お盆には息子夫婦も娘もこない。
娘は来たいようなことを言ってたけど、やんわりNGを出した。
それでも、突然来るかもしれないけど、
いちおう、来ない、つもりでいる。
今回のお盆はゆるくお盆をやり過ごしてのんびりしたい。
昼下がり、久しぶりにタブレットで映画を観た。

面倒なのも、有料なのも観たくないから、選択肢が狭い。
ジョニー・イングリッシュのシリーズを観た。
007のパロディで、主役は超マヌケなスパイ。
くだらなくて、各所でクスッと笑う。
楽チンなんだけど、どこかシニカル。
ジョニーはスパイを引退して、
小学校でバカなスパイ育成授業をやる先生になってた。
ある日、
イギリスのスパイ個人情報が流出してしまい、
ネット上に情報のない、OBである彼が犯人探しを始める。
しかし、ジョニーイングリッシュは、アナログ時代のスパイ。
スマホすらうまく使えない。だからFAXで情報をもらう。
捜査に駆使するのは昔のスパイ機具。
ところどころで、吹き出して大笑いしてしまう。
たぶん、どの国でも、ある年齢以上なら、
スマホくらいは使えても、彼に共感する。
彼が選んだ車も、
赤いアスティンマーチンのクラシックカーで、
私なんかは、
だよねだよね! 007ならアストンだよね! と嬉しくなる。
意地でもハイブリッドカーは選ばないよね、と笑っちゃう。
追跡のヘアピンカーブも必死でハンドルを切る。
いいわ〜! 車はそうでなくちゃいけない。
電気自動車が先にバッテリー切れになるかと思いきや、
燃費の超悪いアストンマーチンがガス欠で止まる。
このへんも吹き出しちゃう。
それでも乗らずばなるまいアナログ世代のカーチェイス。
映画のスパイが実用車に乗ってどうする。
今の車はやたら便利なIT車にしちゃうからいけない。
運転が面倒な、下手な奴が運転できない代物にしとくべきだった。
ああ、死ぬまでにアストン乗りたい。
マヌケさも下品さも皮肉も、
前までの作品よりずっとソフトで、なんかなあ、
彼も彼なり年配者の熟成したマヌケに成り下がった。
ああ、ジョニー・イングリッシュ、おまえもか。
年をとったわね。一緒に。
ある年齢以降、
人は1人で旅に出る、もののようだ。
友がいても家族がいても、
仮に充分なお金があっても、←わたしは無いけど、
今のところは健康な身体であっても、
若さを失った自分、
もう後戻りがきかないことを覚悟する時期になると、
これはもう、新たな未知への旅だ。
そばに誰がいようと、
愚痴をこぼさず生きていようと、
孤独な、自分だけの旅だ。
世間では、それを老いと呼ぶ。
タイムリミットがいつか分からない、
タイムリミットが来る前に寝たきりになるか、
疎んじられても長生きするか、
ある日、うっかりミスで幕を閉じるか、
何かの因果で人を殺めムショ暮らしで去るか。
はたまた、地上の汚名など恐れず最後の賭けに出て、
自分だけのパラダイスに身を投げ出してしまうか。
そうね、できれば、
私は、愛に生きて終わりたい。
薔薇と酒と映画と愛する人の元で、笑って溺れ死にたい。
生はやっぱり、自分だけのものだ。
娘は来たいようなことを言ってたけど、やんわりNGを出した。
それでも、突然来るかもしれないけど、
いちおう、来ない、つもりでいる。
今回のお盆はゆるくお盆をやり過ごしてのんびりしたい。
昼下がり、久しぶりにタブレットで映画を観た。

面倒なのも、有料なのも観たくないから、選択肢が狭い。
ジョニー・イングリッシュのシリーズを観た。
007のパロディで、主役は超マヌケなスパイ。
くだらなくて、各所でクスッと笑う。
楽チンなんだけど、どこかシニカル。
ジョニーはスパイを引退して、
小学校でバカなスパイ育成授業をやる先生になってた。
ある日、
イギリスのスパイ個人情報が流出してしまい、
ネット上に情報のない、OBである彼が犯人探しを始める。
しかし、ジョニーイングリッシュは、アナログ時代のスパイ。
スマホすらうまく使えない。だからFAXで情報をもらう。
捜査に駆使するのは昔のスパイ機具。
ところどころで、吹き出して大笑いしてしまう。
たぶん、どの国でも、ある年齢以上なら、
スマホくらいは使えても、彼に共感する。
彼が選んだ車も、
赤いアスティンマーチンのクラシックカーで、
私なんかは、
だよねだよね! 007ならアストンだよね! と嬉しくなる。
意地でもハイブリッドカーは選ばないよね、と笑っちゃう。
追跡のヘアピンカーブも必死でハンドルを切る。
いいわ〜! 車はそうでなくちゃいけない。
電気自動車が先にバッテリー切れになるかと思いきや、
燃費の超悪いアストンマーチンがガス欠で止まる。
このへんも吹き出しちゃう。
それでも乗らずばなるまいアナログ世代のカーチェイス。
映画のスパイが実用車に乗ってどうする。
今の車はやたら便利なIT車にしちゃうからいけない。
運転が面倒な、下手な奴が運転できない代物にしとくべきだった。
ああ、死ぬまでにアストン乗りたい。
マヌケさも下品さも皮肉も、
前までの作品よりずっとソフトで、なんかなあ、
彼も彼なり年配者の熟成したマヌケに成り下がった。
ああ、ジョニー・イングリッシュ、おまえもか。
年をとったわね。一緒に。
ある年齢以降、
人は1人で旅に出る、もののようだ。
友がいても家族がいても、
仮に充分なお金があっても、←わたしは無いけど、
今のところは健康な身体であっても、
若さを失った自分、
もう後戻りがきかないことを覚悟する時期になると、
これはもう、新たな未知への旅だ。
そばに誰がいようと、
愚痴をこぼさず生きていようと、
孤独な、自分だけの旅だ。
世間では、それを老いと呼ぶ。
タイムリミットがいつか分からない、
タイムリミットが来る前に寝たきりになるか、
疎んじられても長生きするか、
ある日、うっかりミスで幕を閉じるか、
何かの因果で人を殺めムショ暮らしで去るか。
はたまた、地上の汚名など恐れず最後の賭けに出て、
自分だけのパラダイスに身を投げ出してしまうか。
そうね、できれば、
私は、愛に生きて終わりたい。
薔薇と酒と映画と愛する人の元で、笑って溺れ死にたい。
生はやっぱり、自分だけのものだ。
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