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吉川市立図書館ブログ



2015年6月23日(木)市立図書館において、調べる学習を考える ~調べる学習基本のスキル~ 

が開催されました。

講師は、神奈川県大和市教育委員会教育部指導室 学校図書館スーパーバイザーの藤田利江先生です。

はじめに、「調べる」ということについて、疑問に思ったことや知りたいという動機が重要であること、

その解決のためには、調べ方を学ぶことが必要なことを強調されていました。

その後、「調べるにチャレンジ」と題して7つのミッションに段階を分けてワークショップを行いました。

 M1.ふしぎを発見しよう

ここでは、各自参加者が「お金・音・塩・水族館・月・電池・橋・パン・ペット・文字」の中からテーマを選び、

なぜだろう? 本当か? 何種類ある?などとワークシートに疑問を書き出していきました。

 M2.解決方法を考えよう

・見る(見学する) ・聞く(インタビュー) ・実験する ことも方法の一つであることをふまえ、

この場では、『21世紀こども百科』(小学館)のそれぞれのテーマの項目に書かれている内容で調べました。

 M3.「そのままカード」に書こう

本に書いてあったことには「 」をつけることという、引用についての留意点

出典についても明記することとの指摘がありました。

 M4.「まとめカード」を書こう

大事なことを要約する場合と箇条書きに表わす場合とがあることが説明されました。

ここまで作業をしたところで、となりの人とインタビュうータイム

・何ついて調べていますか?

・どんなことがわかりましたか?

・もっと調べたいことは何ですか?

の3つにだけインタビューし合い、質問に答えました。

 M5.テーマを決めよう

このときには、必ず文で表すことを調べる学習コンクールの入賞作品を例に話がありました。

 M6.カードをまとめよう

インタビューに答えているので、スムーズに感想を書き加えてまとめることができました。

 M7.作品に仕上げよう

・テーマは大きく

・絵や図を加える

表現上の工夫をして、八つ切り画用紙に作品として仕上げました。

最後に、小グループを作り、仕上げた作品の発表をしました。

今回は、サポートティーチャー3名、中学校の先生1名、図書館スタッフ8名の参加でした。

みなさん、調べ、仕上げることの楽しさを実感したワークショップでした。

この研修を生かし、図書館では「調べる学習コンクール」の作品作りのサポートに生かしていきたいと思います。

藤田先生、素晴らしい研修をありがとうございました。

 

 

 



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2015年5月29日(金) 市立図書館において、読み聞かせ講座Ⅰ入門編 ~子どもと本をつなぐ楽しい時~  が開催されました。

 講師は、越谷そよ風文庫代表の坂本雅子先生です。まず最初に、現在の子どもたちを取り巻く状況や子どもの育ちについてのお話をしていただきました。

 

 子どもの感性は10歳頃までにほぼ完成するそうで、幼児期は感性が育つ大切な時期なのだそうです。その時期に読み聞かせをしてあげることは子どもにとって素晴らしい心の栄養になるとのことでした。特に0歳から1歳までは人間の源ができる時なので、深い愛情に満ちたあたたかい時間をもつことが特に重要だそうです。

テレビやゲーム、スマホなどは子どもが簡単に覚え入っていけますが、読書の世界だけはおとなが本の入口まで導いてあげる必要がある。とのお話が特に印象的で心に残りました。

後半は参加してくださった皆さんに実際に読み聞かせをしていただきながら、本の持ち方や、読むスピード、ページのめくり方などについて丁寧なアドバイスをいただきました。 

  この他にも、坂本先生おススメ本の紹介などを交えながら盛りだくさんの内容でした。参加者の皆さんからも 『今後の読み聞かせに大変参考になりました!』 とのご感想をたくさんいただきました。本の持つチカラ、そして読み聞かせの素晴らしさについて改めて教えていただいた2時間でした。 坂本先生、素晴らしいお話をありがとうございました!  



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