はくちょう座 β Cyg(アルビレオ)
画像①③のトリミング
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宮沢賢治が『銀河鉄道の夜』で「トパーズとサファイア」と表現した、はくちょう座のβ星アルビレオ。二重星でその離角は約35秒。昨年既に観望して、赤と青の対比が美しく心に残った天体。Seestarではどう写るか楽しみな観望。しかし実際は相変わらずの悪戦苦闘の二日間であった。
先づは2日目の2月28日早朝の記録
画像②拡大画面スクショ、トリミング
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導入に成功し、ライブスタックに入る。2枚のスタックで、出たのが画像②。「きのこの山?」ピントなど再調整するが、上手くいかない。いろいろ考えて出した結論は露出オーバー。しかたなく、プレビュ一画面(3秒露出)で、スクショ対応。(通常は10秒露出、20秒・30秒に変更可)
画像③LPフィルター使用、スクショ(分離できている)
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一夜明けて落ち着いて考えてみると、他にも『惑星モード』に切り替えて撮影するなどの方法もあった。こちらなら4倍モードの撮影もできる。又ライブ画面の調整で対応することもできた。次回は今日の体験を糧に頑張る。
画像④③のピンチアウト拡大スクショ
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遡って2月23日早朝(23日4つ目の観望天体)
画像⑤LPフィルター使用、導入直後、拡大スクショ
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見えたと期待大。しかしこの日はシンチレーションが悪く、再度のピント合わせで、より良いものを!と考えたのが運の尽き。
画像⑥手動ピント合わせ中のスクショ
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こんな状態が何回も表われる。再度オートフォーカスを試みるが、オートフォーカスも失敗する。見えるのはまだましで、時々雲が通過するためか姿が消える。さらに色々試みる。
画像⑦拡大画面スクショ、トリミング
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「お!ハート!館長喜ぶかな!」で力尽きた。
画像⑧観望直後の空
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空を見て、これだけ明るいと無理だわな~と遅寝又は超早起きするぞ!とリベンジを誓ったのだった。(^^;
『夏の天体、無理して冬に見る必要ある?つける薬ないわ。』・・・え、空耳が
03)記録074by SKYMAX127などで観望