以前から九千部の近くに「シュスラン」が咲くことは知っていた。
だけど、中々機会がなくて探しに行けなかった。
やっとその気になって、一人で探しに行ったのが、9月10日。
しかし、その時は空振りに終わり淋しく引き上げてきた。
ところが、そのことを知った花友がその存在を確認に行かれたそうだ。
そして情報が寄せられた。「どこを探したのかい?」と。
その情報によると、「花数は少ないが、ちゃんと咲いていた!」。とのこと。
ならば、当然のごとく「シュスラン」がオイラを呼んでいる!」になってしまう。
1週間あまり前のことだから、時期的な参考にはならないのはご了承ください。
22日のその日は、朝からどんよりとした天気で気分的にはすっきりはしなかった。
しかし、九千部に着くとどうにか天気は持ちそうなので早速山に入っていく。
前回も歩いた山道を再度ゆっくりとたどっていく。
「キバナアキギリ」や
「ヤマホトトギス」も美しい!
この時は、雨の日が多かったせいかキノコが至る所に出ていた。
不勉強で名前はわからない。
中には魅力的な形をしているのも!
そうして歩いていると、「かすみ網」が張ってあった。
何か「鳥」が掛かっていてばたついていた。
下山の時に聞くと、自然環境調査をしてるとのこと。帰りには、放たれていた。
そんなことより、「あの花」はどこだろうか?
木立の中をゆっくりと進む。
あっちこっちと探すが、中々見つからない!
「シュスラン」の株は見かけるが、花が咲いていない。
と、うろうろとしているその時、「小さな!小さなその姿が目に入った」。
「あった!」。やっとだね!
なんと表していいかわからないほどの喜び!
やっと、やっと会えた!「シュスラン」。
それこそ夢にまで見た花との出会いは、「大感動もんだ!」。
しかし、なんだか「アケボノシュスラン」よりもアケボノ色が強い感じがする。
とにかく、達成感一杯でこの地を後にした。
帰りにも。「キバナアキギリ」や
「アザミと蜂」
「キンミズヒキ」
「ツリフネソウ」
「ツルニンジン」などをパチリとしながら次に場所へ。
それは、「クサヤツデ」。4年ほど前かな、あるブログでこの花の存在を知ったのは。
それ以来、古処をはじめあちこちと探してはいたが、中々出会えなかった。
それが、この地で初めて出会った。「とてもうれしい!」。
ただ、雨で風も強く、上手くは撮れなかったのは残念だったけど。
しかし。この時は九千部の山の中で「ヤッター!」と拳を握りしめた。
それほどの感動だった。
少し苦労はしたけど、どうにか「シュスラン」と「クサヤツデ」を見ることができた。
それはそれは、とても素敵なめぐり合いだった。
誰もいない山道を一人で歩きながら、心は何とも言えぬ幸福感に満たされていた。
最後に、帰り道の早良区での景色。
また、「花」を求めて周平は行く!かな?
この花とっても撮影が難しい。晴れた日に蜜もなめて味わってください。
狙いの花見事にゲット~!正に執念ですね。
シュスラン、よく見るとミヤマウズラとアケボノシュスランの中間のような花ですね。まだ出会いのない花ですので、いつの日か!という所です。クサヤツデは今年古処山では残念ながら見ませんでした。
クサヤツデ、撮るのが難しいですね。
いつも四国の山野草の豊かさに羨望しています。
そういえば、「ムラサキセンブリ」は大群生地があり、あまり有難みがないのでしたね!
私はというと、明日もまた、「ムラサキセンブリ」を見に行く予定です。
ようやくでした!「シュスラン」。
「アケボノシュスラン」に比べ、小さかったですね。
色合いも、名前はこちらの方が「アケボノ」ですね。
「クサヤツデ」、昨年、古処で見損ねましたので
九千部で初見でした。とても良かったです。