東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後5時現在 107.15/17 1.1454/58 122.74/78
NY午後5時 106.99/02 1.1426/30 122.30/34
午後5時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の107円前半。日本の連休を控えて輸入企業がドルの手当てに動き、一時107.57円まで上昇。今月8日以来、1週間半ぶり高値をつけた。夕刻に入ると、ドル/円はやや水準を切り下げた。
<株式市場>
日経平均 22717.48円 (21.06円高)
安値─高値 22580.19円─22788.53円
東証出来高 9億1893万株
東証売買代金 1兆6776億円
東京株式市場で日経平均は小幅に3日ぶり反発。日本では23日から4連休、さらに翌週から4─6月期の決算発表が本格化するということもあり、動きづらいとの声が多数を占めた。後場には日銀ETF(上場投資信託)買いの観測はあったものの上昇機運は盛り上がらず、東証1部の売買代金も1兆6776億円と今年5番目の低水準にとどまった。
東証1部騰落数は、値上がり1320銘柄に対し、値下がりが771銘柄、変わらずが80銘柄だった。
<短期金融市場> 17時08分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.035%
ユーロ円金先(20年12月限) 100.045 (変わらず)
安値─高値 100.035─100.050
3カ月物TB -0.088 (+0.002)
安値─高値 -0.088─-0.090
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.035%になった。前営業日(マイナス0.037%)をやや上回った。「地銀などの調達意欲が引き続き強い」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は弱含み。
<円債市場>
国債先物・20年9月限 152.37 (-0.04)
安値─高値 152.29─152.42
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.020% (+0.010)
安値─高値 0.020─0.015%
国債先物中心限月9限は前営業日比4銭安の152円37銭と小反落して取引を終えた。あすの20年債入札を控え、様子見商状となった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1bp上昇の0.020%。
<スワップ市場> 16時27分現在の気配
2年物 0.00─-0.09
3年物 0.00─-0.09
4年物 0.00─-0.10
5年物 0.00─-0.09
7年物 0.02─-0.07
10年物 0.08─-0.01
日経平均は21円高と3日ぶり小反発、再度プラス圏入り、日銀ETF買い観測など支え=20日後場/国内市況ニュース/モーニングスター 2020/07/20 15:16
20日後場の日経平均株価は前週末比21円06銭高の2万2717円48銭と3営業日ぶりに小反発。朝方は、前週末の米国株式市場でナスダック総合指数やSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)の上昇を受け、ハイテク関連株中心に買いが先行し、寄り付き直後に2万2788円53銭(前週末比92円11銭高)まで上昇した。一巡後は、時間外取引での米株価指数先物安が重しとなり、下げに転じて一時2万2580円19銭(同116円23銭安)まで下落した。後場は、下げ渋って始まり、再度プラス圏入りした。昼休みの時間帯に中国・上海総合指数が上げ基調を強めるとともに、日銀のETF(上場投資信託)買いが観測され、支えとなった。小幅安に押し戻される場面もあったが、引けにかけては小高い水準で推移した。
東証1部の出来高は9億1893万株、売買代金は1兆6776億円。騰落銘柄数は値上がり1320銘柄、値下がり771銘柄、変わらず80銘柄。
市場からは「後場入りの切り返しは日銀ETF買いといっても不思議ではないが、基本的には方向感がない。決算や4連休を控えて見送り状態であり、あすもこんな調子だろう」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株が堅調。ダイキン<6367>、コマツ<6301>などの機械株や、東エレク<8035>、富士通<6702>、NEC<6701>などの電機株も買われた。AGC<5201>、太平洋セメ<5233>などのガラス土石株も引き締まった。武田薬<4502>、中外薬<4519>などの医薬品株や、菱ガス化<4182>、JSR<4185>などの化学株も高い。
半面、JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株やJR東日本<9020>、JR西日本<9021>などの陸運株が軟調。浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、東レ<3402>、ユニチカ<3103>などの繊維製品株も安い。菱地所<8802>、三井不<8801>などの不動産株もさえない。
個別では、日本通信<9424>、TAKARA<7921>、ノムラシス<3940>、テラスカイ<3915>、アバント<3836>などの上げが目立った。半面、キャリアイン<6538>、キャンディル<1446>、DLE<3686>、ブラス<2424>、ベイカレント<6532>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、16業種が上昇した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証) 1,221.47 +2.15 +0.18% -0.31% +1.00% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証) 1,017.47 +0.91 +0.09% +0.11% +0.58% 15:00
日経平均株価 22,717.48 +21.06 +0.09% +1.06% +5.83% 15:15
日経500平均 2,250.02 +6.20 +0.28% -0.13% +11.45% 15:15
TOPIX (東証株価指数) 1,577.03 +3.18 +0.20% -0.36% +0.84% 15:00
日経300指数 326.47 +0.45 +0.14% -0.11% +2.44% 15:15
東証REIT指数 1,658.13 -4.47 -0.27% -1.58% -17.69% 15:00
JASDAQ インデックス 162.16 -0.42 -0.26% -1.95% +8.20% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証) 735.90 +0.24 +0.03% -0.29% +1.65% 15:00
東証マザーズ指数 987.78 +2.72 +0.28% -5.30% +10.24% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証) 1,956.55 +8.51 +0.44% -0.83% -0.66% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証) 1,762.74 +6.10 +0.35% -1.14% +1.83% 15:00
日経ジャスダック平均 3,423.31 +2.55 +0.07% -1.95% -0.88% 15:00
東証2部 株価指数 6,477.89 -33.23 -0.51% -0.29% -1.09% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証) 1,603.61 +2.55 +0.16% +0.61% -0.71% 15:00
中国 上海総合指数 3,314.15 +100.02 +3.11% +11.68% +13.34% 17:30
中国 上海A株指数 3,473.75 +104.85 +3.11% +11.68% +13.42% 17:30
中国 深センA株指数 2,320.05 +60.49 +2.68% +14.80% +42.19% 16:00
中国 深セン成分指数 13,448.85 +333.91 +2.55% +15.26% +45.73% 16:00
中国 上海B株指数 239.09 +6.76 +2.91% +11.94% -17.55% 17:30
中国 深センB株指数 929.63 +16.71 +1.83% +7.12% -4.38% 16:00
中国 上海50A株指数 3,287.92 +102.02 +3.20% +12.37% +13.55% 17:30
中国 上海180A株指数 9,683.40 +307.59 +3.28% +13.33% +14.58% 17:30
中国 上海新総合指数(G株) 2,800.97 +84.55 +3.11% +11.68% +13.42% 17:30
中国 創業板指数 2,697.30 +34.90 +1.31% +16.29% +74.92% 16:00
上海/シンセン CSI300指数 4,680.30 +135.60 +2.98% +14.19% +22.91% 16:00
中国 深セン総合指数 2,216.70 +57.77 +2.68% +14.79% +42.07% 16:00
日経平均
現在値 22,717.48↓ (20/07/20 15:15)
前日比 +21.06 (+0.09%)
始値 22,772.07 (09:00) 前日終値 22,696.42 (20/07/17)
高値 22,788.53 (09:00) 年初来高値 24,115.95 (20/01/17)
安値 22,580.19 (10:50) 年初来安値 16,358.19 (20/03/19)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は小幅反発、東エレクとダイキンの2銘柄で約47円押し上げ 7/20 16:47 配信 フィスコ
20日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり114銘柄、値下がり105銘柄、変わらず6銘柄となった。
日経平均は3日ぶり小幅反発。17日の米国市場ではNYダウが62ドル安と小幅に続落する一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は反発するなどまちまちだった。週明けの東京市場でも業績期待の高い値がさハイテク株を中心に買いが先行し、日経平均は75円高からスタート。NYダウ先物が時間外取引で新型コロナウイルス感染拡大への懸念から軟調となり、日経平均も前場に22580.19円(前週末比116.23円安)まで下落する場面があったが、後場に入ると日銀の上場投資信託(ETF)買い入れ観測を支えに値を戻した。
値上がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はダイキン<6367>となり、2銘柄で日経平均を約47円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは富士通<6702>で3.96%高、同2位は日東電工<6988>で3.32%高だった。「英国政府が日本政府に対し、次世代通信規格「5G」の通信網づくりで協力を求めたことが分かった。」と一部メディアが報じ、富士通やNEC<6701>などに関心が向かった。なお、富士通は前週末、国内ビジネスにおける「富士通 Japan」を中核とする新たなフォーメーションの検討開始についても発表している。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984>となり、2銘柄で日経平均を約65円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはユニチカ<3103>で4.02%安、同2位はスズキ<7269>で3.64%安だった。
*15:00現在
日経平均株価 22717.48(+21.06)
値上がり銘柄数 114(寄与度+146.95)
値下がり銘柄数 105(寄与度-125.89)
変わらず銘柄数 6
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 29120 675 +24.32
<6367> ダイキン 19660 625 +22.51
<4543> テルモ 4111 102 +14.70
<6954> ファナック 20705 315 +11.35
<6988> 日東電 6230 200 +7.20
<9433> KDDI 3347 33 +7.13
<6758> ソニー 8249 134 +4.83
<4507> 塩野義 6260 106 +3.82
<6645> オムロン 7300 90 +3.24
<4063> 信越化 12925 85 +3.06
<4452> 花王 8545 80 +2.88
<4502> 武田 3788 77 +2.77
<9613> NTTデータ 1292 15 +2.70
<2413> エムスリー 4840 30 +2.59
<8028> ファミマ 2409 14 +2.02
<6305> 日立建 3290 55 +1.98
<6702> 富士通 13920 530 +1.91
<4578> 大塚HD 4583 50 +1.80
<4568> 第一三共 8354 47 +1.69
<9766> コナミHD 3445 45 +1.62
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 58600 -940 -33.86
<9984> ソフトバンクG 6272 -143 -30.91
<4519> 中外薬 5180 -84 -9.08
<6098> リクルートHD 3539 -64 -6.92
<7269> スズキ 3760 -142 -5.12
<6971> 京セラ 5901 -42 -3.03
<7733> オリンパス 1956 -18 -2.59
<4911> 資生堂 6665 -53 -1.91
<2502> アサヒ 3680 -43 -1.55
<6902> デンソー 4124 -41 -1.48
<7267> ホンダ 2797 -19 -1.37
<5108> ブリヂストン 3458 -37 -1.33
<5332> TOTO 4170 -70 -1.26
<7270> SUBARU 2267 -30 -1.08
<9009> 京成 3025 -55 -0.99
<8802> 菱地所 1597 -26.5 -0.95
<2801> キッコーマン 4890 -25 -0.90
<8801> 三井不 1860 -24.5 -0.88
<8252> 丸井G 1723 -24 -0.86
<4324> 電通G 2563 -24 -0.86
TOPIX
現在値 1,577.03↑ (20/07/20 15:00)
前日比 +3.18 (+0.20%)
始値 1,577.61 (09:00) 前日終値 1,573.85 (20/07/17)
高値 1,578.47 (12:50) 年初来高値 1,745.95 (20/01/20)
安値 1,566.16 (10:51) 年初来安値 1,199.25 (20/03/17)
東証業種別ランキング:証券業が上昇率トップ 7/20 16:12 配信 フィスコ
証券業が上昇率トップ。そのほか、機械、電気機器、ガラス・土石製品、医薬品、化学工業などが上昇した。一方で、空運業が下落率トップ。そのほか、陸運業、ゴム製品、繊維業、不動産業などが下落した。
1. 証券業 / 314.43 / 1.17
2. 機械 / 1,827.73 / 1.10
3. 電気機器 / 2,612.18 / 0.97
4. ガラス・土石製品 / 901.33 / 0.77
5. 医薬品 / 3,245.8 / 0.75
6. 化学工業 / 1,933.02 / 0.72
7. 精密機器 / 8,116.81 / 0.70
8. パルプ・紙 / 450.18 / 0.62
9. 金属製品 / 958.81 / 0.46
10. 水産・農林業 / 441.43 / 0.42
11. その他金融業 / 566.85 / 0.40
12. 卸売業 / 1,371.84 / 0.35
13. 非鉄金属 / 790.56 / 0.30
14. 銀行業 / 117.53 / 0.24
15. 倉庫・運輸関連業 / 1,516.16 / 0.18
16. 情報・通信業 / 4,243.02 / 0.12
17. 小売業 / 1,231.27 / -0.04
18. 電力・ガス業 / 375.92 / -0.06
19. 鉄鋼 / 270.83 / -0.08
20. 建設業 / 1,024.89 / -0.16
21. 海運業 / 197.71 / -0.19
22. 食料品 / 1,584.55 / -0.19
23. 石油・石炭製品 / 859.81 / -0.28
24. その他製品 / 2,968.6 / -0.46
25. サービス業 / 2,127.69 / -0.52
26. 鉱業 / 191.63 / -0.52
27. 保険業 / 812.87 / -0.55
28. 輸送用機器 / 2,403.95 / -0.65
29. 不動産業 / 1,147.55 / -0.84
30. 繊維業 / 501.69 / -0.88
31. ゴム製品 / 2,494.91 / -0.98
32. 陸運業 / 1,841.81 / -1.03
33. 空運業 / 176.77 / -3.24
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 14,217.70↑ (20/07/20 15:00)
前日比 +24.84 (+0.18%)
始値 14,228.83 (09:00) 前日終値 14,192.86 (20/07/17)
高値 14,238.24 (12:50) 年初来高値 15,634.74 (20/01/20)
安値 14,131.30 (10:51) 年初来安値 10,783.62 (20/03/17)
JASDAQ平均
現在値 3,423.31↓ (20/07/20 15:00)
前日比 +2.55 (+0.07%)
始値 3,431.50 (09:00) 前日終値 3,420.76 (20/07/17)
高値 3,437.17 (09:18) 年初来高値 3,967.50 (20/01/22)
安値 3,414.13 (10:52) 年初来安値 2,724.39 (20/03/13)
JASDAQ平均は小反発、コロナ感染者減や1部市場の上昇でセンチメント改善/JASDAQ市況 7/20 17:08 配信 フィスコ
JASDAQ平均:3423.31 (+2.55)
出来高:8767万株
売買代金:482億円
J-Stock Index:3359.63 (-28.15)
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は小反発、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexは反落した。値上がり銘柄数は291(スタンダード278、グロース13)、値下り銘柄数は298(スタンダード280、グロース18)、変わらずは57(スタンダード52、グロース5)。
本日のJASDAQ市場は、米ナスダックが上昇したことや東京の新型コロナウイルス感染者数の減少を受け、個人投資家心理が改善し反発でスタートした。しかし、新型コロナ感染者の増加傾向への不安感から徐々に上げ幅を縮小してJASDAQ平均はマイナス圏で午前の取引を終了した。時価総額上位のワークマン<7564>やマクドナルド<2702>など、先週末に上昇したJASDAQ-TOP20の構成銘柄が徐々に値を下げたことも相場の重しとなった。その後、本日の新規感染者が168名と報じられると徐々に値を戻し小反発で取引を終了した。なお、東証1部市場で日銀のETF買い観測が市場に流れTOPIXがプラスに転じたこともJASDAQ市場の下支え要因となったようである。
個別では、2020年7月期の配当を19円に1円増額した大和コン<3816>は2%を超える上昇となり、破産したファーストキャビンのホテルFC事業や運営受託事業を取得した新日本建物<8893>が7%を超える上昇となった。また、吸収性局所止血剤の製造販売承認を厚労省から取得した3Dマトリクス<7777>はストップ高となった。そのほか、ウッドフレンズ<8886>、小田原エン<6149>、クラスターT<4240>が高い。
一方、2021年3月期第一四半期業績が赤字となったベクター<2656>は13%を超える下げとなり、GoToトラベルが東京除外となり、地方の消費回復が懸念されたことからセキチュー<9976>が10%を超える下げとなった。また、大雨による災害被害が一巡したとの見方から、ニッパンレンタル<4669>が5%を超える下げとなった。そのほか、ブロッコリー<2706>、五洋インテックス<7519>、プロルート丸光<8256>が安い。 JASDAQ-TOP20では、ベクター<2656>、ユビAI<3858>、ユニバーサル<6425>が下落した。
マザーズ指数
現在値 987.78↓ (20/07/20 15:00)
前日比 +2.72 (+0.28%)
始値 987.45 (09:00) 前日終値 985.06 (20/07/17)
高値 1,000.08 (09:26) 年初来高値 1,067.29 (20/06/26)
安値 973.80 (11:11) 年初来安値 527.30 (20/03/13)
マザーズ指数は小反発、メルカリが支える、Aimingはストップ高/マザーズ市況 7/20 16:03 配信 フィスコ
本日のマザーズ指数は小反発となった。朝方は買いが先行し、一時節目の1000pt台にのせる場面もあったものの、買いは続かず前場中ごろにはマイナス転換。後場も全体としては様子見ムードが強かったものの、日銀のETF買い観測なども支えに日経平均が戻りを見せると、マザーズ指数も同様の値動きで、わずかながらプラス圏を回復している。終日メルカリ<4385>が支えとなる格好に。
なお、マザーズ指数は小反発、売買代金は概算で1545.84億円。騰落数は、値上がり165銘柄、値下がり153銘柄、変わらず8銘柄となった。
個別では、6%安のアンジェス<4563>がマザーズ売買代金トップにランクイン。15%安のアイキューブドシステムズ<4495>を筆頭にKIYOラーニング<7353>、ロコガイド<4497>など直近IPO銘柄の一角が売りに押された。その他、BASE<4477>、弁護士ドットコム<6027>、AIinside<4488>、フリー<4478>などが売られた。一方、「ドラゴンクエストタクト」のセルラン推移が材料視されたAiming<3911>がストップ高。全自動PCR検査装置とPCR試薬を8月3日から販売開始と発表したPSS<7707>も5%高。前週に上場したGMOフィナンシャルゲート<4051>も引き続き関心を集めた。その他、ロコンド<3558>、メルカリ、マクアケ<4479>、ライフネット生命保険<7157>、JIG-SAW<3914>などが買われた。
東証REIT指数
現在値 1,658.13↓ (20/07/20 15:00)
前日比 -4.47 (-0.27%)
始値 1,671.59 (09:00) 前日終値 1,662.60 (20/07/17)
高値 1,671.59 (09:00) 年初来高値 2,255.72 (20/02/21)
安値 1,644.93 (10:51) 年初来安値 1,138.04 (20/03/19)
日経平均VI
現在値 22.48↑ (20/07/20 15:20)
前日比 -0.14 (-0.62%)
始値 22.85 (09:00) 前日終値 22.62 (20/07/17)
高値 23.24 (10:51) 年初来高値 60.86 (20/03/16)
安値 22.17 (10:03) 年初来安値 13.20 (20/01/17)
日経VI:低下、模様眺め気分強く先週末水準近辺で推移 7/20 16:36 配信 フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は20日、前日比-0.14pt(下落率-0.62%)の22.48ptと低下した。なお、高値は23.24pt、安値は22.17pt。
今日の東京市場は、新型コロナ感染拡大への警戒感や、欧米諸国と中国の対立懸念などが上値を抑えた一方、ワクチン開発への期待や、日銀ETF買入れ観測などが下値支持要因となり、動きがとりづらかった。また、今週は3日間のみの取引ということもあり模様眺め気分も強く、日経225先物は方向感の定まらない動きとなり、日経VIは終日、先週末水準近辺で推移した。
東証2部指数
現在値 6,477.89↓ (20/07/20 15:00)
前日比 -33.23 (-0.51%)
始値 6,479.38 (09:00) 前日終値 6,511.12 (20/07/17)
高値 6,493.15 (09:06) 年初来高値 7,522.99 (20/01/16)
安値 6,437.88 (10:50) 年初来安値 4,741.63 (20/03/23)
日経平均先物
現在値 22,690.00↑ (20/07/18 05:30)
前日比 +20.00 (+0.09%)
高値 22,730.00 (21:21) 始値 22,650.00 (16:30)
安値 22,600.00 (16:51) 前日終値 22,670.00 (20/07/17)
TOPIX先物
現在値 1,573.00↑ (20/07/18 05:30)
前日比 -0.50 (-0.03%)
高値 1,577.00 (21:21) 始値 1,572.00 (16:30)
安値 1,569.00 (16:58) 前日終値 1,573.50 (20/07/17)
JPX日経400先物
現在値 14,190.00↑ (20/07/18 05:30)
前日比 -5.00 (-0.04%)
高値 14,220.00 (21:13) 始値 14,180.00 (16:30)
安値 14,150.00 (16:51) 前日終値 14,195.00 (20/07/17)
東証マザーズ指数先物
現在値 956.00↓ (20/07/18 05:30)
前日比 -4.00 (-0.42%)
高値 959.00 (21:25) 始値 956.00 (16:30)
安値 952.00 (23:31) 前日終値 960.00 (20/07/17)
NYダウ先物 円建
現在値 26,499.00↓ (20/07/18 05:30)
前日比 -89.00 (-0.33%)
高値 26,690.00 (21:20) 始値 26,548.00 (16:30)
安値 26,480.00 (23:32) 前日終値 26,588.00 (20/07/17)
CME日経平均先物 円建
現在値 22,665.00↑ (20/07/17 16:40 CST)
前日比 -70.00 (-0.31%)
高値 22,830.00 始値 22,755.00
安値 22,605.00 前日終値 22,735.00 (20/07/16)
SGX日経平均先物
現在値 22,635.00↓ (20/07/18 05:03 SGT)
前日比 -25.00 (-0.11%)
高値 22,725.00 始値 22,650.00
安値 22,605.00 前日終値 22,660.00 (20/07/17)
長期国債先物
現在値 152.320↓ (20/07/18 05:24)
前日比 -0.090 (-0.06%)
高値 152.460 (16:50) 始値 152.390 (15:30)
安値 152.320 (05:19) 前日終値 152.410 (20/07/17)
20日の日本国債市場概況:債券先物は152円37銭で終了 7/20 17:42 配信 フィスコ
<円債市場>
長期国債先物2020年9月限
寄付152円31銭 高値152円42銭 安値152円29銭 引け152円37銭
売買高総計13958枚
2年 414回 -0.140%
5年 144回 -0.110%
10年 359回 0.020%
20年 172回 0.420%
債券先物9月限は、152円31銭で取引を開始。明日の20年債入札への警戒感から売りが先行し、152円29銭まで下げた。その後、米10年債利回りの低下にともない買いが優勢になったとみられ、152円42銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が売られた。
<米国債概況>
2年債は0.14%、10年債は0.61%、30年債は1.31%近辺で推移。
債券利回りはやや低下。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は-0.45%、英国債は0.16%、オーストラリア10年債は0.88%、NZ10年債は0.86%。(気配値)
日本国債3年
年利回り -0.145 (20/07/17 23:57)
前日比 +0.012
日本国債5年
年利回り -0.112 (20/07/17 23:57)
前日比 +0.008
日本国債10年
年利回り 0.019 (20/07/17 23:57)
前日比 +0.005
アジア株式市場サマリー
[20日 ロイター] - 中国株式市場は大幅高。当局が保険会社による株式投資の上限を引き上げる方針を示したほか、証券会社や投資信託会社のM&A(合併・買収)を奨励するとの報道で金融株を中心に買われた。
AVIC証券のアナリストは保険会社による株式投資の上限を引き上げについて「株式市場に新たな資金を呼び込む。短期的には間違いなく前向きな材料だ」との見方を示した。
また「新型コロナウイルスの感染拡大がもたらした経済的困難によって国内で社会的圧力が強まっている。こうした圧力を軽減するために当局は株高を必要としている」と指摘した。
上海証券取引所のデータによると、17日までの株価の調整により同市場では時価総額が3兆元(4291億3000万ドル)減少した。ただアナリストは中国の景気回復、政策支援、市場改革を理由に株価の上昇トレンドは終わっていないと指摘している。
香港株式市場は、本土市場の急伸に支援され、ハンセン指数が下げの大部分を取り戻して終了した。
ハンセン指数.HSI終値は31.18ポイント(0.12%)安の2万5057.99。一時は1.3%下落していた。
ソウル株式市場は小反落。新型コロナウイルスによる影響を受けた加盟国の経済回復を支援する欧州連合(EU)の「復興基金」をめぐり、交渉が行き詰まっていることが、投資家心理を冷え込ませた。
DSインベストメント・アンド・セキュリティーズのアナリストによれば、投資家の間では、今週発表される4─6月期の国内総生産(GDP)の内容などにも注目が集まっているという。
外国人投資家は761億ウォン(約6326万ドル)相当の売り越し。
出来高は6億7546万株。取引された901銘柄のうち、364銘柄が上昇した。
シドニー株式市場は小反落。原油安にエネルギー関連銘柄が圧迫される中、当局は同国で2番目に人口の多い州であるビクトリア州での新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するには、今後数週間を要するだろうと警告。これも売り材料となった。
ビクトリア州では先週末17日には、1日としてこれまで最多の438人の新型コロナ感染者数を発表している。一方、ニューサウスウェールズ(NSW)州も19日、ここ3カ月間で最も多い18人の感染者数を明らかにした。
アルゴノートの企業株式取引担当エグゼクティブディレクター、ジェームズ・マクグルー氏は「国内投資家は第2波に注目している。とりわけ、最大の経済規模を誇るNSW州での状況を見守っている」と指摘した。ビクトリア州での急増を踏まえた上で、感染者数の急増が不安をあおり、不確実性を拡大させるとの見方を示した。
ビクトリア、NSWの両州は民間航空機運航の中心地となっており、新型コロナの影響からの回復が長引くと予想は、旅行関連銘柄への大きな打撃となっている。これを受け、オンライン旅行代理店のウェブジェット(WEB.AX)、代理店大手のコーポレート・トラベル・マネジメント(CTD.AX)はそれぞれ約3.6%安となった。
エネルギー株指数.AXEJは2.6%安。5月18日以来の安値を付けた。原油価格が下落する中、世界的な新型コロナの感染ペースの加速によって、今後の燃料需要の回復が妨げられるとの恐れが強まった。 石油・ガス大手サントス(STO.AX)は3.6%安、同業ウッドサイド・ペトロリアム(WPL.AX)は2.6%値を下げた。
この他金融株指数.AXFJが1.1%安となるなど、指数を構成するほぼ全ての銘柄がマイナス圏に沈んだ。
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
20日の中国本土市場概況:上海総合3.1%高で続伸、保険・証券セクター急伸 7/20 17:10 配信 フィスコ
週明け20日の中国本土市場は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比100.02ポイント(3.11%)高の3314.15ポイントと続伸している(上海A株指数は3.11%高の3473.75ポイント)。(亜州リサーチ編集部)
相場の先高観が強まる流れ。中国銀行保険監督管理委員会は17日、保険会社の資金運用規制を緩和する方針を発表した。株式市場に長期資金が流入すると期待されている。また、これより先、証券各紙は「株高論」を相次ぎ掲載した。さらに消費刺激やインフラ投資など、中国政府が経済対策を推し進めていることもプラス材料となっている。国家発展改革委員会の報道官は17日、消費促進に向けた需要喚起策を策定していると報告。また、複数の大型建設プロジェクトがすでに承認され、西安などの空港拡充プロジェクトも近く着工することを明らかにした。
保険・証券株が相場をけん引する。中国人寿保険(601628/SH)と新華人寿保険(601336/SH)がそろってストップ高、中信証券(600030/SH)が7.1%高で引けた。インフラ建設関連株も急伸。ゼネコンの中国鉄建(601186/SH)が4.3%高、建材の安徽海螺セメント4(600585/SH)がストップ高、建機の三一重工(600031/SH)が9.1%高で取引を終えた。安徽海螺セメントと三一重工はそれぞれ上場来高値を更新している。そのほか、不動産株、自動車株、運輸株、防衛関連株、公益株、ハイテク株なども買われた。
外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が6.75ポイント(2.91%)高の239.08ポイント、深センB株指数が16.71ポイント(1.83%)高の929.62ポイントで終了した。
20日の香港市場概況:ハンセン0.1%安で反落、上海株高で本土株指数0.9%上昇 7/20 18:00 配信 フィスコ
週明け20日の香港市場はまちまち。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比31.18ポイント(0.12%)安の25057.99ポイントと反落する一方、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は91.75ポイント(0.90%)高の10295.32ポイントと続伸した。売買代金は1356億1800万香港ドルとなっている(17日は1295億3000万香港ドル)。(亜州リサーチ編集部)
好悪材料が入り混じる中で売り買いが交錯する展開。マイナス材料としては、香港の新型コロナウイルス感染再拡大が挙げられる。香港では19日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者が108人(輸入症例を含む)に上り、単日の過去最多記録を更新した。これを受けて香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は同日、新型コロナウイルス感染症対策の強化を発表している。他方、本土株の先高観が強まっている点はプラス。中国銀行保険監督管理委員会は17日、保険会社の資金運用規制を緩和する方針を発表した。株式市場に長期資金が流入すると期待されている。また、これより先、証券各紙は「株高論」を相次ぎ掲載。投資家の買い安心感につながっている。
ハンセン指数の構成銘柄では、香港不動産とマカオカジノの下げが目立つ。九龍倉置業地産投資(1997/HK)が5.9%安、長江実業集団(CKアセット・ホールディングス:1113/HK)が1.3%安、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が3.9%安、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が2.5%安で引けた。
外食や小売など不動産以外の香港銘柄もさえない。大家楽集団(カフェ・ド・コラル:341/HK)が2.8%安、大快活集団(52/HK)が1.7%安、利福国際集団(1212/HK)が3.3%安、永旺百貨(イオン・ストアーズ・ホンコン:984/HK)が1.9%安と値を下げた。香港SOGO運営会社の利福国際集団に関しては、中間期の赤字転落見通しが嫌気されている。
半面、中国の保険・証券セクターは高い。新華人寿保険(1336/HK)が10.8%、中国人寿保険(チャイナライフ:2628/HK)が8.3%、中国太平保険HD(966/HK)が5.2%、中信証券(6030/HK)が6.9%、中信建投証券(CSCフィナンシャル:6066/HK)が6.8%ずつ上昇した。
ゼネコンやセメント、建機のインフラ建設セクターも物色される。中国鉄建(1186/HK)が4.5%高、中国交通建設(1800/HK)が3.9%高、中国中鉄(390/HK)が2.9%高、中国建材(3323/HK)が13.9%高、安徽海螺水泥(安徽コンチセメント:914/HK)が7.9%高、華潤水泥HD(1313/HK)が6.8%高、中聯重科(1157/HK)が10.1%高、中国龍工HD(3339/HK)が9.1%高と値を上げた。安徽海螺水泥と華潤水泥は上場来高値をそろって更新している。業績改善の思惑が広がった。国家発展改革委員会の報道官は17日、複数の大型建設プロジェクトがすでに承認され、西安などの空港拡充プロジェクトも近く着工されると報告している。セメント株に関しては、「下半期に市況が上向く」と業界関係者が見通したことも材料視された。
一方、本土市場は大幅続伸。主要指標の上海総合指数は、前営業日比3.11%高の3314.15ポイントで取引を終えた。保険・証券株が高い。ゼネコンや素材、建機のインフラ関連株、不動産株、自動車株、運輸株、防衛関連株、公益株、ハイテク株なども買われた。
ニュージーランド NZX ▼0.27% 11,553.16 H:11,651.46L:11,530.99 -30.89 07/20
オーストラリアAORD ▼0.53% 6,001.60 H:6,038.80L:5,991.90 -32.00 07/20
韓国 KOSPI ▼0.14% 2,198.20 H:2,209.59L:2,183.83 -2.99 07/20
シンガポール STI ▼0.08% 2,616.30 H:2,619.78L:2,595.72 -2.18 18:20
台湾 加権 ▼0.06% 12,174.54 H:12,221.33L:12,065.80 -7.02 07/20
マレーシア KLSE ▼0.43% 1,589.45 H:1,609.02L:1,580.39 -6.88 07/20
中国 上海総合指数 ▲3.11% 3,314.15 H:3,314.15L:3,220.68 +100.02 07/20
中国 CSI300指数 ▲2.98% 4,680.30 H:4,681.94L:4,534.23 +135.60 16:13
中国 上海B株 ▲2.91% 239.08 H:239.10L:233.26 +6.75 07/20
中国 深センB株 ▲1.83% 929.62 H:929.62L:913.05 +16.71 07/20
中国 上海A株 ▲3.11% 3,473.74 H:3,473.74L:3,375.73 +104.85 07/20
中国 深センA株 ▲2.68% 2,320.05 H:2,320.05L:2,251.31 +60.49 07/20
香港 HangSeng ▲0.20% 25,138.48 H:25,222.11L:24,766.17 +49.31 14:35
香港 H株指数 ▲0.90% 10,295.32 H:10,373.95L:10,114.41 +91.75 07/20
香港 レッドチップ指数 ▲0.34% 4,054.31 H:4,080.28L:3,986.14 +13.64 07/20
フィリピン PSEi ▲1.02% 6,150.70 H:6,150.70L:6,070.19 +61.95 07/20
インドネシア JKSE ▼0.56% 5,051.11 H:5,100.19L:5,031.89 -28.48 07/20
ベトナム VN ▼1.22% 861.40 H:871.64L:861.40 -10.62 07/20
タイ SET ▼0.09% 1,358.29 H:1,365.71L:1,352.03 -1.29 07/20
インド Sensex ▲1.08% 37,418.99 H:37,478.87L:37,185.78 +398.85 07/20
インド Nifty ▲1.11% 11,022.20 H:11,037.90L:10,953.00 +120.50 07/20
UAEドバイ DFMGI ▲0.17% 2,064.96 H:2,068.88L:2,050.53 +3.53 07/20