2006/8/6(日) 晴れ
岐阜・下呂で38・6度、東京で熱中症搬送29人
2006年 8月 6日 (日) 00:14
5日の日本列島は、日没後も各地で30度以上の気温を観測するなど、終日猛暑に見舞われた。
この日、35・4度の最高気温を記録した東京・大手町では、夜になっても暑さが収まらず、午後8時の気温は30・1度。東京消防庁管内では、午後10時までに計29人が熱中症のため病院に運ばれた。また、岐阜県下呂市では観測史上最高の38・6度を記録した。
気象庁によると、太平洋高気圧の影響で、週明けまでは全国的に好天が続く見込み。日中は連日30度を超える真夏日となり、最低気温が25度以上の「熱帯夜」になる地域も多いという。
囲碁 石をさばく
さばきとは、物事のもつれをただすことをいうが、碁では重い石を軽く、危なそうな石を安全に、そして大きな意味で乱れそうな局面を手際よくまとめる行為をいう。
黒先 つがぬ筋
白1の切りは何ともいやらしい。

こういうところをどうさばくかによってあなたの力量がわかろうというもの。
まずツグとどうして悪いかを知る必要があり、答えを出すのはそれからである。
1図

切られたからツグ。
黒1でなんということもなさそうであるが、これが悪いというのだから碁は難しい、どうしてか?
2図

白2とコスまれて。眼形を失うのがいやなのである。黒3のツケコシから7と打てば先手でつながるが、白8と抜かせて厚くしたのがまずい。まだ攻められる形だ。
3図

白1に黒2,4は連絡が後手。白、い、ぐらいにかまえこの石の動きを見られて芳しからずである。
4図

(下アテ)1図のように陣笠にツグのは、愚形である。こういうところは愚形を避け、黒1と下からアテるのが正しい。これなくしては次図以下のさばき形は得られないのである。
5図(正解)

黒1のアテに白2とノビるなら、黒3,5と外の一子を割って出る手が好ましし。白6,8と応じるよりなく、黒9と構えて一段落。上辺の第一線を渡ったところはよくないといえばよくないが、それ以上にしろ一子をへだて9にヒラいた点が優り、その不利を帳消しにして余りある。全体に眼系も豊富で腰のすわりがよく、2,3図の将来攻めを見られる形と比べれば大変の違いである。これをもってさばき形とする。(白8ツギ)
6図

黒いに対して白2と抜くなら、黒3のアテから5のツギである。5とついだ格好が白の一子に触り、その点が前図とともに黒のさばけたゆえんである。したがって本題に戻って、白がここを切る手は握手とみなければならない。
7図

白が切らずに1のノゾキなら、黒2以下6が形。ついで、い、にカケて、これも黒のさばいた姿といえよう。
岐阜・下呂で38・6度、東京で熱中症搬送29人
2006年 8月 6日 (日) 00:14
5日の日本列島は、日没後も各地で30度以上の気温を観測するなど、終日猛暑に見舞われた。
この日、35・4度の最高気温を記録した東京・大手町では、夜になっても暑さが収まらず、午後8時の気温は30・1度。東京消防庁管内では、午後10時までに計29人が熱中症のため病院に運ばれた。また、岐阜県下呂市では観測史上最高の38・6度を記録した。
気象庁によると、太平洋高気圧の影響で、週明けまでは全国的に好天が続く見込み。日中は連日30度を超える真夏日となり、最低気温が25度以上の「熱帯夜」になる地域も多いという。
囲碁 石をさばく
さばきとは、物事のもつれをただすことをいうが、碁では重い石を軽く、危なそうな石を安全に、そして大きな意味で乱れそうな局面を手際よくまとめる行為をいう。
黒先 つがぬ筋
白1の切りは何ともいやらしい。

こういうところをどうさばくかによってあなたの力量がわかろうというもの。
まずツグとどうして悪いかを知る必要があり、答えを出すのはそれからである。
1図

切られたからツグ。
黒1でなんということもなさそうであるが、これが悪いというのだから碁は難しい、どうしてか?
2図

白2とコスまれて。眼形を失うのがいやなのである。黒3のツケコシから7と打てば先手でつながるが、白8と抜かせて厚くしたのがまずい。まだ攻められる形だ。
3図

白1に黒2,4は連絡が後手。白、い、ぐらいにかまえこの石の動きを見られて芳しからずである。
4図

(下アテ)1図のように陣笠にツグのは、愚形である。こういうところは愚形を避け、黒1と下からアテるのが正しい。これなくしては次図以下のさばき形は得られないのである。
5図(正解)

黒1のアテに白2とノビるなら、黒3,5と外の一子を割って出る手が好ましし。白6,8と応じるよりなく、黒9と構えて一段落。上辺の第一線を渡ったところはよくないといえばよくないが、それ以上にしろ一子をへだて9にヒラいた点が優り、その不利を帳消しにして余りある。全体に眼系も豊富で腰のすわりがよく、2,3図の将来攻めを見られる形と比べれば大変の違いである。これをもってさばき形とする。(白8ツギ)
6図

黒いに対して白2と抜くなら、黒3のアテから5のツギである。5とついだ格好が白の一子に触り、その点が前図とともに黒のさばけたゆえんである。したがって本題に戻って、白がここを切る手は握手とみなければならない。
7図

白が切らずに1のノゾキなら、黒2以下6が形。ついで、い、にカケて、これも黒のさばいた姿といえよう。