こんなに大きな火事は初めて経験しました」と話していました。

さらに、中学2年生の女子生徒は「学校で臨時集会があって火事のことを知りました。まさか、こんな火事が起きるとは思わなかったので怖いですし、早く火が消えてほしいです」と話していました。

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京都競馬場で飼育のコブハクチョウが鳥インフルの疑い

2016-12-23 01:06:12 | 競馬
馬が走る場所で鳥インフルとは・・・


京都競馬場で鳥インフルの疑い 飼育のコブハクチョウ(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

朝日新聞デジタル 12/22(木) 19:58配信

 京都市は22日、京都競馬場(同市伏見区)で、高病原性鳥インフルエンザの疑いがあるコブハクチョウ1羽が見つかったと発表した。A型鳥インフルエンザの簡易検査で陽性反応が出たため、動物衛生研究所(茨城県つくば市)で1週間ほどかけて確定検査を実施する。

 市によると、京都競馬場ではコース中央の池でコブハクチョウ43羽とコクチョウ3羽を飼育。20日までにコブハクチョウ6羽が死んだが、いずれも簡易検査で陰性だった。22日にさらに2羽が死に、うち1羽からA型鳥インフルエンザの陽性反応が出たという。

 環境省は22日、同競馬場の周辺10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定。府と市は調査地点を増やすなどして監視を強化した。

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