6/23(金)梅雨の中休み、朝から青空が広がりました。
第三回読書会のはじまりです。
今回、取り上げる本は小川洋子『シュガータイム』です。
小川洋子は佐野元春ファン。
「シュガータイム」というタイトルは佐野元春の曲の名前から付けられているそうです。
過食症とまではいかないが、異常な食欲の主人公のわたし。
背が大きくならない病気を持っている弟。物静かな恋人。
淡々と物語は進んでいきます。
参加された方の感想は・・・
・お互いの意見の絡み合いもあって感想がより鮮明になった。
・社会人になる前の精神的にもまだはっきりと固まっていない、もろい危うい青春小説。
・不思議な小説だった。こういう作品こそ読書会スタイルで色んな人の意見を聞きたい。
作者があとがきに記したことば・・・
『わたしがどうしても残しておきたいと願う何かが読んでくださった方々に少しでも伝わればありがたい』
このことばを解明にするべく活発な意見交換が、行われました。
次回の読書会のご案内です。
資料は図書館で準備しておりますので、初めての方でもお気軽にご参加できます。
スタッフ一同心よりお待ちしています。