2006/7/22 (土) 浦安 曇り
丸の内に「巨大カマキリ」が出現
(ロイター) 7月22日(土) 9:27
[東京 21日 ロイター] 東京・丸の内にあるオフィスビルのロビーに、巨大なカマキリのロボットが登場した。精巧な色使いが施されたリアルなこのロボットの全長は5.4メートル。相変わらずの雨模様となったこの日、ビルのロビーでは(訂正)、巨大カマキリを見上げる女性の姿などが見られた
第6題 (つばぜり合い)
白先 黒のツケヒキに、白手抜きして黒1の切りがきた形である。

後々白2の引きがねらいだが、ここで黒3と押してきた。白4とハネたら、なんと強引にも黒5に切ったのである。これを白はどうしのぐかである。
1図

まずいけないのが、白1の下アテから3と立つ手。5,7とハッテても、黒8,10をきかされ,12とノビられていけない。上辺を生きている間に中央を厚くされ、中の二子を攻められるからである。
2図

白1のハイから3とはネテても,こちらは応じてくれない。黒4で白死である。
3図

といって白1,3と二子を捨てるのはあまりに損。黒4と取っていて、白不利である。
4図

白1,3と抑えて辺に構えを作るぐらいではやはり割に合わない。黒4,6と二子を取られて、仮に上辺をヒラいたとしても、白の損は言うべくもない。こういう後退した考え方では道は開けない。
5図

それに前図黒4ではシチョウがよければ1と切り白、3と打つかもしれない。白、い、のシチョウが成立せぬと、これを種石にして戦いを起こし、どんな難題を吹っかけてくるかわかったものではない。
6図

(アテて押し) 白にシチョウのよい前提で話してみよう。白1とアテ、3と押すのがよい手である。これ、い、のシチョウと、ろ、のカカエを見合いにしたもので、こう打たれて黒苦しい。
7図

ここで黒も4に切りを入れ、6と飛ぶ手があって抵抗できるかに思えるが、いかにもこれは苦し紛れ。あまりいい結果は生みそうもない。
8図

(成功) ついで白は二子に当てず、1と打つのがよく、これで黒参る。2から4とハネダしても白5と受けてよく、黒6,8なら白9まで、黒悪い。ツブレである。
9図

前図の変化で、白1と打ったとき、黒2と伸びてくれば白3とはハネ込んで死命をせいする。7のカケまで、黒のうごけぬすがたである。
10図

白のケイマに黒1と単にツケるなら、白2のノビを利かして、4にオサエていてよろしい。黒これも大悪である。この後黒、い、のキリには白、ろ、とノビて黒に打つ手なく、また、い、で、ろ、に、挟みつけてくる手なども白、い、とついでわたらせてよい。
11図

黒1、白2のとき黒3と当て込んでくるなら、白4のアテから6のノビである黒7、白8のオサエまででこれも黒いけない。黒、い、の切りには白、ろ、黒、は、白、二、黒、ほ、白、へ、のハネで一手勝ち。ただし外のシチョウ関係のうるさい時は、白8で、い、と伸びて差し支えない。
12図

白1とアテ、5,7に伸びるのはよくない。黒10までで上辺の五子を取られてしまう。白9の切りでうるさい。
13図

さて白の押しに、黒1のキリから3とハネれば白どうするか?
14図

これには白4のキリから6と抜いていてよろしい黒7とアテた時、白8と上をアテ、黒9
の抜きなら、白10以下黒、い、白、ろ、黒、は、白、二、のシチョウで二子を取ってしまう。だから黒も9には抜いて折れない。
15図

白1のアテの時、黒2とでもトンでシチョウに対処しなければならないが、それなら白3とポン抜いて大いによろしい。黒4の時白5、7と活き、黒8でやっと上辺は姿を得たが、ポン抜きの厚みが素晴らしく、白の大いに歓迎すべき別れである。
16図

なお前図黒4のノビで1とケイマするのは悪く、すぐ白2とハネダされて困る黒3,5でコウになるが、白、い、とするそばコウがあるので部分的には黒かてない。つぶれも同然である。以上の如く、白はシチョウさえよければ6図の手段で打てるというのが結論である。
17図

尚白3のハネに黒4と抱えて戻るならおとなしく白5とカケツイでこれもひとつの型である。5は、い、に伸びることも出来る。
18図

白1には一般的に黒2と上に伸びるのが形である。白3と開いて、これが常型とされる実践にも多く現れる進行である。
丸の内に「巨大カマキリ」が出現
(ロイター) 7月22日(土) 9:27
[東京 21日 ロイター] 東京・丸の内にあるオフィスビルのロビーに、巨大なカマキリのロボットが登場した。精巧な色使いが施されたリアルなこのロボットの全長は5.4メートル。相変わらずの雨模様となったこの日、ビルのロビーでは(訂正)、巨大カマキリを見上げる女性の姿などが見られた
第6題 (つばぜり合い)
白先 黒のツケヒキに、白手抜きして黒1の切りがきた形である。

後々白2の引きがねらいだが、ここで黒3と押してきた。白4とハネたら、なんと強引にも黒5に切ったのである。これを白はどうしのぐかである。
1図

まずいけないのが、白1の下アテから3と立つ手。5,7とハッテても、黒8,10をきかされ,12とノビられていけない。上辺を生きている間に中央を厚くされ、中の二子を攻められるからである。
2図

白1のハイから3とはネテても,こちらは応じてくれない。黒4で白死である。
3図

といって白1,3と二子を捨てるのはあまりに損。黒4と取っていて、白不利である。
4図

白1,3と抑えて辺に構えを作るぐらいではやはり割に合わない。黒4,6と二子を取られて、仮に上辺をヒラいたとしても、白の損は言うべくもない。こういう後退した考え方では道は開けない。
5図

それに前図黒4ではシチョウがよければ1と切り白、3と打つかもしれない。白、い、のシチョウが成立せぬと、これを種石にして戦いを起こし、どんな難題を吹っかけてくるかわかったものではない。
6図

(アテて押し) 白にシチョウのよい前提で話してみよう。白1とアテ、3と押すのがよい手である。これ、い、のシチョウと、ろ、のカカエを見合いにしたもので、こう打たれて黒苦しい。
7図

ここで黒も4に切りを入れ、6と飛ぶ手があって抵抗できるかに思えるが、いかにもこれは苦し紛れ。あまりいい結果は生みそうもない。
8図

(成功) ついで白は二子に当てず、1と打つのがよく、これで黒参る。2から4とハネダしても白5と受けてよく、黒6,8なら白9まで、黒悪い。ツブレである。
9図

前図の変化で、白1と打ったとき、黒2と伸びてくれば白3とはハネ込んで死命をせいする。7のカケまで、黒のうごけぬすがたである。
10図

白のケイマに黒1と単にツケるなら、白2のノビを利かして、4にオサエていてよろしい。黒これも大悪である。この後黒、い、のキリには白、ろ、とノビて黒に打つ手なく、また、い、で、ろ、に、挟みつけてくる手なども白、い、とついでわたらせてよい。
11図

黒1、白2のとき黒3と当て込んでくるなら、白4のアテから6のノビである黒7、白8のオサエまででこれも黒いけない。黒、い、の切りには白、ろ、黒、は、白、二、黒、ほ、白、へ、のハネで一手勝ち。ただし外のシチョウ関係のうるさい時は、白8で、い、と伸びて差し支えない。
12図

白1とアテ、5,7に伸びるのはよくない。黒10までで上辺の五子を取られてしまう。白9の切りでうるさい。
13図

さて白の押しに、黒1のキリから3とハネれば白どうするか?
14図

これには白4のキリから6と抜いていてよろしい黒7とアテた時、白8と上をアテ、黒9
の抜きなら、白10以下黒、い、白、ろ、黒、は、白、二、のシチョウで二子を取ってしまう。だから黒も9には抜いて折れない。
15図

白1のアテの時、黒2とでもトンでシチョウに対処しなければならないが、それなら白3とポン抜いて大いによろしい。黒4の時白5、7と活き、黒8でやっと上辺は姿を得たが、ポン抜きの厚みが素晴らしく、白の大いに歓迎すべき別れである。
16図

なお前図黒4のノビで1とケイマするのは悪く、すぐ白2とハネダされて困る黒3,5でコウになるが、白、い、とするそばコウがあるので部分的には黒かてない。つぶれも同然である。以上の如く、白はシチョウさえよければ6図の手段で打てるというのが結論である。
17図

尚白3のハネに黒4と抱えて戻るならおとなしく白5とカケツイでこれもひとつの型である。5は、い、に伸びることも出来る。
18図

白1には一般的に黒2と上に伸びるのが形である。白3と開いて、これが常型とされる実践にも多く現れる進行である。