帰宅途中で

2005-09-01 23:24:00 | 日記・エッセイ・コラム
電車内にて。
私の正面は座っていながらも肉を隆々と盛り上げた20歳くらいの女性であった。

はっきり言うと
太っとる。かなり。

その左隣は友達らしいが、こちらはさらに二周りほど大きくした女性であった。二人とも髪の毛はきれいにたばねて、化粧も完璧なのだが、体と顔がかなりでかい。ハイチュウのようなお菓子を何度もなめ合いながらしゃべっていた。さすがだ。

座席は2.5人分とっている。残りの0.5はたまたま細い女性が座っていた。それがまた二人の肉を際だたせていた。

さらによーくみると、大きい方の女性は半ケツ気味に、友達の方を向いて座っていた。
なるほど。この人がまともに正面を向くと、1.8人分のエリアは使いそうだ。正味二人で3人分は必要なのだろう。さすがだ。

横浜駅に着くちょっと前に、揺れによたよたと歩く女性が前を横切った。

「○○ちゃん、○○ちゃん、どうしたの?」

大きい方の女性が声をかけた。

よたよた横切ろうとしたのは、座っている二人の知り合いだったようだ。座ってる二人がでかいので、一見わからないが、これまた太い部類にはいる女性である。それにしても、横切ろうとした女性は太い二人が目に入らなかったのだろうか??

嫌ってるのでは?などといらぬ洞察は途中でやめた。

なんでも、もう少し後ろの車両から降りたホームで、だれかと待ち合わせしているとのことで、移動していたらしい。

座った二人「じゃ、わたしらもいこっか」

私:(いったい何の集まりじゃい。。。)

いこっかとは言いつつも、太いしできるだけ座っていたいかとおもったが、意外にも迷うことなく3人でよたよたと後ろの車両へ移っていった。


「森三中」

まさにビッグ森三中。

そして横浜駅についたが、
第4の人の姿を確認できなかった。

微妙にくやしかったのが、くやしかった。

コメント
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