-11月11日-
英彦山の紅葉は、十二分に楽しんだので、次は背振山系に!
などと思って、背振の山頂から蛤への木道周辺の紅葉を軽く見るつもりだった。
10時頃、天神で用件を済ませて那珂川経由で背振方面に向かった。
ところが、思いつきの行動にはいくつかの困難が待ち受けていた。
その一つが、豪華ランチの確保に失敗しそうになったこと。
いくつかコンビニもあったけれど、カワセミの里で弁当を購入しよう思ってたが、
それが、定休日で閉まっていた。今さら引き返せないので、
まぁ、紅葉を撮ってから遅めのランチでも良いかな?と思って先を急ぐと、
五ヶ山ダムを過ぎたころ看板が出てきた。「自衛隊管理道路は通行止め!」と!
え、頂上から行けないの!と、愕然!どうしようかと思った末、仕方なく蛤から歩くことにした。
昼飯はないけど、まぁ、どうにかなると思ったが、そこに救いの手が届く!
通りがかった「五ヶ山豆腐」に、運良くパンが売っていたので、そこで、ホットドックをゲット。
12時頃、豆野林道の登山口から歩き始める。
このコースは歩いたことがなく、割と簡単に考えていたのだが、
終盤気味だけれど、美しい!
お!「アケボノソウ(曙草)」がまだ咲いていた!
登山口では、ヤマップが通じずここらでスタートボタンを押した。
そしたら、「ミヤマホオジロ」が現れた。
今回は、鳥用カメラを持参している!
これは「カシラダカ」かな?
その先が長いとは知らず、鳥を時間をかけて撮ったりもする。
林道を結構歩いて行くと、こんなところに出た!
もう何年も使われていないだろうが、カーブミラーは健在!
1時間ほど歩いてようやく、蛤~背振の登山路に遭遇。
ここで、え!と驚いた。まだ、背振まで1.7キロもあるんだって!
紅葉を簡単に撮ってからゆとりを持って帰るつもりだったが、
どうも、心配になってきた。6時からの「中村哲さんについての学習会」に間に合うのか?
でもせっかくなのでと、先を急ぐ。
結構アップダウンがあって、息が上がりはじめる。
紅葉がきれいなのが、せめてもの救いではあるけれど、
背振山系の紅葉が目的なので、
時間がかかってもカメラは向けてしまう。
こんなのにも足を止めるので、
余計時間がかかってしまうが、ようやく木道に!
うーん!そこそこきれいだね!
紅葉はきれいなんだけれど、
この木道は、だいぶ崩れかけていて、
迂回しなくてはいけないところもあったりしたが、
慎重に先へと進み、
14:25 どうにか、山頂に!
登山口から、約2時間半ほどかかった。
そして、待望の今日の遅めの豪華ランチ!
ホットドッグと野菜カレーパン。
一応、景色もパチリ!
三郡山系と四王寺。
3時近くなったのでゆっくりとはしておれず、
急いで、来た道を戻っていく!
そうは言っても行きと帰りでは景色も違っていて、
本来の目的を思い出しながら、カメラを向ける。
崩れかけた木道も慎重に歩いて、
誰もいない登山路を黙々と下りていく!
たまには、きれいなのを撮ったりもしながら。
ようやく林道との出会いを過ぎて、
最後に、逆光のススキを撮ってから、
16:36 登山口まで無事に戻ってきた。山頂を除いて誰とも会わなかった。
そして、この登山口から約一時間で自宅に戻り、どうにか学習会にも間に合って、
それこそ、思いもかけない4時間半ほどの山歩き、夜の学習会と、有意義な一日になった。
今日の教訓。「しっかりと事前の計画を立て、準備を怠らないこと。」
「山を舐めたらあかんよ!」ということでした。
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