よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録4016(おおいぬ座 M41散開星団 by CBP②)

2024-03-08 01:00:00 | M天体
おおいぬ座 M41散開星団

CBPフィルター追加装着テストその2
FMA135+UV IRcutフィルター+ASI585MC➕CBPフィルター
 
画像①M41付近のトリミング
ねらいは、M41とCr121の2つの散開星団。スカイサファリの星図を見ると、近くにある。ASI585MCは横長のカメラだから、もしかして2つ入るかもと、導入するが世の中そう都合良くはできてなかった。;^^)
ただM41の美しさに少し驚く。そのままライブスタックに入る。やはりCr121は写ってなかった。(^^;・・・リベンジ近日公開予定。

画像②SkySafariの星図

画像③元画像

画像④ASIAIRのアノテーション
左下のSh2-308に覚えがある。確認すると、ミルクポット星雲(あるいはイルカの頭星雲)
ということで、Cr121のことは、頭から抜けて、Sh2-308を導入するのでした。そして玉砕。

画像⑤ASIAIR導入画面


参考資料等
 
  JUNPYさんの銀河星雲マニアのためのポータルサイト
 
 StellarScenesさんの『星座』へのリンク
 
撮影情報
2024年年2月28日午後8時半頃
ベランダ プチ・リモート観測所
おおいぬ座  M41散開星団
主鏡 FMA135+ASI585MC+UV IRCutフィルター➕CBPフィルター
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRCutフィルタ一
ASIAIR Plus+赤道儀化AZ-GTi
ASIAIRアプリで1分露出5分間のライブスタック、画面スクショ画像
写真アプリで、各調整など
 
よしべ~の業務報告
2024年3月7日版
朝の太陽の観望(AM11:00)
等倍

2倍

4倍
夕方、赤道儀化AZ-GTiに、130PDSを載せてテスト2日目(1日目は1時間ほどバランス合わせ;^^)。
どうにか、130PDSの『くるりん』はなくなる。霧雨で終了。明日も頑張る。


 


 

電視観望の覚書020(SharpCapProでモザイク銀河鎖アノテーション)

2024-03-08 00:59:00 | 覚書・機材

モザイク合成したマルカリアン・チェーンをSharpCapProでDSIA(ディープ・スカイ・イメージ・アノテーション)

*SharpCapバージョン:SharpCapPro4.1.11804.0

画像①②のアノテーション画像

画像②Seestarで撮影した6枚をMS ICEでモザイクしたマルカリアン・チェーン(既出)

普段は、Astapのディープスカイ・アノテーションで銀河名を確認してますが、さすがにモザイク合成したJpegファイルはプレートソルブが成功しません。従ってアノテーションも不可。

ふと、SharpCapはファイルを読み込める(参考資料3)ことを知り、SharpCapProのSharpSolverにかけてみるかとやってみました。これが大成功(画像①)!

以下その手順(覚書)。

まず、SrapCapを立ち上げたら、カメラ選択場面で、フォルダーモニターカメラを選択する(画像③)。

画像③

あと普通に、該当のファイル(画像②)を読み込ませる。

ツールからプレートソルブ(ソルブのみ)を実行する(画像④ア)。

成功したら、DSIA(画像④イ)を実行する。すると画像①が表示される。

画像④

同時にポップアップしたサブウィンドー(画像⑤)で、「ウ」をクリックすれば、画像①が保存される。

画像⑤ポップ・アップ・サブウィンドー

なお、SharpCapProは、電視観望の補助として、アノテーション・ツールが造られているためか、ターゲットなるものは黄色。そして、見にくくなるのを避けるためか、重なった部分は一方が表示されないなどの癖がある。そんな場合は、画像⑤のエで調整する。(該当天体をクリックすれば、黄色で表示される)


参考資料等