

10月も下旬となり木々の紅葉が美しい季節となりました。
穏やかな秋晴れの日曜日に バリアフリー映画会 が開催されました。
吉川市立図書館では、より多くの方に映画をご鑑賞いただくため 住友商事さま協賛で全編字幕、音声ガイド付きの映画会を開催しております。バリアフリー映画会も今回で4回目となりました。ハンディキャップのある方にも映画をお楽しみいただけます。もちろん どなたでもご来場いただけます。
今回の上映作品は 梨木香歩原作の『西の魔女が死んだ』です。
昨年のアンケートで「手話通訳を入れて欲しい」というご要望をいただき、今回初めて手話通訳付きでご案内いたしました。

きめ細かな音声ガイドと字幕により、より一層映画の世界をご堪能していただけたようでした。以前に一度映画館でご覧になったことがあるという方からも、「音声ガイドがあったので、ストーリーがとてもわかりやすくて改めて感動しました。」
その他にも 「まるで本を読んでいるみたい…」「原作本を読んだことがありますが、もう一度読んでみたくなりました」「初めてバリアフリー映画を観ましたが、いろいろな工夫がされているんですね!」との嬉しいご感想をたくさんいただきました。ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。
会場には録音図書や大活字本などを展示し、皆さん大変興味深くご覧になられていました。


次の映画会は12月1日(土)『紙屋悦子の青春』を上映いたします。
ひとりの女性と一人の兵士、その親友の三角関係を静かに静かに綴った戦争ドラマです。
皆さま お誘い合わせのうえ ぜひご来場ください。スタッフ一同 心よりお待ちいたしております。