エストゥペンダ* 牝3三浦
エンブロイダリー 牝3るめ
ギフテッド 牝3岩田康
コートアリシアン 牝3坂井
ショウナンザナドゥ 牝3池添
*スライビングロード 牝3菅原
ティラトーレ 牝3木幡巧
*マディソンガール 牝3川田
マピュース 牝3田辺
ミラーダカリエンテ 牝3石川
レイユール 牝3嶋田
*ロンドボス 牝3戸崎
ロートホルン* 牝3横山武
ヴィヴァラリス 牝3○○
【クイーンC】レース展望
3週目の土曜メインは、3歳牝馬限定の第60回クイーンC(15日、GⅢ、芝1600メートル)が行われる。クラシックトライアルではないものの、例年ハイレベルなレースが繰り広げられる一戦に飛躍を誓うヒロイン候補が集まった。
ショウナンザナドゥ(栗東・松下武士厩舎)は阪神ジュベナイルフィリーズで4着。上位2頭は後方から伸びてきたが、本馬は好位の3番手で競馬を進めて見せ場十分だった。3走前の未勝利戦ではハイペースのタフな展開で早めに先頭に立って1着、2走前のアルテミスSでは決め手比べで3着と、どんな展開でも崩れずに走る堅実型。3歳重賞を今年すでに2勝しているキズナ産駒の期待馬が、待望の重賞初Vを飾るか
エンブロイダリー(美浦・森一誠厩舎)はデビュー2戦目に、新潟・芝1800メートル(外回り)の2歳レコードを0秒9も更新する大レコードで初勝利。2勝目を挙げた前走は初めての1400メートル戦だったが、持ち前のスピードと決め手を武器に快勝して、楽々オープン入りを果たした。父アドマイヤマーズが輝いたマイルに戻り、クラシックに向けて弾みをつける。
コートアリシアン(美浦・伊藤大士厩舎)の前走・阪神ジェベナイルフィリーズは馬場の悪い内を回るロスや、気難しい面が出て6着に敗れた。それでも、新潟2歳Sで牡馬相手に2着に入ったレース内容から能力の高さは証明済みで、末脚の生きる東京コースに戻れば巻き返しがありそう。新コンビの坂井騎手の手腕にも注目だ。
マディソンガール(栗東・中内田充正厩舎)は、半姉リバティアイランド(父ドゥラメンテ)が3冠牝馬という良血。偉大な姉に負けじと本馬もデビュー戦で高いポテンシャルを披露しており、いきなりの重賞挑戦となるが、血統面と素質の高さを見れば十分に戦えそうだ。
その他にも、同舞台の赤松賞を好時計で制したマピュース(美浦・和田勇介厩舎)、フェアリーS、クロッカスSでともに2着のティラトーレ(美浦・牧光二厩舎)、フェアリーSで豪快な追い込みを見せ3着に入ったエストゥペンダ(美浦・高柳瑞樹厩舎)にも注目したい