草花と田舎暮らしの日々

2006年福島に越してきました。何よりも嬉しいのは自然を満喫できること、素敵な田舎暮らしを体験中です。

被災地の瓦礫処理について

2012年03月25日 | Weblog
風の強い1日でした。 先日来より気になっていた移住者ネットワークふくしまへ久々に書き
込みをしましたので、今日はそちらを転載いたします。ここでは何度も書いてきた内容ですが…

被災地の瓦礫処理をどうすれば良いのか?
京大 小出裕章先生と、上田文雄 札幌市長の瓦礫処理への意見

東日本大震災、東京電力福島第一原発事故から1年が過ぎて、物事が解決に向かっているかというと、政府の収束発言とは裏腹に、被災者の置かれている状況はますます酷くなるばかりです。故郷に戻れない人々、働きたくとも田畑を失い職場もなくした人々、どんなに賠償金が払われたとしても、もう元の生活には戻れないのです。
 政府も東電も、このことをどれほど深刻に受け止めているのでしょうか?? 政府は1年過ぎて瓦礫処理問題を新聞広告に掲載したり、全国で受け入れ自治体を躍起になって探していますが、私達は何が事実で、どう考えるべきか、一人一人が今一度 深く考えなければなりません。 その手がかりとして、お二人の意見をご紹介しましょう。



お一人は、京都大原子炉実験所助教・小出裕章先生のご意見です。 小出先生には多くのことを学ばせて頂きました。原発事故問題を分かりやすく、正確に解説して下さる方は、小出先生をおいて右に出る人はいないと思っています。 講演記録の抜粋です。

福島第1原発「がれき焼却灰は事故処理用コンクリに

 もうお一人は、札幌市長・上田文雄 氏です。この方の瓦礫処理への意見は本質をついていると、弁護士・紀藤正樹氏もTwitterで述べられております。

東日本大震災により発生した瓦礫の受け入れについて
⇒震災以前「放射性セシウム濃度が廃棄物1kgあたり100ベクレル以下であれば放射性物質として扱わなくてもよいレベル」 ⇒現在「焼却後8,000ベクレル/kg以下であれば埋立て可能な基準」 これはどういうことなのでしょうね?? 政府が如何に声高に、「被災地・岩手、宮城の瓦礫は放射性物質に汚染されていない」と言っても、さんざん情報の隠蔽、正確な情報を知らされなかった国民としては、なかなか信じるわけには行きません。そして瓦礫の全体量の僅か20%を全国に拡散させようとする根拠がわからないのです。
 どうぞじっくり、お二人のお話をお読み頂きたいと思います。   (完)     
                                
上のような記事をアップしました。随分更新が遅れていたのですが、やっと書き終えました。 
写真は2年前に鴨川から帰りに電車内から写した夕陽です。この写真は気に入っています。    
コメント
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