東京マーケット・サマリー 2024年2月21日午後 6:11
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
ユーロ/ドル
ユーロ/円
午後5時現在
150.13/150.16
1.0809/1.0813
162.32/162.36
NY午後5時
150.00/150.01
1.0806/1.0808
162.12/162.16
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク午後5時と比べて小高い150円前半で推移している。新規材料難で方向感に乏しく、150円を挟んで小動きとなった。一方、ユーロや豪ドルは対円で3カ月ぶりの高値圏で推移した。
<株式市場>
終値
前日比
寄り付き
安値/高値
日経平均
38262.16
-101.45
38191.97
38,095.15─38,339.70
TOPIX
2627.30
-5.00
2625.53
2,614.89─2,630.82
プライム市場指数
1352.17
-2.54
1351.64
1,345.80─1,353.83
スタンダード市場指数
1236.99
-4.01
1239.79
1,235.40─1,239.86
グロース市場指数
933.89
-22.73
952.08
933.17─952.08
グロース250指数
745.35
-19.87
761.32
744.54─761.32
東証出来高(万株)
153549
東証売買代金(億円)
42861.29
東京株式市場で日経平均は、前営業日比101円45銭安の3万8262円16銭と、3日続落して取引を終えた。前日の米市場でハイテク株が下落した流れを受けて、半導体関連銘柄で利益確定売りが出た。米エヌビディアの決算発表を前に、投資家の警戒感がやや高まったとの見方も聞かれた。
プライム市場の騰落数は、値上がり598銘柄(36%)に対し、値下がりが991銘柄(59%)、変わらずが68銘柄(4%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース)
-0.006
ユーロ円金先(24年3月限)
───
3カ月物TB
───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.006%になった。前営業日(マイナス0.006%)から横ばい。「前日に続き、地銀を中心にビッドサイドの調達ニーズが総じて強かった」(国内金融機関)という。
<円債市場>
国債先物・24年3月限
146.19
(+0.01)
安値─高値
146.12─146.23
10年長期金利(日本相互証券引け値)
0.720%
(-0.010)
安値─高値
0.730─0.720%
国債先物中心限月3月限は前営業日1銭高の146円19銭とわずかに反発して取引を終えた。売買材料が乏しく、小幅な値動きに終始した。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1bp低下の0.720%。
<スワップ市場・気配>
2年物
0.37─0.27
3年物
0.47─0.37
4年物
0.55─0.45
5年物
0.63─0.53
7年物
0.79─0.69
10年物
1.00─0.90
日経平均は101円安、エヌビディア決算待ちで様子見も下げ渋る=21日後場 ウエルスアドバイザー社 2024/02/21 15:18
21日後場の日経平均株価は、前日比101円45銭安の3万8262円16銭と3日続落。TOPIX(東証株価指数)は同5ポイント安の2627.30ポイント続落して取引を終えた。現地20日の米国株安を受け、朝方から売りが先行。売り一巡後は持ち直す場面もみられたが、現地21日の米国でエヌビディアの決算発表が控えていることから、様子見姿勢が強まった。午後零時49分には、同268円46銭安の3万8095円15銭と、下げ幅を拡大したが、押し目を拾う動きから下げ渋る展開となった。東証プライム市場の出来高は15億3549万株、売買代金は4兆2861億円。騰落銘柄数は値上がりが598銘柄、値下がりは991銘柄、変わらずは68銘柄だった。
業種別では、33業種のうち19業種が下落、14業種が上昇した。第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が下落。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、SMC<6273>、ダイキン<6367>などの機械株も安い。ニッスイ<1332>、マルハニチロ<1333>などの水産農林株や、日本製鉄<5401>、神戸鋼<5406>などの鉄鋼株も軟調。JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株や、東電力HD<9501>、中部電力<9502>などの電気ガス株も弱かった。一方、バンナム<7832>、任天堂<7974>などのその他製品株や、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株が上昇した。
個別では、DmMiX<7354>、サンアスタ<4053>、マーケットエンター<3135>、大幸薬品<4574>、JBCCHD<9889>などが下落。半面、BEENOS<3328>、スノーピーク<7816>(監理)、マイクロニ<6871>、あおぞら銀行<8304>、一工薬<4461>などが買われた。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
2,055.03 -3.57 -0.17% +4.82% +32.49% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,803.96 -4.05 -0.22% +5.78% +36.08% 15:00
日経平均株価
38,262.16 -101.45 -0.26% +6.39% +39.27% 15:15
日経500平均
3,300.30 -7.09 -0.21% +3.34% +27.97% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
2,627.30 -5.00 -0.19% +4.67% +31.53% 15:00
日経300指数
563.24 -0.61 -0.11% +5.65% +34.51% 15:15
東証REIT指数
1,712.07 +4.26 +0.25% -5.65% -6.37% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
1,377.82 -1.92 -0.14% +6.78% +40.25% 15:00
東証グロース市場250指数
745.35 -19.87 -2.60% +7.68% -2.48% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,938.41 -11.28 -0.38% +3.01% +21.64% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,632.82 -1.24 -0.05% +2.48% +24.30% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,625.43 -9.39 -0.36% +4.25% +29.98% 15:00
日経平均
現在値 38,262.16↓ (24/02/21 15:15)
前日比 -101.45 (-0.26%)
始値 38,191.97 (09:00) 前日終値 38,363.61 (24/02/20)
高値 38,339.70 (10:24) 年初来高値 38,865.06 (24/02/16)
安値 38,095.15 (12:49) 年初来安値 32,693.18 (24/01/04)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日続落、アドバンテストやソフトバンクGが2銘柄で約69円分押し下げ 16:31 配信
21日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり99銘柄、値下がり124銘柄、変わらず2銘柄となった。
20日の米国市場は続落。ダウ平均は64.19ドル安(-0.17%)の38563.80ドル、ナスダックは144.87ポイント安(-0.92%)の15630.79、S&P500は30.06ポイント安(-0.60%)の4975.51で取引を終了した。21日引け後の半導体エヌビディアの四半期決算発表を警戒した売りが影響し寄り付き後は下落。その後も経済指標の冴えない結果を受け、成長減速を懸念した売り圧力も強まった。特にハイテクでの調整売りが続き上値を抑制。相場は終日軟調に推移し、戻り鈍く終了した。
休場明けの米国市場が安かったことから、東京市場は売り優勢で取引を開始した。寄付きから半導体関連が弱く、日経平均は前日比マイナス圏での推移となった。下値では押し目を狙う動きが見られたものの、今晩のエヌビディア決算が様子見姿勢を強める材料として強く意識されておりTOPIXコア30銘柄は高安まちまち。プライム市場の売買代金は4.2兆円台とそれなりにできているが、盛り上がりに欠ける静かな一日となった。
大引けの日経平均は前日比101.45円安(-0.26%)の38262.16円となった。東証プライム市場の売買高は15億3549万株、売買代金は4兆2861億円だった。セクター別では、鉱業、保険業、石油・石炭製品、機械、空運業などが下落した一方、その他製品、ゴム製品、パルプ・紙、海運業、繊維製品などが上昇。東証プライム市場の値上がり銘柄は36%、対して値下がり銘柄は59%となっている。
値下がり寄与トップはアドバンテスト<6857>となり1銘柄で日経平均を約35円押し下げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、ダイキン<6367>、TDK<6762>、SMC<6273>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約24円押し上げた。同2位はテルモ<4543>となり、バンナムHD<7832>、中外薬<4519>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、KDDI<9433>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 38262.16(-101.45)
値上がり銘柄数 99(寄与度+112.45)
値下がり銘柄数 124(寄与度-213.90)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 41950 250 24.98
<4543> テルモ 5658 50 6.66
<7832> バンナムHD 2985 66 6.54
<4519> 中外製薬 5890 48 4.80
<6098> リクルートHD 5936 46 4.60
<7974> 任天堂 8401 138 4.60
<9433> KDDI 4644 22 4.40
<7733> オリンパス 2201 31 4.13
<5108> ブリヂストン 6412 112 3.73
<2502> アサヒGHD 5434 109 3.63
<8058> 三菱商事 3154 25 2.50
<7203> トヨタ自動車 3429 15 2.50
<8015> 豊田通商 9243 69 2.30
<7731> ニコン 1583 53 1.76
<8001> 伊藤忠商事 6648 53 1.76
<9766> コナミG 9645 47 1.57
<1928> 積水ハウス 3337 47 1.57
<7912> 大日本印刷 4589 92 1.53
<6981> 村田製作所 2976 19 1.48
<8253> クレディセゾン 2862 42 1.40
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6857> アドバンテ 6594 -133 -35.43
<9984> ソフトバンクG 8370 -169 -33.77
<8035> 東エレク 34520 -130 -12.99
<6920> レーザーテック 39020 -750 -9.99
<6367> ダイキン工業 21200 -250 -8.33
<6762> TDK 7713 -83 -8.29
<6273> SMC 84440 -2420 -8.06
<4704> トレンドマイクロ 7090 -179 -5.96
<7735> SCREEN 18060 -390 -5.19
<6758> ソニーG 13185 -130 -4.33
<6902> デンソー 2678 -27 -3.60
<4063> 信越化 6105 -21 -3.50
<8766> 東京海上HD 4321 -70 -3.50
<9735> セコム 10950 -100 -3.33
<2413> エムスリー 2059 -41 -3.28
<6506> 安川電機 5521 -95 -3.16
<4507> 塩野義製薬 7058 -86 -2.86
<3382> 7&iHD 6302 -80 -2.66
<6594> ニデック 5701 -91 -2.42
<7269> スズキ 6507 -72 -2.40
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,627.30↓ (24/02/21 15:00)
前日比 -5.00 (-0.19%)
始値 2,625.53 (09:00) 前日終値 2,632.30 (24/02/20)
高値 2,630.82 (09:16) 年初来高値 2,648.92 (24/02/20)
安値 2,614.89 (12:49) 年初来安値 2,335.58 (24/01/04)
東証業種別ランキング:鉱業が下落率トップ 15:38 配信
鉱業が下落率トップ。そのほか保険業、石油・石炭製品、機械、空運業なども下落。一方、その他製品が上昇率トップ。そのほかゴム製品、パルプ・紙、海運業、繊維業なども上昇。
業種名/現在値/前日比(%)
1. その他製品 / 4,984.24 / 1.63
2. ゴム製品 / 4,760.54 / 1.60
3. パルプ・紙 / 519.04 / 0.80
4. 海運業 / 1,859.01 / 0.40
5. 繊維業 / 632.01 / 0.36
6. ガラス・土石製品 / 1,391.66 / 0.36
7. 建設業 / 1,614.04 / 0.34
8. 食料品 / 2,242. / 0.28
9. 卸売業 / 3,726.29 / 0.28
10. 精密機器 / 11,717.51 / 0.24
11. 輸送用機器 / 5,143.54 / 0.23
12. その他金融業 / 1,023.44 / 0.18
13. 化学工業 / 2,546.52 / 0.06
14. サービス業 / 2,883.47 / 0.03
15. 証券業 / 580.17 / -0.05
16. 不動産業 / 1,847.72 / -0.18
17. 陸運業 / 2,159.18 / -0.19
18. 金属製品 / 1,449.85 / -0.20
19. 情報・通信業 / 5,772.87 / -0.26
20. 医薬品 / 3,685.2 / -0.28
21. 小売業 / 1,759.07 / -0.33
22. 電気機器 / 4,610.68 / -0.43
23. 銀行業 / 288.56 / -0.45
24. 非鉄金属 / 1,245.21 / -0.49
25. 鉄鋼 / 822.44 / -0.55
26. 電力・ガス業 / 495.5 / -0.56
27. 倉庫・運輸関連業 / 2,688.38 / -0.57
28. 水産・農林業 / 580.78 / -0.66
29. 空運業 / 243.82 / -0.67
30. 機械 / 2,989.03 / -1.37
31. 石油・石炭製品 / 1,581.22 / -1.67
32. 保険業 / 2,034.71 / -1.75
33. 鉱業 / 590.51 / -1.78
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 23,749.13↓ (24/02/21 15:00)
前日比 -54.01 (-0.23%)
始値 23,735.96 (09:00) 前日終値 23,803.14 (24/02/20)
高値 23,790.86 (10:24) 年初来高値 23,933.54 (24/02/20)
安値 23,639.83 (12:49) 年初来安値 21,088.93 (24/01/04)
東証プライム市場指数
現在値 1,352.17↓ (24/02/21 15:00)
前日比 -2.54 (-0.19%)
始値 1,351.64 (09:00) 前日終値 1,354.71 (24/02/20)
高値 1,353.83 (10:25) 年初来高値 1,362.97 (24/02/20)
安値 1,345.80 (12:49) 年初来安値 1,201.69 (24/01/04)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,236.99↓ (24/02/21 15:00)
前日比 -4.01 (-0.32%)
始値 1,239.79 (09:00) 前日終値 1,241.00 (24/02/20)
高値 1,239.86 (10:25) 年初来高値 1,244.52 (24/02/20)
安値 1,235.40 (12:55) 年初来安値 1,166.04 (24/01/04)
東証グロース市場指数
現在値 933.89↓ (24/02/21 15:00)
前日比 -22.73 (-2.38%)
始値 952.08 (09:00) 前日終値 956.62 (24/02/20)
高値 952.08 (09:00) 年初来高値 962.28 (24/02/20)
安値 933.17 (14:54) 年初来安値 862.11 (24/01/18)
東証グロ-ス指数は大幅安、主力株中心に売り優勢の地合いに/グロース市況 17:02 配信
東証グロース市場指数:-22.73 ()
出来高:1億4275万株
売買代金1595億円:
東証グロース市場250指数:-19.87 ()
出来高1億249万株:
売買代金1329億円:
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数は大幅反落、東証グロース市場250指数は大幅続落。値上がり銘柄数は129、値下り銘柄数は402、変わらずは26。 20日の米国市場は続落。ダウ平均は64.19ドル安(-0.17%)の38563.80ドル、ナスダックは144.87ポイント安(-0.92%)の15630.79、S&P500は30.06ポイント安(-0.60%)の4975.51で取引を終了した。21日引け後の半導体エヌビディアの四半期決算発表を警戒した売りが影響し寄り付き後は下落。その後も経済指標の冴えない結果を受け、成長減速を懸念した売り圧力も強まった。特にハイテクでの調整売りが続き上値を抑制。相場は終日軟調に推移し、戻り鈍く終了した。 休場明けの米国市場がさえなかったことから、東証グロース市場は売り優勢で取引を開始。米半導体大手エヌビディアの決算発表が警戒されて、プライム市場は半導体株が弱く、日経平均は前日比マイナス圏での推移に。足元、東証グロース市場指数、東証グロース250指数ともに10%ほど上昇していたことから、主力株を中心に売り圧力が強まる地合いとなった。 個別では、QPS研究所<5595>は、利益確定売りが強まり急落したほか、ペルセウス<4882>、アジャイル<6573>も急落。時価総額上位銘柄では、ispace<9348>、ウェルスナビ<7342>、JTOWER<4485>が売られた。値下がり率上位銘柄では、ビートレンド<4020>、コパ・コーポレーション<7689>が下落。 一方、サマンサJP<7829>がコナカ<7494>を株式交換完全親会社とする株式交換を行うことを協議・検討と発表しストップ高。時価総額上位銘柄では、トライト<9164>のみ上昇した。値上がり率上位銘柄では、くふうカンパニー<4376>、ピクスタ<3416>がランクイン。 東証グロース市場Core指数では、ispace、ウェルスナビ、JTOWERのほか、シーユーシー<9158>、ジーエヌアイグループ<2160>などが下落した。
グロース250
現在値 745.35↓ (24/02/21 15:00)
前日比 -19.87 (-2.60%)
始値 761.32 (09:00) 前日終値 765.22 (24/02/20)
高値 761.32 (09:00) 年初来高値 770.48 (24/02/20)
安値 744.54 (14:54) 年初来安値 683.34 (24/01/18)
東証REIT指数
現在値 1,712.07↑ (24/02/21 15:00)
前日比 +4.26 (+0.25%)
始値 1,718.30 (09:00) 前日終値 1,707.81 (24/02/20)
高値 1,718.30 (09:00) 年初来高値 1,845.33 (24/01/23)
安値 1,697.96 (11:17) 年初来安値 1,698.13 (24/02/19)
日経平均VI
現在値 20.55↑ (24/02/21 15:20)
前日比 +1.10 (+5.66%)
始値 19.46 (09:00) 前日終値 19.45 (24/02/20)
高値 20.78 (12:53) 年初来高値 23.02 (24/01/15)
安値 19.30 (09:06) 年初来安値 17.96 (24/02/01)
大証ラージ
現在値 変化 時間
大証ラージ(日中) 38,510.00 -10.00 02/20
大証ラージ(夜間) 38,280.00 -230.00 06:00
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
大証ミニ 24年03月限 38,280 -225 38,505 38,480 38,545 38,095 367,059 06:00
大証ミニ 24年04月限 37,985 -250 38,235 38,230 38,280 37,830 4,085 06:00
大証ミニ 24年05月限 37,965 -235 38,200 38,220 38,240 37,860 112 06:00
大証ラージ 24年03月限 38,280 -230 38,510 38,470 38,550 38,090 18,011 06:00
大証ラージ 24年06月限 38,010 -230 38,240 38,220 38,270 37,840 519 05:50
大証ラージ 24年09月限 37,900 -100 38,000 38,150 38,190 37,900 7 00:03
日経VI:上昇、米エヌビディア決算など警戒 16:05 配信
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は21日、前日比+1.10(上昇率5.66%)の20.55と上昇した。なお、高値は20.78、安値は19.30。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。市場では現地時間21日に発表される米半導体大手エヌビディアの決算への警戒感が継続している。そうした中、今日は日経225先物が取引開始後も上値が重く、また、ダウ平均先物が時間外取引でやや軟調な展開となったこともあり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは概ね昨日の水準を上回って推移した。
日経平均先物
現在値 38,280.00↑ (24/02/21 06:00)
前日比 -230.00 (-0.60%)
高値 38,550.00 (17:06) 始値 38,470.00 (16:30)
安値 38,090.00 (02:39) 前日終値 38,510.00 (24/02/20)
TOPIX先物
現在値 2,632.50↑ (24/02/21 06:00)
前日比 -7.50 (-0.28%)
高値 2,641.00 (18:14) 始値 2,639.50 (16:30)
安値 2,621.50 (02:39) 前日終値 2,640.00 (24/02/20)
JPX日経400先物
現在値 23,750.00↓ (24/02/21 06:00)
前日比 -130.00 (-0.54%)
高値 23,880.00 (18:15) 始値 23,865.00 (16:30)
安値 23,705.00 (02:39) 前日終値 23,880.00 (24/02/20)
グロース250先物
現在値 764.00↓ (24/02/21 06:00)
前日比 -4.00 (-0.52%)
高値 770.00 (18:21) 始値 768.00 (16:30)
安値 763.00 (00:38) 前日終値 768.00 (24/02/20)
NYダウ先物 円建
現在値 38,607.00↑ (24/02/21 06:00)
前日比 +21.00 (+0.05%)
高値 38,719.00 (01:00) 始値 38,586.00 (16:30)
安値 38,521.00 (02:39) 前日終値 38,586.00 (24/02/20)
CME日経平均先物 円建
現在値 38,280.00 (24/02/20 15:59 CST)
前日比 -20.00 (-0.05%)
高値 38,730.00 始値 38,265.00
安値 38,100.00 前日終値 38,300.00 (24/02/16)
日経先物 CME
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
CME¥ 24年03月限 38,280 -20 38,300 44,374 06:59
CME$ 24年03月限 38,290 -25 38,315 11,465 06:59
CME¥ 24年06月限 37,975 -65 38,040 57 05:34
CME$ 24年06月限 38,030 -110 38,140 63 04:43
SGX日経平均先物
現在値 38,250.00↑ (24/02/21 05:14 SGT)
前日比 -240.00 (-0.62%)
高値 38,545.00 始値 38,450.00
安値 38,095.00 前日終値 38,490.00 (24/02/20)
日経先物 SGX
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高
SGX 2024/03(日中) 38,490 0 38,485 0 01:43 01:43 0
SGX 2024/03(夜間) 38,250 -240 38,490 38,450 38,545 38,095 11,650
SGX 2024/06(日中) 38,230 0 38,225 0 01:43 01:43 0
SGX 2024/06(夜間) 37,855 -375 38,230 37,945 37,945 37,855 75
長期国債先物
現在値 146.230↓ (24/02/21 06:00)
前日比 +0.050 (+0.03%)
高値 146.300 (00:41) 始値 146.200 (15:30)
安値 146.150 (16:10) 前日終値 146.180 (24/02/20)
21日の日本国債市場概況:債券先物は146円19銭で終了 17:09 配信
<円債市場>
長期国債先物2024年3月限
寄付146円18銭 高値146円23銭 安値146円12銭 引け146円19銭
売買高総計16542枚
2年 457回 0.150%
5年 165回 0.356%
10年 373回 0.723%
20年 187回 1.467%
債券先物3月限は、146円18銭で取引を開始。ドル・円相場が150円台でやや円安推移するなか売りがみられ、146円12銭まで下げた。その後、日銀の国債買い入れオペの結果は良好との見方から買いが優勢になり、146円23銭まで上げた。現物債の取引では、2年債と5年債が売られ、10年債と20年債が買われた。
<米国債概況>
2年債は4.60%、10年債は4.28%、30年債は4.45%近辺で推移。
債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.39%、英国債は4.04%、オーストラリア10年債は4.17%、NZ10年債は4.79%。(気配値)
日本国債3年
年利回り 0.154 (24/02/21 03:05)
前日比 +0.002
日本国債5年
年利回り 0.357 (24/02/21 03:05)
前日比 -0.003
日本国債10年
年利回り 0.731 (24/02/21 03:05)
前日比 0.000
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
2,950.96 +28.23 +0.97% +4.19% -10.75% 17:29
中国 上海A株指数
3,093.65 +29.61 +0.97% +4.18% -10.74% 17:29
中国 深センA株指数
1,703.86 +17.29 +1.03% -3.42% -24.80% 16:00
中国 深セン成分指数
8,975.97 +70.01 +0.79% +2.15% -25.00% 16:00
中国 上海B株指数
252.53 +1.93 +0.77% +12.56% -15.63% 17:29
中国 深センB株指数
1,045.46 +17.49 +1.70% +2.61% -15.34% 16:00
中国 上海50A株指数
2,410.23 +41.14 +1.74% +7.43% -13.99% 17:29
中国 上海180A株指数
7,615.01 +103.90 +1.38% +6.70% -13.02% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,493.43 +23.85 +0.97% +4.18% -10.74% 17:29
中国 創業板指数
1,752.48 +6.30 +0.36% +2.16% -29.04% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,456.87 +46.02 +1.35% +5.72% -16.59% 16:00
中国 深セン総合指数
1,629.01 +16.55 +1.03% -3.41% -24.78% 16:00
香港 ハンセン指数 16,503.10 +255.59 +1.57% +7.80% -19.61% 17:08
ハンセン中国企業株指数(H株) 5,642.78 +123.55 +2.24% +10.05% -18.52% 17:08
ハンセン中国レッドチップ指数 3,396.66 +47.76 +1.43% +9.87% -15.94% 17:08
韓国総合株価指数 2,653.31 -4.48 -0.17% +7.30% +7.90% 18:05
S&P・BSEセンセックス 72,623.13 -434.27 -0.59% +1.68% +19.70% 20:24
インドCNX NIFTY指数 22,055.05 -141.90 -0.64% +2.24% +23.72% 20:24
加権指数 18,676.31 -76.85 -0.41% +5.63% +20.00% 15:30
S&P/ASX200指数 7,608.36 -50.69 -0.66% +2.52% +3.71% 14:42
NZX50種グロス指数 11,590.47 +19.25 +0.17% -0.65% -1.79% 14:10
FTSEブルサマレーシアKLCIインデックス 1,552.40 -3.19 -0.21% +4.44% +5.32% 18:05
ジャカルタ 総合指数 7,349.02 -3.58 -0.05% +1.68% +6.92% 18:00
シンガポール ST指数 3,217.11 -26.95 -0.83% +2.06% -2.75% 18:20
タイ SET指数 1,393.61 +12.54 +0.91% +0.80% -16.48% 19:03
ベトナム VN指数 1,230.04 -0.02 0.00% +4.11% +13.66% 17:02
フィリピン 総合指数 6,897.36 +42.70 +0.62% +6.06% +1.42% 15:50
アジア株式市場サマリー 2024年2月21日午後 7:59
中国株式市場は7営業日続伸して終了した。香港も大幅高となった。市場の信頼感を高める当局の取り組みや不動産セクター支援策を好感した。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数(.CSI300), opens new tabは終値としては昨年12月4日以来の高値となった。
アナリストは地合いが若干改善していると指摘した。海外勢は株式相互取引を通じて中国株を136億元買い越した。買い越し額は2023年7月以来の大きさとなった。
中国市場では食品・飲料株(.CSI000815), opens new tabが3.7%高、不動産株(.CSI000952), opens new tabが2.6%高と上げを主導した。
香港市場のハンセン指数(.HSI), opens new tabは上げ幅を縮小して終了。ハンセンテック指数(.HSTECH), opens new tabは2.7%上昇した。
HSBCホールディングス(0005.HK), opens new tabは4%安。23年通期決算がアナリスト予想を下回った。
ソウル株式相場は利益確定売りに押され続落した。ただ、割安株の株価引き上げに向けた韓国政府の施策を踏まえ、公的年金基金が企業価値の向上に努めている国内の上場企業に投資すると発表したことを好感し、下げ幅を縮小した。
主要銘柄では現代自動車は1.03%安。一方で傘下の起亜(000270.KS), opens new tabは0.60%高。銀行株指数(.KRXBANK), opens new tabは0.8%安だった。
投資家は米半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabの決算発表を待つ中、サムスン電子(005930.KS), opens new tabとSKハイニックス(000660.KS), opens new tabはそれぞれ0.41%、0.40%下落した。
韓国銀行(中央銀行)は22日の金融政策会合で政策金利の据え置きを決定すると予想されている。
外国人投資家は1036億ウォン(7761万ドル)相当の売り越し。
シドニー株式市場は続落して引けた。鉱業株が最大消費国・中国の需要懸念で下落したほか、金融株安も株価全般を圧迫。本格化した企業決算発表シーズンに投資家の注目が移った。
鉱業株指数は2%近く下げ、2カ月ぶり安値を付けた。中国の予想より弱い景気回復が、金属と鉄鉱石の価格を押し下げた。
リオ・ティント(RIO.AX), opens new tabは1.8%安で終了。同社が取引終了後に発表した通期決算は、利益がアナリスト予想並みだったが、2024年のコスト増加が見込まれた。
金融株指数(.AXFJ), opens new tabは0.7%安。コモンウェルス銀行(CBA.AX), opens new tabは2%安。
一方、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB.AX), opens new tabは約2年ぶり高値で終了。同行は上半期の現金利益が市場予想を上回った。
エネルギー株指数(.AXEJ), opens new tabは0.4%安。通期決算で利益が予想を下回ったサントス(STO.AX), opens new tabが0.8%下落。
一方、IT株指数(.AXIJ), opens new tabは2.2%上昇し、2年ぶり高値を付けた。
終値
前日比
%
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
2950.9556
+ 28.2254
+ 0.97
2906.0243
2994.6149
2898.0496
(.SSEC)
前営業日終値
2922.7302
中国
CSI300指数
3456.871
+46.017
+1.35
3390.362
3500.134
3383.691
(.CSI300)
前営業日終値
3410.854
香港
ハンセン指数
16503.10
+255.59
+1.57
16182.93
16756.01
16138.81
(.HSI)
前営業日終値
16247.51
香港
ハンセン中国株指数
5642.78
+123.55
+2.24
5498.05
5740.39
5478.44
(.HSCE)
前営業日終値
5519.23
韓国
総合株価指数
2653.31
-4.48
-0.17
2656.92
2670.95
2644.04
(.KS11)
前営業日終値
2657.79
台湾
加権指数
18676.31
-76.85
-0.41
18673.49
18729.03
18645.27
(.TWII)
前営業日終値
18753.16
豪
S&P/ASX指数
7608.40
-50.60
-0.66
7659.00
7659.00
7585.60
(.AXJO)
前営業日終値
7659.00
シンガポール
ST指数
3217.11
-26.95
-0.83
3222.20
3247.63
3214.53
(.STI)
前営業日終値
3244.06
マレーシア
総合株価指数
1552.40
-3.19
-0.21
1554.10
1554.95
1547.49
(.KLSE)
前営業日終値
1555.59
インドネシア
総合株価指数
7349.021
-3.580
-0.05
7345.791
7370.882
7286.67
(.JKSE)
前営業日終値
7352.601
フィリピン
総合株価指数
6897.36
+42.70
+0.62
6846.53
6897.36
6833.92
(.PSI)
前営業日終値
6854.66
ベトナム
VN指数
1230.04
-0.02
0.00
1230.06
1234.22
1222.92
(.VNI)
前営業日終値
1230.06
タイ
SET指数
1393.61
+12.54
+0.91
1382.90
1395.11
1379.02
(.SETI)
前営業日終値
1381.07
インド
SENSEX指数
72623.09
-434.31
-0.59
73267.48
73267.80
72450.56
(.BSESN)
前営業日終値
73057.40
インド
NSE指数
22055.05
-141.90
-0.64
22248.85
22249.40
21997.95
(.NSEI)
前営業日終値
22196.95
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▲0.17% 11,590.47 +19.25H:11,595.28L:11,512.6402/21
[CFD] 日本 日経平均 38,328.30 日経比:+66▲0.17%H:38,387L:38,27021:46
中国 上海B株 ▲0.77% 252.53 +1.93H:253.56L:249.7402/21
中国 上海A株 ▲0.97% 3,093.65 +29.61H:3,139.46L:3,038.1302/21
中国 深セン成分 ▲0.79% 8,975.97 +70.01H:9,130.03L:8,798.3702/21
中国 深センB株 ▲1.70% 1,045.46 +17.49H:1,052.15L:1,021.5002/21
中国 深センA株 ▲1.03% 1,703.86 +17.29H:1,736.79L:1,664.9802/21
[CFD] HangSeng サンデー 16,458.30 指数比:-44▼0.27%H:16,813L:16,12021:46
香港 レッドチップ指数 ▲1.41% 3,396.20 +47.30H:3,446.91L:3,320.4816:59
21日の中国本土市場概況:上海総合1.0%高で6日続伸、不動産株に買い 18:03 配信
21日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比28.23ポイント(0.97%)高の2950.96ポイントと6日続伸した。一時、節目の3000ポイントに接近(高値は2994.62ポイント)。1月4日以来、約1カ月半ぶりの高値水準で終えている。
中国の政策動向が好感される流れ。当局は足元で、相場テコ入れや不動産業の支援スタンスを強めている。現地メディアが21日付で伝えたところによれば、春節(旧正月)明け初日の中国株式マーケットを不安定化させた違法行為と指摘し、中国の証券当局が大手私募ファンドの一角を公開叱責。同ファンドに対し、売買禁止措置(2月20~22日)を実施した。中国の関係部局は先ごろ、低迷する相場をテコ入れするため、「国家隊」と呼ばれる中国政府系投資会社による買い支えや空売り規制の強化、上場企業の投資価値向上を支援するなどの施策を集中的に打ち出している。また、住宅都市農村建設部は20日、全国29省214都市で「不動産融資協調体制」が組まれ、デベロッパーの資金調達を支援する「ホワイトリスト」が商業銀行に相次いで提出されたと発表した。20日公表された中国の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRは4.20→3.95%と予想(4.10%)以上に引き下げられている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、不動産の上げが目立つ。金地集団(600383/SH)が4.1%高、新城控股集団(601155/SH)が4.0%高、信達地産(600657/SH)が2.4%高、保利発展控股集団(600048/SH)が2.3%高で引けた。
消費関連株も高い。自動車の東風汽車(600006/SH)が6.9%、食品の仏山市海天調味食品(603288/SH)が4.7%、酒造の貴州茅台酒(600519/SH)が2.9%、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)とチーズ生産の上海妙可藍多食品科技(600882/SH)がそろって2.8%、ホテルの上海錦江国際酒店発展(600754/SH)が2.5%ずつ上昇した。
銀行・保険株もしっかり。招商銀行(600036/SH)が5.1%高、成都銀行(601838/SH)が3.6%高、興業銀行(601166/SH)が2.9%高、新華人寿保険(601336/SH)が6.3%高、中国平安保険(601318/SH)が2.9%高、中国人民保険集団(601319/SH)が2.5%高で取引を終えた。素材株、インフラ関連株、医薬株、エネルギー株、運輸株、半導体株、証券株なども買われている。
半面、発電株の一角はさえない。浙能電力(600023/SH)が2.7%、国投電力(600886/SH)が1.9%、華能国際電力(600011/SH)が1.6%、中国核能電力(601985/SH)が1.4%ずつ下落した。メディア・娯楽株、通信株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.93ポイント(0.77%)高の252.53ポイント、深センB株指数が17.49ポイント(1.70%)高の1045.46ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
21日の香港市場概況:ハンセン1.6%高で続伸、龍湖9.5%上昇 18:21 配信
21日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比255.59ポイント(1.57%)高の16503.10ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が123.55ポイント(2.24%)高の5642.78ポイントと続伸した。ハンセン指数は1月5日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を回復している。売買代金は1224億4420万香港ドルに拡大した(20日は769億6140万香港ドル)。
中国の政策動向が好感される流れ。中国経済の先行き不安が根強い中、当局は景気支援スタンスを継続している。20日公表された中国の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRは4.20→3.95%と予想(4.10%)以上に引き下げられた。ほか、住宅都市農村建設部は20日、全国29省214都市で「不動産融資協調体制」が組まれ、デベロッパーの資金調達を支援する「ホワイトリスト」が商業銀行に相次いで提出されたと発表している。また、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕3月5日が視野に入ってきたことで、追加の経済支援策に対する期待感も高まった。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国中堅デベロッパーの龍湖集団HD(960/HK)が9.5%高、香港大手行の恒生銀行(11/HK)が9.1%高、保険事業で中国2位の中国平安保険(2318/HK)が6.4%高と上げが目立っている。恒生銀行については、昼に報告した通期決算の6割増益が刺激材料。後場に入り上げ幅を広げた。
セクター別では、中国の不動産が高い。上記した龍湖集団のほか、世茂集団HD(813/HK)が10.4%、合景泰富地産HD(1813/HK)が6.6%、融創中国HD(1918/HK)が4.0%、旭輝(884/HK)が3.5%ずつ上昇した。
自動車セクターもしっかり。長城汽車(2333/HK)が4.3%高、理想汽車(2015/HK)が4.1%高、浙江零ホウ科技(9863/HK)が3.1%高、比亜迪(1211/HK)が2.3%高で引けた。
中国の保険・銀行セクターも物色される。上述した中国平安保険のほか、新華人寿保険(1336/HK)が5.2%高、中国人寿保険(2628/HK)が4.7%高、招商銀行(3968/HK)が5.4%高、交通銀行(3328/HK)が2.4%高、中国工商銀行(1398/HK)が2.3%高で取引を終えた。
一方、本土市場は6日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.97%高の2950.96ポイントで取引を終了した。不動産株が高い。消費関連株、金融株、素材株、インフラ関連株、医薬株、エネルギー株、運輸株、半導体株なども買われた。半面、発電株の一角は安い。メディア・娯楽株、通信株も売られた。
亜州リサーチ(株)