遊ちゃんと2人だけの夜

・・自分記録の独り綴り・・

お子様ファースト

2019-11-08 23:39:53 | 職場・子ども・発達障害に類する話
人には、当たり日がある。
このタイプの当たりは、連続することがある。


9歳下の同僚は昨日今日と当たり日だった。
先週と先日が私の当たり日だったように、
今度は彼女にきた。


とても仲の良い同僚であっても、自分じゃないと、
災いの当たり日は、やっぱりちょっと楽しかったりする。
いや、わたくし強力な彼女の味方であるけども。




昨日は現場を見てないけど、
小さな運動場で、なんかデカイ声で彼女は怒鳴っていた。


ギャンギャン喚くチョーうるさい子ども達の声を超える、
非常にデカイ声だったので、
所長が覗きに行き、その下の立場の人が覗きに行き、
ベテランKさんが「大丈夫?」と見に行った。


ドッヂボールの最中、
とても危険で悪質なルール違反をした子がいて、
それを止めさせ注意するのに、怒鳴ったとか。
という内容は後から知ったんだけど。


ちょっと収まった頃、私がふらり見に行くと、

ねえねえ、これ、絶対いけないわよね!
私が怒ったのは正当よね?


と早口で聞いてきた。


何を言ってるやら、半分聞き取れなかったし、
だいたい子ども騒音の中、
話す方も聞く方も落ち着いて会話できる状況ではない。


そーよ、当然よ、そりゃ怒るべきよ!


と、てきとーに相槌を打って、
彼女に安心だけを与えて戻った。



後でよく聞いたら、
数日前に、私にツバをかけた男の子が原因だった。


やっぱりねえ。
あの子自身に問題あるもん。





今日は、またまた彼女に度ストライク。



外遊びの最中、


先日、私にフリスビーをわざとぶつけた小6男児が、

今日は、彼女にサッカーボールをぶつけた。


私は室内にいたので、その場を見てない。残念!


至近距離からサッカーボールを蹴り、
彼女の後頭部にサッカーボールを命中させた。
彼女の被っていたニット帽は、
ボールの勢いで吹っ飛んだらしい。
痛いなんてもんじゃなかった、と彼女は言った。

しかし、痛さに怒りが勝った。

彼女はパッと振り向き、

2メートル後ろにいた男児に、

今わざとやったでしょ!
どうして、わざとぶつけたの!


と怒鳴ったそう。

私と全く同じ場面。同じ台詞ね。



すると男児は、


わざとやってない。と答えたが、そんな訳はない。


彼女は、数日前の私の状況を目の前で見ているから、

余計に腹が立って、


わざとやったことはわかってる!
私がケガしたら、どうしてくれるの!
ケガしたら賠償させるわよ! ←ご主人は警察官
やっていいことと悪いことの区別がつかないの!
この前も叱られたばかりでしょ!


って言ってやったわ。
こっちが怒ってるのに、いっものバカにした顔で笑ってるのよ。
たまにやる、あの作ったような大げさな笑い方でよ。


彼女は私より舐められてるな。


私の時は、涙浮かべて、口元だけで笑ったわよ。


そうなの?
私には、バカにして、ギャハハとのけぞって笑ったのよ、
頭にくるわー。


ね? 私がキレたの分かるでしょ?


うん!もう、すっごくよくわかった。




頭にきすぎた彼女は、すぐさま所長に報告に行った。





んふふ、よっしゃ!

みなさい、同じ子の同じ行為だ。






こちらの対応がどうの、子どものした事に怒るなと、
所長はトまるでこっちが加害者みたいに、
保育の研修を受けて、子どもとの付き合い方を学ぶべきだとか、
偉そうにトンチンカンなことをのたまってるけど、


実際やられてみなさいよ。


チルドレンハラスメントは、

やられたら、やられっぱなし。

こちらは、それを怒ってもダメだと言う。
子どもとの向き合い方に誤りがあるのだと言う。


何の関わりもない瞬間に、
突然、後ろから故意にフリスビーやボールを頭にぶつけられても?



前回のミーティング前日に提出したメモに私は書いた。

子ども達の私達への暴言や、
明らかに故意の暴力的行為、
悪意がなくても、男の子がじゃれついてくる際の暴力的行為には、
一定の対処ルールを設けて欲しいと。



子ども同士のケンカで殴ったり血が出たなどは、
双方の親に報告したり呼んで説明したりする。


だけど、被害者が私達の場合は何もしない。
親に言うのすら、待った、がかかる。
子どもを諭して反省してるなら、
親に言うべきではないと言われる。


反省してないってば。
親に伝わらないで済んで良かった、だけ。


私達だって傷つくし腹が立つし、
男の子の暴力は、ほんとに痛いこともある。
甘えを含んだ悪ふざけであれ、こっちはサンドバッグじゃない。
みぞおちを殴られて、しばらく動けなくなった人もいた。
くっきり打撲ができた人もいた。


上に口頭で何度伝えても対応しないので、メモにしたが、
前回のミーティングでは、さらりと読み上げて、
子どもの暴言はよくある、で終わらせた。


お子様ファースト。




その後、最近、あれこれあって、
所長は来週半ばに、研修ミーティングなるものをやる、
と本日言ってきた。


何だそれ。

研修ミーティング?


てのはたぶん、
お子様が上、こちらはシモ、
となる説教じみた「研修」なのでしょう。

皆の者、よく聞け、
お子様は我らの大切な生活の糧であらせられる。

いや、糧とは言わないだろーが。


ある種シモベとなれみたいな、
生類憐みの令的な御法度申し渡しに違いない。


ふん、その1時間、心を冬眠させてやり過ごそう。



にしても、同じ2人の子が、
私でないスタッフに同じことをした事実は、

私にとっては、しめしめだった。


ほら、ごらんなさい。

問題があるのは、子どもの方よとハッキリした。
私でなくても怒る。私以上に怒るじゃないの。



ちょっと、んふふ、
ちょっと痛快だったわ今日は。


至近距離の後ろから狙ってぶつけた事を、

私の「明らかにわざとだった」という言葉より、
小6男児の「わざとじゃない」という嘘を信じたバカ者達よ、


みなさい、どっちが真実だったか。

「あの子はわざとやってないって言ってるけど、
すごく反省してます。ポロポロ泣いてました。」


って、どこが反省してるんじゃ!
嘘も方便、泣くも方便。
有資格者だからこそできる正しい対応したつもりの、
あなた達、違いますから、それ。


親にきちんと状況説明しなきゃ、
子どもにも伝わらないのよ。
ここでの事は親にバレなきゃラッキーでやってんだから。

そしてそれが、小6男児のさらなる闇を作るのよ。
あの子の不安定さや極端な裏表、大人を嘲る言葉や行動は、
たぶん、犯罪に繋がる芽だわ。
わたしにはそう見える。



ま、いいけど、どうでも。

ここの現実はてきとーにネタとして楽しもう。




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