ひとりよがり。

日々のことや思い出などを書きます。
個人的な覚え書き、日記のようなブログです。

今日の海のこと。

2021-04-10 23:21:00 | カヤック
今日の海はとても静かで
美しかったです。

予報では北東の風5.6メートル〜4.1メートルでしたが
ほとんど風はなく
15時頃から
東の風が強く吹きました。

岬の絶壁には
巣穴に多くのウミウがいました。

海は
底まで見えるほど澄んでいました。

静かな海で
上手く漕げないと思うのは
抵抗がないから
自分に向き合うからなのだと思います。

フラメンコの練習の時のように
背中から腕が生えているような感じで漕ぐ。
そのことを意識しても
上手く漕げている感じがしないので
チグハグな感じになっているのだと思います。

後半の東の風はピッタリ向かい風で
そういう時は
エネルギーもらえる感じで
漕ぎやすかったです。

そして
久しぶりのセルフレスキューの練習をしました。

水は17℃。
海の中に
ひっくり返って
海水が鼻から入り
そして
とにかく水が冷たくて
とても焦る。

パドルを離してはいけないことは
頭に入っていても
海に落ちたその時は
全くそのことは
頭から離れてしまい 
それでもパドルを離さずいたのは
不思議でした。

ひっくり返ったカヤックは
一度で元に戻すことができたけれど
その時
パドルをどうしていたのか
覚えていない。

左足をコクピットに入れて
カヤックと体が離れないようにしながら
パドルにパドルフロートを付けて
カヤックと直角になるように
固定する。
その作業が上手く行かず焦る。

そして
パドルフロートが付いて浮いているパドルに足をかけて
体をカヤックに乗せる。
何度やっても
なかなか
上がることが出来ず
またまた焦る。
その頃には
冷たさにも少し慣れていたと思う。

どのくらいの時間
私はカヤックに上がることが出来なかったのか
わからない。

やっと
カヤックに再乗できてからは
速やかに
ポンプでコクピット内の海水を出して
スプレースカートを留めて
パドルからパドルフロートを取り
漕ぎ始めました。

カヤックに再乗するまで
いつのまにか
100メートルくらいは風に流されていたのには
とても驚きました。

海にひっくり返ったら
岩などがあるかどうか
周りを確認しなくては、と思いました。




最後になってしまいましたが、、

お空へいったシンくんへ
いつも
ブログでシンくんのこと見ていました。
ご家族に愛されて幸せなシンくん、
うちのタジーもお空にいると思うので
もしよかったら友だちになってね。
私からも
シンくんへ、ありがとう。











4月1日につく嘘のこと。

2021-04-03 07:15:00 | エイプリルフール
エイプリルフールにつく嘘については
以前はかなり真面目に取り組んでいました。

嘘の条件として

1.嘘の内容に身近な個人を巻き込まない(有名人や芸能人はいれても良い)

2.嘘をつかれた人がワクワクする嘘

3.嘘をつかれた人が「え?!いいな〜」と思うような嘘

4.物語があること

過去の嘘の例として

もう20年も前の4月1日のこと。

夫の用事のために
家族で車で銀座に寄った時、

まだ子どもたちが小さかったので
私と子どもたちと犬は近くの公園で
遊んで待っていました。

そうしたところ、
歌手で絵も描いたりするK Sさんが
たまたま通りかかり
声をかけてくれました。
彼女も画廊に用事があり
銀座に来ていて、犬好きとのことで
私たちに声をかけてくれたようです。
それで私は少しだけ世間話をして
せっかくだから
サインもしていただきました。
でもきちんとした用紙がなくて
小さな手帳にしてもらいました。

夫が戻ってきた時には
K Sさんはすでにいなかったのですが
彼女からもらったサインを夫に見せて
自慢しました。
夫は彼女の描いたサインをしげしげ見て
「なかなか良いサインだなぁ」と感心して
K Sさんに会えなかったことを
とてもとても残念がりました。
そして
「どうして連絡先を聞かなかったのか」と私を責めました。

私は
「有名人で芸能人のK Sさんが
連絡先を教えてくれるはずがないと思っていたので
聞かなかった」と答えると
夫は
「事務所の連絡先なら教えてくれたかもしれないのに」とか
「こちらの連絡先を渡せばよかったのに」
と言い、「気が利かないなぁ」と
ひどく残念がりました。

・・・・・

もうそのサイン入りの手帳は
どこにあるか、、捨ててしまったのだと思います。

そのサインは
私が適当にグチャグチャサラサラって
書きました。

K Sさんが声をかけてくれたというのも
嘘です。

当日だったか翌日だったか
嘘であることを夫に話した時にも
夫はかなり落胆していました、、、

私にはあの時の作り話が物語になっていて
嘘なのに本当のことのようです。

その後
「適当なサイン」系の嘘を二度
娘につきましたが、
二度目はだまされませんでした。

息子には
「取材」系の嘘を何度かつきましたが、
いつも騙されていました。

私にとって
嘘を考えることは
とても楽しい作業で
明るいエネルギーが要ります。
そして
上手な嘘の物語がひらめくと
とてもうれしいです。

今年は何も嘘をつかなかったので
来年に向けて
真面目に嘘を考えようと思います。

写真は
ミーシャです。
ミミの先輩です。

探し物していて見つけた自画像たち。

2021-04-03 01:25:00 | 日記
実家に着いて
機関銃のようにダダダダダダッとしゃべる母の話を
ひとしきり聞いた後、
私は2階に行き、
探し物をはじめました。

B学院の卒業証書です。
もう2時間は探していますが
見つかりません、、、
勤め先の事務所から
卒業証書のコピーを提出するように言われたのです。
もう40年以上前の卒業証書。

幼稚園の卒業証書は
見つかったのに、、、

見つけたのは
あの頃描いた多くの自画像。

あの頃は
いつでも何かしら描いていたと思う。
電車の中でも
公園でも。
そして
最も描いたのは
自画像だったと思う。

自画像は鏡があれば描けるので。
そして
自分というモチーフはいつでも
私とくっついていたので。

もう1時を過ぎてしまった。

B学院を卒業した証明は
見つからない。

あの頃描いた
多くの自分のデッサンは見つかったけれど。





昨日の海のこと。

2021-04-01 21:42:00 | カヤック
昨日の海はとても
変化が大きかったです。

I海岸から出た時は
風もなく波もなく
とても静かな海でした。

こういう時は
逆に上手く漕げないなぁなんて
思っていたら
急に
背中から
北風が強く吹き
後ろから大きな波も
どんどんきて
カヤックは
まっすぐ進むこともできず
大きく揺れて
ひっくり返る覚悟もしました。
もし、
ひっくり返ったら
パドルを手放さずに
速やかにスプレースカートを外し
コクピットから抜け出して、、、と想像しました。

けれど
風も強く
次から次に来る波が来る状況で
ひっくり返ったカヤックを元に戻すだけで大変そうで
元に戻ったカヤックが自分から離れないようにしながら
パドルフロートをパドルに差し込んで、、、
なんとか
カヤックに乗り込むことができたら
カヤックの中に入った水をポンプで出す。
でも
その時にまた
たぶん、ひっくり返る、、、

実際は運が良く
ひっくり返ることはありませんでしたが、、、
シュミレーションしておくことは
大事だなぁと思いました。

予報は北北東の風、風速4.6くらいでしたが
実際の海では
風速7くらいはあったようです

私がネットで見たのは
海岸の予報でしたので
海上の予報とは違うことがよくわかりました。

先を行くSさんは
追い波に上手く乗って進んでいましたが
私は波に乗れませんでした。

写真も撮る余裕なく
風と波で方向が定まらないカヤックの向きを修正しながら
漕ぎ続けること1時間20分くらい。

岬の先端を過ぎたら
とたんに
風もなく
波もなく
今までの海が嘘のように
静かな海になりました。

・・・・・

お昼は
岬の砂浜に上陸して食べ

午後は
H海岸を目指しました。

ところが
今度は
東南の風が強く吹き
向かい風となりました。
そして波の方向も午前中とは真逆に
なり向かい波になりました。(波の大きさは午前よりも小さかったので助かりました)

追い風よりも
向かい風の方が漕ぎやすかったですが、
一漕ぎ一漕ぎに力がいりました。
そして
1時間くらい顔に風が当たり続けて
冷たくなってきました。

それで
急遽、手前の海岸に上陸しました。

カヤックを海岸に置き、
徒歩で近くの駅へ向かい
電車に乗ってI海岸の駅へ向かいました。
この路線に乗ったのは
何年ぶりかです。

出発地点の海岸に駐車していた車に乗り、カヤックが置いてある砂浜まで戻りました。

昨日の海の変化は
とても良い経験でした。