セネガル便り-4-

　　　セネガルから　お便りが届きました。
　 前回のいろいろな質問に　答えて下さっています。
☆　セネガルでは公用語は"フランス語”　文盲率が年齢の高い人は95%位、小学（7-15才)　20代,30代,40代,結局今の若い人は殆どフランス語が話せます。しかし書くことは,その半分でしょう。私も書けないのです。普通の会話は,フランス語とウオロフ語の半々,民族,によって　全然違いますが,役所関係では,この2つで通じます。
☆一つの町の大きさ？　これもいろいろあって　言いづらいのですが,私の住んでいる "cayar(カイヤール)"　は約３～４万人位。村では7～8000人位、これも子供の数が多すぎて　日本との数字　（感覚）とは違うと思います。
☆私達スタッフの生活？　1人は"Dakar"（都市) 女性、日本との連絡,書類手続き,等担当。現場は私１人です。　"NGO Human Net Wark"　は日本人２人です。しかし,私１人では 大変なので現地の人を１人雇っています。
生活は？　ここではコンビにも自動販売機も,信号も無いし,日曜,正月,クリスマスもありません。　しかし,私にとって　ここでの４年,快適です。詳しくは次回に説明します。
☆給料は？　"earth and human"　の利益の一部で生活費,活動費を補っています。都会なら苦しいが　村なら充分過ぎる位いただいています。青年海外協力隊と同じ位　(61年度のセネガル隊員でした。)
☆主な仕事は？　漁業と農業です。
☆現地人の外はどこの国の人が多い？　外の外国人はいません（Cayarに限って)　しかし,この地は漁業が盛んで,流れの漁師達が家族と共に他の地域から移り住んでいます。(かなりの数)
☆大きな町？　それとも村？　まぁ　中位の町に住んでいます。以前村に住んでいて,病気になり(マラリヤ)　緊急輸送で私1人の為に飛行機をフランスまで飛ばしました。医者に 現代医学ではもう駄目だと言われながら,生きかえっちゃいました。火葬にしようか？ドライアイスで冷凍にして 日本に運ぶかという所までいきました。　都市から約60Km東で車で1時間30分～2時間位。
☆子供の遊び？　男子　サッカー　セネガル相撲
　　　　　　　　女子　生活の手伝い、水汲み,食事の準備,洗濯等・・・
☆宿舎は　earth and human　の宿舎に泊まらせてもらっています。earthの社員の人達が仕事上3ヶ月毎にセネガルに来ます。そのたびに日本食（カップめん,缶詰)貴重品等を持ってきてもらっています。特に社長！　その時だけ　彼が天使に見えます。
☆物価？　　日本円×約5倍で。
　　　　日本円 ５円　　　25CFA（カーフ)　水道の水バケツ１杯分,コーヒーカップ半分
　　　　　　 　　10円　　　 50CFA　　細いローソク、お菓子
　　　　　　　　 20円　　　100CFA　　魚4匹　キャベツ中2個
　　　　　　　　　　　　　 　200CFA コーラ1本
　　　　　　　　100円　　　500CFA　　マンゴー5個　パパイヤ2個
　　　　　　　　200円　　 1000CFA こんだけあると　村では使いきれません。食堂1人前300CFA
　　　都市では　これの10倍～40倍位です。　外国人むけのスーパーもあります。(醤油,わさび,七味唐辛子があります)
アフリカ　セネガルには　キリン,シマウマ,ゴリラ　はいません！　　
少しづつ　こちらの状況知らせます。

長いお便りでした。人柄が感じられる文面ですね。
又　質問などありましたら　教えてください