弾丸日帰りで、錦秋の「傾山」へ！（とっても良かったが、疲れた！）

 

－１０月２２日（火）－

 

ネットでは、あふれるばかりの紅葉の山々。特に久住が多い。

三俣の大鍋や、大船の御池などが今年は素晴らしいようだ！

 

それで、私たちもどこに登るかを検討していた。

昨年は、大船、一昨年は祖母の北谷コース。その前が大船。

今年は、少しばかり喧噪の山を避けて「傾」に行こうということになった。

 

ただ、「傾」は日帰りを主としている私たちにもとっても遠い。

少しばかり不安もあったが、結論として「傾」がおいらを呼んでいる！と相成った。

 

諸事情もあり、5時45分に家を出て、順に拾って6時50分には太宰府から高速に。

基本的に安全運転で、松橋ＩＣで高速を出て、８時前には「アグリ豊野」で休憩と弁当を仕入れる。

それから、２１８号を走って日之影町の「道の駅青雲橋」で休憩し、黒仁田林道へ。

 

家を出てから、約５時間強。やっと登山口にとうちゃこ。

 

見立から悪路とも行っていい「黒仁田林道」を走ってようやくたどり着いた。

読み通り登山者は少なそう。佐賀ナンバーの車が一台。

 

素早く、準備を済ませて登り始める。天気はとっても良い！（１１：２１）

参加者は、北アルプス遠征のいつものメンバー。久しぶりに４人で。

 

 

登りはじめの地点は、まだ紅葉は始まり程度。

 

 

頂上付近はどうかな？と心配しながらゆっくりと登っていく。

 

 

１２：１２　ほぼコースタイムで、九折越。

傾方面は、雲に覆われている。

 

九折越からの登山路は、それはそれは感じがとっても良い！

 

 

上に上がるにつれて、だんだんと彩りが良くなってくる。

 

 

やっぱ、この季節紅葉登山は外せない！

 

 

それでも、アプローチに５時間以上を掛けて、「好きでんな！」との声が聞こえてきそう？

 

 

そんな苦労もこの景色の前には吹っ飛んでしまう。

 

 

大船がいいか、祖母がいいななんて、どうでも良くなってくる。

 

 

この圧倒的な美しさの中に、ただただ酔いしれていく！

 

 

頂上直前の急登なんかも忘れて、

 

 

時間がとっても落ちてることなんかも気にもならず、

この景色の中に入れることに、ただただ感謝！

 

 

そして、ようやく傾が見え始めた。

 

 

やっぱし、「傾」を選択したのは大正解！

 

 

雲に隠れてはいるが、あれが「傾」だ！

 

 

そのとき、そっと姿をあらわしてくれた！

　

 

 

この季節だから「花」はないと思っていたけれど、

「ママコナ」。

 

 

そして、頂上直下の急登の始まりだ！

 

 

少しばかり息が上がるが、

 

 

愛くるしい「リンドウ」なんかにも癒やされて、

 

 

どっこいしょ！と登っていく。

 

 

杉ヶ越の分岐まで来ると、頂上は近い！

 

 

「ドウダンツツジ」が真っ赤っか！

 

 

紅葉と黄葉のコラボもまたいい！

 

 

おっと！Ｙさんは一眼で何を狙ってるのかな？

 

 

「ツルリン」でした！

 

 

そして、この岩の先はというと、

 

 

「傾」のトッペンだ！

 

 

１３：５５　とっても遅いが、「傾」にとうちゃこ！

 

 

そして、急いで今日の豪華ランチ！

Ｙさん持参のリンゴは一人４個まで。

 

 

昼食をとっていると、突然、雲に覆われていた目の前が開けた。

 

 

慌てて、カメラを取り出して激写！

 

 

紅葉の「傾」はこれで３度目だが、こんな景色は初めて！

 

 

１６００メートルの頂上付近が素晴らしい彩りだった。

 

 

ゆっくりと景色を楽しみたいところだったが、そうは問屋が卸さない。

急いで、記念撮影を済ませて

 

 

１４：４２　下山開始。

 

 

暗くなって、悪路の黒仁田林道を走りたくないので、

 

 

少し急ぎ気味に下りていく。

 

 

登っているときに、３組と出会っただけの静かな山歩きだった。

 

 

「傾」の圧倒的な岩稜が見送ってくれる。

 

 

う～ん！もう言葉はいらない。

 

 

決して、久住と対抗するわけではないが、「傾」もまたよろし！かな？

 

 

名残は尽きないが、この稜線の景色を目に焼き付けて

 

 

１５：５４　九折越まで戻ってきた。

 

 

暗くなってきた登山路を急いで下りて、

 

 

もうすぐ登山口だ。

 

 

１６：２２　どうにか暗くなる前に登山口まで戻れた。

 

 

この後、３０分ほど黒仁田林道を走り見立てに出た時にはすっかり陽が落ちていた。

日之影温泉駅で汗を流し、高千穂で美味しいチャンポンを食べてから帰路についた。

 

帰りも長かった！九州中央道を通って、太宰府ＩＣに２２時、家に着いたのは２３時を過ぎていた。

でも、往復で１０時間近く運転したけれど、十二分に満足、満足できた紅葉登山だった。

 

また、今週末には西の方の島に行く予定。今度は、山歩きと花散策。

天気が良くなりますように！