ひとりよがり。

日々のことや思い出などを書きます。
個人的な覚え書き、日記のようなブログです。

昨日の海のことの続き、覚え書き。

2022-03-05 00:18:00 | カヤック
昨日の海で
二人の人から声をかけられました。

一人目は海上保安庁の人です。
海岸でカヤックを組み立て終わり
これから出発しようとしていた時に
白い車から
二人の男性が降りて来て
そのひとりの人はメガホンで
海岸で潜っている男性に声をかけました。
その男性は大きな声で名前を言っていました。

ふと見ると
もう一人の人が私のところに
来ていて
海上保安庁の人だとわかりました。
そして
以下の注意点を言われました。

・なるべく二人以上で海に出てください。
・なるべく沖には出ないようにしてください。
・午後は南西の風が強くなるから気をつけてください。
・携帯は持っていますね。

何のためのパトロールかを
聞かなかったのですが、
海上保安庁が
こんなに小さな海岸もまわっていることがわかり
心強かったです。
(何かのハプニングの時は海上保安庁が頼りなので)


二人目は海岸を歩いていたおじさんです。
私が岬から帰って
無事に上陸して
これからカヤックを分解しようと
していた時に声をかけられました。

煙草をくわえて歩いていたおじさんは、
私に苦情を言いにきたのだと思いました。
ちょっと怖そうに見えたのです。
「あんた、誰の許可もらってここから船出したんかい?」
そう聞かれたら
私は
「海上保安庁」とこたえるつもりでした。
出発する時に
海上保安庁の人から声をかけられた時、
ここから出てはいけないとはいわれなかったので。 

そうしたら
そのおじさんは
「あんたがどうやってこのカヤックを駐車場まで運ぶのか心配でさ」と言いました。
私の想像は外れて
とてもフレンドリーな気持ちで声をかけてもらい、ホッとしました。

私は
このカヤックが3つに分解出来ることを説明すると
「へぇそうかい」と言って
しげしげとカヤックを見ていました。
私がカヤックの中の蝶ネジを回し外すと
おじさんは
分解するのを手伝ってくれました。

それから
おじさんは
いろいろな話をしてくれました。

昔は夏にいた魚は冬には死んでしまい、いなくなったけれど、最近は
水温が高くなって生きていること。
・昔は学校で小学2年くらいになると背中をヒョイと押されて
海に落とされて、必死に泳いで、そうやって、着衣水泳を自然に覚えたけど、今はしないから、着衣水泳をした方が良い。
・この海岸からカヤックの人が何人も来た時、先に出た人がひっくり返って、なかなか人が浮かんでこないから、心配していたら、海岸にいた人が助けに行ったこと。
・みんな、あの岬を越えるのこわいって言っていること。
・あんたのカヤックの写真を
道の駅に貼って、仲間を募集した方が良い。
・小さい頃から、この海で遊んでいたこと。
・自分も若かったらカヤックをやりたいなぁ。
などなど。

海上保安庁のパトロールの人と
地元のおじさんから声をかけてもらい、
私にとって
とても有意義な時間でした。