遊ちゃんと2人だけの夜

・・自分記録の独り綴り・・

母宛のハガキ

2021-12-08 21:38:29 | 不思議なこと

夜9時過ぎに帰宅すると、郵便受けに1枚のハガキ。

母宛だった。

母宛の郵便物が届くなんて、何年ぶりだろう。

 

ゆうちょ銀行からのハガキ・・

しかも、長野市の住所、長野貯金事務センターとある。

 

通常貯金、現在高、25400円。

何だろ、これ。

何で長野県? なんでこんな金額を?

 

母が倒れたのは8年半前、亡くなって4年半。

母の通帳は全て、倒れる前から把握していた。

長野県のゆうちょ銀行の通帳などなかった。

 

「長期間ご利用がない通常貯金のご確認のお願い」とある。

どれだけ長い期間を指すのか、検討もつかない。

契約者の生年月日から高齢と分かり、連絡してきたんだろうか、

母も忘れていたほど、ずっと昔のものなのだろうか。

 

長野県で本人が開いた口座なのだろう。

旅行でも行って? 

でも長野県に旅行に行って、口座開く?? 

なんで25000円? もっと多く入れて残った額なのか?

 

母は私が高校生の頃から、

幼馴染の女性6人で、年2回あちこちへ旅した。

年1回は遠出。京都や神戸や広島やどこかに3泊くらいの旅。

もう1回は隣県近県に1泊の旅。

その他に県内の車で1時間位の温泉1泊、も入れると、年3回か。

女友達の結束は固く、母が倒れる前年までは延々と、

参加者3人になっても、近場の温泉1泊、年2回ペースは続いていた。

 

延べ何十回かの旅、別グループで他にも行ってたから、

そんな中で長野県の郵便局に貯金をすることがあったのか?

私の感覚では、ちょっと理解できない。

 

謎だ。

 

ある映画の序章に、印象的な台詞がある。

非常に良く出来た映画だった。

 

(本人が)死んでから始まる物語がある。

 

その台詞から映画は展開する。ふっと思い出した。

何か、母からの、形を変えたメッセージだろうか。

 

明日、ハガキの番号に電話してみよう。

 

 

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