令和元年9月27日(金)2019年度第6回読書会📖を開催しました。
今回取り上げた作品は川上未映子『愛の夢とか』です。
【構成】
『アイスクリーム熱』『愛の夢とか』『いちご畑が永遠につづいてゆくのだから』
『日曜日はどこへ』『三月の毛糸』『お花畑自身』『十三月怪談』の7つの短編からなる短編集。
参加者皆さんの感想を紹介します。
・色々な読み方を感想の中で教えられて感心しました。
・川上未映子さんの表現を夢としていいわけにして、ずいぶん自由に書かれた本だと思った。
・何気ないよくある日常が少しずつ横にそれていき、いつの間にか別の世界入っていく感じ、どう展開していくのかと思ったらいきなり終わりで置き去りにされた感じがした。つかみどころがない作品ではあったが、若い感覚を知る事が出来た。
・自分の感性に全く響いてこなかったけど他人の話を聞いてそういう受けとめ方もあるのかと感じた。 読書会の効用を実感される会だった。
・皆さんとの話し合いの中からこの作家さんはヒニク屋な面が強めなのかと思い、そうすると色々理解に繋がるなと感じました。
参加者のみなさまありがとうございました。
次回の読書会は、10/25(金)10時~12時 山田太一『空也上人がいた』です。
図書館でも、資料を用意しておりますので、気軽にお声かけください。
スタッフ一同おまちしています。