山梨県側の構想であるが、富士吉田市側は明確に反対の意向。イコモスは構想そのものには賛同姿勢を示すも、地元の同意が不可欠だとまとめており、少なくとも、富士吉田市側が妥協しない限り実現はできまい。 https://t.co/wiG8acp4gC #gooblog
— bod (@bod91313247) November 18, 2024
「富士山登山鉄道構想」鉄道敷設の導入断念 新たな検討へ 山梨 | NHK 2024年11月18日 19時17分https://t.co/JrNibngcn5
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富士山のふもとから5合目を結ぶ「富士山登山鉄道構想」について山梨県の長崎知事はLRT=次世代型路面電車を含む鉄道を敷設する方式での導入を断念する方針を示しました。ゴム製のタイヤで走行する新たな交通手段の導入に向けた検討を始めるということです。
山梨県の「富士山登山鉄道構想」はマイカーや観光バスの排気ガスなどによって環境負荷が懸念されることから2021年にとりまとめられ、LRTの導入が最も有力だとして事業化に向けた検討を進めていました。
これに対し、地元から大規模な開発につながるおそれがあると反対意見が出ていることを踏まえ長崎知事は18日、記者会見でLRTを含む鉄道を敷設する方式での導入を断念する方針を発表しました。
そのうえで、富士山の環境保全には来訪者数の管理が必要だという認識は一致しているとして、新たな交通手段として磁気マーカーなどに沿ってゴム製のタイヤで走行する誘導式の車両を導入する方向で検討を進めることを明らかにしました。
調査にかかる経費としておよそ650万円を補正予算案に計上し、来月開かれる県議会に提出するということです。
長崎知事は「鉄路の敷設に対するさまざまな懸念が強かった。移動手段をどうするかは山梨県の基盤となるインフラで多くの皆さんのご賛同を得て出発させるのが望ましいので鉄路はやめて新しい技術の可能性を探ろうと方針転換した」と述べました。