(お借りした)
【セントライト記念2024】出走予定馬最速チェック
アーバンシック
新馬→1勝クラスの連勝は、控えると厳しい流れを抜群の加速で差し切り。次の京成杯は、ダービー馬の2着。前々決着を4角10番手から追い込み、内容は勝ち馬より上だった。続く皐月賞は4着と善戦も、器用さはなく大箱向き。前進を期待できたダービーは、スローで折り合いに苦しんだ。中山向きとは思わないが、外回りなら。
アスクカムオンモア
キャリア5戦は[2-1-1-1]。1着以外の3戦の勝ち馬は、シュガークン、オールセインツ、ダノンエアズロックと強い馬ばかり。2走前のプリンシパルSは、瞬発力勝負を3着だったが、上位にはキレ負けした。前走の1勝クラスは、稍重の勝ち時計1分46秒1と速い。相手は強いが、先行力が高く、開催前半の馬場を味方にどこまで。
エコロヴァルツ
新馬から連勝のコスモス賞は、2番手で折り合わず、途中で先頭に代わり最後は6馬身差をつけた。能力は高いものの、気性面に課題を残す。次の朝日杯FSは、直線にかける競馬で、4角17番手から上がり最速で2着。上手くハマったが、マイルだと忙しそう。前走のダービーはハナ、スローに落とし8着まで。2400mだと反対に長い。
コスモキュランダ
新馬は12着、初勝利に4戦を要した馬が、弥生賞を勝ち、皐月賞でも2着に走った。弥生賞はスローを見越し、道中後方から番手へ押し上げつつ、ゴールまで脚が続いた。勝ち時計1分59秒8はレースレコード。今年は皐月賞もレコードで、中弛みしないラップだった。父のアルアインと同じく、高速馬場の持続戦に長ける。
スティンガーグラス
キズナ産駒、母ライフフォーセールで、半姉に重賞6勝のダノンファンタジーがいる。新馬を順当勝ちし、スプリングSは8番人気6着。1000m通過63秒1と、超前有利の展開のなか、4角8番手から脚は使っている。自己条件に戻り、東京芝2000m2着→新潟芝2400m1着。延長ローテで5馬身差をつけ、菊花賞の権利がほしい。
タンゴバイラリン
新馬戦はジャスティンミラノの組で3着。芝4戦では勝ち上がれず、ダートへ活路を求めた。初勝利はキャリア7戦目、ダート3戦目の東京ダート1600m。単勝オッズ1.6倍の支持に応え、中団から差し切り。僅差の2、3着馬も次走勝ち上がりを決めている。1勝クラスは芝に戻り連勝したが、高速馬場と相手強化ではどうか
パンジャ
初勝利はキャリア6戦目、3走前の函館芝2000m。1000m通過59秒8と緩みない流れ、レースの上がり36秒4のタフな競馬を、出遅れからひと捲り。2着に5馬身差をつけた。1勝クラス昇級後も、洋芝の中・長距離を2着、4着と上位争い。ゴールドシップ産駒らしく、北海道とは水が合う。今回は能力的に厳しそうで道悪なら。
ヤマニンアドホック
キャリア5戦[2-1-2-0]とオール馬券内。前走初重賞のラジオNIKKEI賞でも3着に食い込んだ。開幕週とはいえ、1000m通過58秒4だから速い。その流れを好位でかかりながら粘り、スタミナは強調できる。3走前の1勝クラスでは、8月に3勝クラスを勝ったヘデントールに3馬身差をつけられていて、一線級との力関係が鍵。
ルカランフィースト
京都2歳S13着のあと、年明け初戦は不良馬場の1勝クラスを快勝。展開は向いたものの、大外を伸びる脚は際立ち、道悪適性は高そう。次のスプリングSは3着も、超スローの前々決着を、好位にいたため評価しづらい。とはいえ、前走の皐月賞は14番人気8着とまずまず走った。走破時計は1分57秒9。意外と速い馬場もこなす。
ログラール
初勝利を挙げた未勝利(小倉芝1800m)は、良馬場の勝ち時計1分49秒5、レースの上がり37秒8。1勝クラス勝ちの阪神芝2000mも、緩いペースだったが、後半1000mから加速する流れだった。重賞2戦は、スプリングS10番人気8着とラジオNIKKEI賞11番人気6着。人気以上の走りながら、今回はさらに相手が強い。