2006/8/20 〈日〉 晴れ
与野党、ロシアに抗議の意向・漁船拿捕事件
自民党は16日、北方領土歯舞諸島の貝殻島付近海域で日本漁船がロシア警備艇に銃撃、拿捕(だほ)され、乗組員1人が死亡したことについて「到底容認できない異常事態であり、厳重に抗議する。ロシア側に早急に事実関係の確認と説明を求め、拘束された乗組員の即時解放と謝罪・賠償など適切な対応を求める」とする武部勤幹事長の談話を発表した。
公明党も東順治国会対策委員長が国会内で記者団に「行き過ぎではないか。真意を明らかにしてほしいし、外務当局は毅然(きぜん)たる態度で臨むべきだ」と指摘した。 (19:47)
2006/8/11)浦安鉄鋼団地(鉄鋼会館)にて関根床用鋼板株式会社 (会長 関根宏一)
主催で、小錦バンドを迎えての関根床用鋼板サマーパーティーが
もようされました。
喜楽会弁天囲碁クラブからも何人か参加させてもらいました。
本当に飲み放題食べ放題の楽しいパーティーでした。有難うございました。
はめ手と切り
はめ手は切りに始まり、切りに終わるという。皆さんも下手いじめの意地悪い切りに悩まされた経験がおありと思うが。キリに対する応策のほとんどは、その切った石を直接どうこうするよりもその周辺でさばくということにあるようだ。あるいは石を捨て、あるいは意表の手段に出て切った手の意図をくじくのである。ここでははめ手あるいははめ手まがいの切りへの応法をテーマに、実戦に生じそうな手筋を解いてみた。
黒先 ツケ切り
星にケイマのカカリ。ここで白1,3といきなりツケ切ってきた。

あまりいい手とは思えないのだが、うっかりすると騙されそうである。心をしめてことにあたって貰いたい。
1図

黒1と宛て、3,5とアテつぐ。ちょっと俗なうち形であり、白10まで実利をせめられてどうであろうか。
2図

次いで黒1と押すと白2,4の二段バネが絶好となり、6までいい形を与えてしまう。黒谷や不利と考えたい。
3図

白1の二段バネに黒2,4とする打ち方もある。ここで5と押し、7に抱えればこれは白先手。黒8のカケツギとなって、しろ面白い。
4図

悪いのが黒1,3と隅を活きようという手。5に這うと白6の切りから8にノビられ、黒9の活きが後手になってしまう。実につまらないうち方であり、黒大悪と知られたい。
5図(正解)

黒1,3と両方アテ、5とここをツグのが正着である。ツギ方ひとつであとの形がすべて変わってくるのだから碁は難しい。
6図

次いで白1とここを曲がれば、黒2,4と変わってしまう。黒4とハネた格好がよく、これは白やや不利であろう先着した白が優位に立てないのでは、その間の白の打ち方が拙く、そして黒がうまくやったということになるであろう。ともあれツケ切りはあまりたいした手でないことがこれによってわかる。
7図

黒5のツギの時白6とこの方向から抱えれば、黒はイと割っていくてはない。しかし黒7の押さえの利くところ気持ちよく、9の展開となる。辺に好型を作られこれも白やや不利と見られる。次に黒はイの出を狙うのではなく次図
8図

黒1のハネがよい手である白2なら黒3とノビ中を厚く打つのがいい形である。
前図9の後黒イと出るのは白ロと切られて感心しない。
9図

もう少し附言しておこう。黒1のツギの時白2とわたるなら、黒3と二子を取って悪くない。白イ、黒ロ、白ハ、黒ニと打つ手が第二線を行くので黒に痛痒を感じない。二子を抜いて辺が厚く、黒意気のあがる姿である。
10図

黒1の次に白2と上を切れば、黒3,5と隅を取ってしまう。ついで白イの押しは好所だが、黒の損はあるまい。黒3ではイにアテ白4抜き、黒ロと二子をとっても差し支えない。
11図

白の最も拙い手が、2の抱え。黒3,5の好形を与え、かつ白6の曲がりには黒7と跳ばれて一歩出足が遅くなる。つまり2の点に一着無駄手を打っているわけでこれは6図と比較すればすぐわかることだ。
12図

黒1のアテに白2,4と上から包む手は、残念ながら成立しない。黒5のツギまで、次に白イと継がねばならず、黒ロのノビとなって、白どうにもならない形である。2と打つ手がないので、黒遠慮なく1に宛てることができるのである。
13図

白のツケ切りに対して、黒1のアテから3のオサエを考えられるところである、しかしこれには白6と二子の腹につける手がうまく、黒そんなにうまくいかない。ついで
14図

白1のツケには黒2,4と割って行くぐらいのもので、6のハネとなるが、白7にケイマして互角のワカレであろうか。黒は6図と違って隅を二子にしてたられ、そのことが同図より多少とも劣るのである。
15図

白1に黒2,4と打つと、白5に伸びられ、次にイとロを見合いにされて困る。ロで中の黒三子が動けぬことを確かめていただこう。
16図

白1の曲がりのとき黒2,4と割っていくと、白5,7と二子を取られる。黒も8で3子は掌中に出来るが、後手だし、やや不利である。
17図

黒1,3と単にアテ継ぐもの一法であろう。白4なら黒5以下9まで、これは6図と同型に帰する。
18図

黒1に白2と内へ曲がるのは、黒3,5と宛てられて疑問。9のコウトリまで白不利と見られる。
19図

黒1に単ノビし、白2,4の時黒7と抱えると後に白イ、黒ロ、白ハのハネで隅が死にハマってしまいます。
与野党、ロシアに抗議の意向・漁船拿捕事件
自民党は16日、北方領土歯舞諸島の貝殻島付近海域で日本漁船がロシア警備艇に銃撃、拿捕(だほ)され、乗組員1人が死亡したことについて「到底容認できない異常事態であり、厳重に抗議する。ロシア側に早急に事実関係の確認と説明を求め、拘束された乗組員の即時解放と謝罪・賠償など適切な対応を求める」とする武部勤幹事長の談話を発表した。
公明党も東順治国会対策委員長が国会内で記者団に「行き過ぎではないか。真意を明らかにしてほしいし、外務当局は毅然(きぜん)たる態度で臨むべきだ」と指摘した。 (19:47)
2006/8/11)浦安鉄鋼団地(鉄鋼会館)にて関根床用鋼板株式会社 (会長 関根宏一)
主催で、小錦バンドを迎えての関根床用鋼板サマーパーティーが
もようされました。
喜楽会弁天囲碁クラブからも何人か参加させてもらいました。
本当に飲み放題食べ放題の楽しいパーティーでした。有難うございました。
はめ手と切り
はめ手は切りに始まり、切りに終わるという。皆さんも下手いじめの意地悪い切りに悩まされた経験がおありと思うが。キリに対する応策のほとんどは、その切った石を直接どうこうするよりもその周辺でさばくということにあるようだ。あるいは石を捨て、あるいは意表の手段に出て切った手の意図をくじくのである。ここでははめ手あるいははめ手まがいの切りへの応法をテーマに、実戦に生じそうな手筋を解いてみた。
黒先 ツケ切り
星にケイマのカカリ。ここで白1,3といきなりツケ切ってきた。

あまりいい手とは思えないのだが、うっかりすると騙されそうである。心をしめてことにあたって貰いたい。
1図

黒1と宛て、3,5とアテつぐ。ちょっと俗なうち形であり、白10まで実利をせめられてどうであろうか。
2図

次いで黒1と押すと白2,4の二段バネが絶好となり、6までいい形を与えてしまう。黒谷や不利と考えたい。
3図

白1の二段バネに黒2,4とする打ち方もある。ここで5と押し、7に抱えればこれは白先手。黒8のカケツギとなって、しろ面白い。
4図

悪いのが黒1,3と隅を活きようという手。5に這うと白6の切りから8にノビられ、黒9の活きが後手になってしまう。実につまらないうち方であり、黒大悪と知られたい。
5図(正解)


黒1,3と両方アテ、5とここをツグのが正着である。ツギ方ひとつであとの形がすべて変わってくるのだから碁は難しい。
6図

次いで白1とここを曲がれば、黒2,4と変わってしまう。黒4とハネた格好がよく、これは白やや不利であろう先着した白が優位に立てないのでは、その間の白の打ち方が拙く、そして黒がうまくやったということになるであろう。ともあれツケ切りはあまりたいした手でないことがこれによってわかる。
7図

黒5のツギの時白6とこの方向から抱えれば、黒はイと割っていくてはない。しかし黒7の押さえの利くところ気持ちよく、9の展開となる。辺に好型を作られこれも白やや不利と見られる。次に黒はイの出を狙うのではなく次図
8図

黒1のハネがよい手である白2なら黒3とノビ中を厚く打つのがいい形である。
前図9の後黒イと出るのは白ロと切られて感心しない。
9図

もう少し附言しておこう。黒1のツギの時白2とわたるなら、黒3と二子を取って悪くない。白イ、黒ロ、白ハ、黒ニと打つ手が第二線を行くので黒に痛痒を感じない。二子を抜いて辺が厚く、黒意気のあがる姿である。
10図

黒1の次に白2と上を切れば、黒3,5と隅を取ってしまう。ついで白イの押しは好所だが、黒の損はあるまい。黒3ではイにアテ白4抜き、黒ロと二子をとっても差し支えない。
11図

白の最も拙い手が、2の抱え。黒3,5の好形を与え、かつ白6の曲がりには黒7と跳ばれて一歩出足が遅くなる。つまり2の点に一着無駄手を打っているわけでこれは6図と比較すればすぐわかることだ。
12図

黒1のアテに白2,4と上から包む手は、残念ながら成立しない。黒5のツギまで、次に白イと継がねばならず、黒ロのノビとなって、白どうにもならない形である。2と打つ手がないので、黒遠慮なく1に宛てることができるのである。
13図

白のツケ切りに対して、黒1のアテから3のオサエを考えられるところである、しかしこれには白6と二子の腹につける手がうまく、黒そんなにうまくいかない。ついで
14図

白1のツケには黒2,4と割って行くぐらいのもので、6のハネとなるが、白7にケイマして互角のワカレであろうか。黒は6図と違って隅を二子にしてたられ、そのことが同図より多少とも劣るのである。
15図

白1に黒2,4と打つと、白5に伸びられ、次にイとロを見合いにされて困る。ロで中の黒三子が動けぬことを確かめていただこう。
16図

白1の曲がりのとき黒2,4と割っていくと、白5,7と二子を取られる。黒も8で3子は掌中に出来るが、後手だし、やや不利である。
17図

黒1,3と単にアテ継ぐもの一法であろう。白4なら黒5以下9まで、これは6図と同型に帰する。
18図

黒1に白2と内へ曲がるのは、黒3,5と宛てられて疑問。9のコウトリまで白不利と見られる。
19図

黒1に単ノビし、白2,4の時黒7と抱えると後に白イ、黒ロ、白ハのハネで隅が死にハマってしまいます。