海上交通の激しい「来島海峡」。
速い潮流なので燃料節約のために、
(舵が効きやすいように、潮の流れに逆らって進みます。)
潮止まり(干潮・満潮)に近くなると船舶の航行が頻繁になります。
それに伴って船舶の警笛も頻繁に鳴る時があります。
小さな船舶だと高音、大きくなるにつれ低音で鳴ります。
風向きによっては海から離れた陸地部でも聞こえるときがあります。
少しの時間(数分間)ですが、カメラのシャッターを開放にして撮ってみました。
スジ状の光は航海灯の跡です。
来島海峡は、引き潮・満ち潮で船の進路方向が変わるので、
陸地部から見て引き潮だと緑の右舷灯、満ち潮だと赤の左舷灯の色に変わります。
ここでは船の規則の右側通行が適用されません。
向かいの島を挟んで常に反対方向に進んでいます。
道路で言えば中央分離帯ですね。