毎年恒例、たくさんの方に楽しんでいただいている新春落語会。今年も開催いたしました!
とても寒かった一日でしたが沢山のお客様にご来場いただきました。
まずはじめは円家こら生さんです。演目は古典落語「だくだく」。
一切の家財道具が壁に描かれた、本当はなにもない部屋で繰り広げられる、家主と泥棒の粋で滑稽なやりとりが見どころです
二番手は愛志亭多夢礼さん。演目は古典落語「金明竹」。骨董屋を舞台にした滑稽話です。
店の小僧と上方出身の客との間で生まれる、言葉の違いのせいで全くかみ合わないチグハグなやりとりと「寿限無」級の早口のセリフが笑えます。
お仲入りを挟んで、花有亭咲久さんです。演目は「鯨蕎麦」。
江戸見物にやってきた鯨が蕎麦を注文しますが・・・ 鯨と蕎麦にかけたサゲがなんとも粋な一席でした
最後はいよいよ春風亭朝之助さんの登場です昨年に引き続き大トリを飾っていただきました。
今年は、なんと二本も楽しい噺を披露してくれました。
まずは狸と蕎麦屋が騙しあうコミカルな「石返し」。狸に騙されて蕎麦をまんまと食われてしまった蕎麦屋の小僧、オヤジは「意趣返し」のために一計を案じ・・・。
二本目は新作落語「猫と金魚」。金魚を狙う猫を追い払ってもらおうと、主人が番頭さんとトラさんにお願いしますが・・ 与太郎的キャラの番頭さん・名前とうらはらに見掛け倒しなトラさんと主人のやりとりに皆爆笑でした。
今年もたくさんの方にご来場いただき誠にありがとうございました!本年も、吉川市立図書館をよろしくおねがいします