セネガル便り-474-

2013年6月22日から休暇中・・・
昨晩風呂上り、急にゾクゾクと寒気が来ました。
「あれ！　寒いかな」　いや　そんな訳は無いわけで、
日中平均温度43度位のはずですし、
そんな事より 室内に帰り服を重ね着にして、
じぃ～と体温を保っていました。
間もなく回復はしましたが、良く考えると外気の問題ではなく
体調の問題だと気付き、その件に関し思い当たる事が有ります。
ここ最近、食料が減っている事、いやそうでなくて、食料の品数、
選択肢、種類、つまり食材にする季節の材料が不足することかな・・。
まず第一にこの時期、カイヤールの海で魚がほとんど獲れなくなるのです。
まぁ少量では有りますが何かしらは獲れるのですが、
それを手に入れるのが難しくなります。



勿論、この国では高いお金を出せば何でも手には入ります。
そうでは無く、私の選ぶのは庶民が手に入れ易い、
一般の大衆魚、日本で言えば鰯のような魚です。
（ヤボイ）　セネガルではこの魚は安くて沢山獲れるので
価値が低く見られていますが、
外国人の私から見れば、安くて脂がのっていて、飽きの来にくい、
又栄養価の有りそうな素敵な魚です。
でも、さすがに毎日同じ魚では辛いものが有りますが、
しばらくすると恋しく （食べたくなる） そんな魚です。
これが全く獲れなくなります。
まぁ　毎年の事では有りますが・・・。

　　
第2に野菜、野菜には時期によりそれぞれの収穫時期が有り、
種類もセネガル全体を見ても豊富です。
更に米・人参・玉ねぎ・ジャガイモ　等、
各種他国からの輸入品も届いていますが、それでも地元産、輸入品産が
途切れる瞬間が有ります。日本と違い情報、流通、保管の
しっかりしていないセネガルの田舎では仕方有りません。
そうすると、魚で言えば2匹食べていたものが1匹になり、
半分になり、1/4 になり、手に入らなくなります。
野菜で言えば　例：キャベツが半分、1/4に・・・
これが3日も4日も続くと・・
料理として、生（サラダ）　煮る　炒める・・・
やっぱり飽きますよね。
もっとはっきり言えば、ご飯と魚だけ・・・。
御飯とキャベツ、人参だけ・・・そうなるのです。