2006/8/8(火) 雨
台風7号、紀伊半島から東海地方に接近へ
2006年 8月 8日 (火) 08:04
台風7号は8日午前7時現在、和歌山県潮岬の南南東の海上を時速約20キロで北西に進んでおり、同日午後から9日明け方に紀伊半島から東海地方に接近する見込み。気象庁は「紀伊半島から東海地方、伊豆諸島にかけての太平洋側では暴風や高波、大雨に警戒が必要」と注意を呼びかけている。
同庁によると、7号の中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル。
9日午前6時までに予想される雨量は、東海地方350ミリ、近畿南部、関東・甲信地方200ミリ、近畿中部120ミリ、伊豆諸島100ミリ。気象庁は、雷や突風を伴った1時間に40~60ミリの非常に激しい雨が降る恐れがある、としている。
一方、日本の南海上にある台風8号は8日午前6時現在、時速約30キロで北西に進んでいる。9日朝には沖縄諸島に接近する見込み。
宮古島の南にある台風9号は8日午前6時現在、時速約20キロで西進し、9日には西表島の南の海上に進むと予想される。
囲碁 石をさばく
さばきとは、物事のもつれをただすことをいうが、碁では重い石を軽く、危なそうな石を安全に、そして大きな意味で乱れそうな局面を手際よくまとめる行為をいう。
白先 ワタリ止め
こういう形で白1とここへ迫るのは面白い筋。

黒2と受けさせ、白3とツケればさばきとして一応成功した形だが、さらに黒4,6としつこくヘネてきた。あなたの日ごろの手筋の冴えを見せてください。
1図

白1とブツカリ、黒2と変わることを考えるようでは、碁の技術の面で一生うだつがあがらない。最低の悪手である。
2図

白1とハネダシ、黒2と切られるのは手順と筋の悪さがいっぺんに出た形。白3、黒4となって、これ以上手出しが出来ない。
3図

この後白1に切っても黒2と抜かれ、次いで黒、い、の切きりも白、ろ、と抜かれて自軍の石の足りないことを嘆くのがおち。失敗である。
4図

(切り) キリがテーマである如くその典型的な切りの手段が 白1の切りである。この手で黒はきりきり舞いをさせられることと相なる。
5図(正解)

白1に対して黒2とカカエるなら、白3,5となって、ワタったつもりの辺が連絡遮断で目的を達しない。一方通行もしくは通行禁止で、入ろうとした車がストップをかけられたのに似ている。5のツギが来て、外の二子に影響するところ少なくなく、これは黒失敗の形である。
6図(正解)

白1のキリに対して黒2と当アテるなら、白3と裏門からアテて出ていくのがよい。黒4、白5とあて、7のハネとなって、黒はひどいさかれ形である。白1の切りの効果であり、ここから持っていかねばうまいさばきの道は開かれない。
7図

白1のアテに黒2と応ずる。そうすれば白3の抜きが先手。いっぺんに白の姿が厚くなり、あとはいかようにもさばけるというものである。
8図

白1,3に、黒4,6とついてまわるのは最悪の手。これなら白7,9と露骨に出切手よく13まで二子を取って成功である。眼形も豊かに、こんな結果になるならいうことなし。
台風7号、紀伊半島から東海地方に接近へ
2006年 8月 8日 (火) 08:04
台風7号は8日午前7時現在、和歌山県潮岬の南南東の海上を時速約20キロで北西に進んでおり、同日午後から9日明け方に紀伊半島から東海地方に接近する見込み。気象庁は「紀伊半島から東海地方、伊豆諸島にかけての太平洋側では暴風や高波、大雨に警戒が必要」と注意を呼びかけている。
同庁によると、7号の中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル。
9日午前6時までに予想される雨量は、東海地方350ミリ、近畿南部、関東・甲信地方200ミリ、近畿中部120ミリ、伊豆諸島100ミリ。気象庁は、雷や突風を伴った1時間に40~60ミリの非常に激しい雨が降る恐れがある、としている。
一方、日本の南海上にある台風8号は8日午前6時現在、時速約30キロで北西に進んでいる。9日朝には沖縄諸島に接近する見込み。
宮古島の南にある台風9号は8日午前6時現在、時速約20キロで西進し、9日には西表島の南の海上に進むと予想される。
囲碁 石をさばく
さばきとは、物事のもつれをただすことをいうが、碁では重い石を軽く、危なそうな石を安全に、そして大きな意味で乱れそうな局面を手際よくまとめる行為をいう。
白先 ワタリ止め
こういう形で白1とここへ迫るのは面白い筋。

黒2と受けさせ、白3とツケればさばきとして一応成功した形だが、さらに黒4,6としつこくヘネてきた。あなたの日ごろの手筋の冴えを見せてください。
1図

白1とブツカリ、黒2と変わることを考えるようでは、碁の技術の面で一生うだつがあがらない。最低の悪手である。
2図

白1とハネダシ、黒2と切られるのは手順と筋の悪さがいっぺんに出た形。白3、黒4となって、これ以上手出しが出来ない。
3図

この後白1に切っても黒2と抜かれ、次いで黒、い、の切きりも白、ろ、と抜かれて自軍の石の足りないことを嘆くのがおち。失敗である。
4図

(切り) キリがテーマである如くその典型的な切りの手段が 白1の切りである。この手で黒はきりきり舞いをさせられることと相なる。
5図(正解)

白1に対して黒2とカカエるなら、白3,5となって、ワタったつもりの辺が連絡遮断で目的を達しない。一方通行もしくは通行禁止で、入ろうとした車がストップをかけられたのに似ている。5のツギが来て、外の二子に影響するところ少なくなく、これは黒失敗の形である。
6図(正解)

白1のキリに対して黒2と当アテるなら、白3と裏門からアテて出ていくのがよい。黒4、白5とあて、7のハネとなって、黒はひどいさかれ形である。白1の切りの効果であり、ここから持っていかねばうまいさばきの道は開かれない。
7図

白1のアテに黒2と応ずる。そうすれば白3の抜きが先手。いっぺんに白の姿が厚くなり、あとはいかようにもさばけるというものである。
8図

白1,3に、黒4,6とついてまわるのは最悪の手。これなら白7,9と露骨に出切手よく13まで二子を取って成功である。眼形も豊かに、こんな結果になるならいうことなし。