脳の転移があるかを1月は調べるわけだけど、
もしも見つかったら、そーとーーな初期だ。
肺の一部と、転移してないリンパまで取って、
1年後に脳に転移が広がってる、なんてことある?
半身付随、オムツ、寝たきり。
K医師が発した言葉はけっこうなインパクトで残った。
死ぬより、そうやって生き長らえる日々の方が嫌だ。
この年から老人病院で注射で意識低下されて、
生きているようないないような余生を送るのか。
そう思ったら、ノバリスは最高の治療方法だ。
とはいえ、発見タイミングはある、だろう。
肺がんの転移は脳の可能性が高いらしい。
もちろん別の内蔵にも飛ぶ。
これまで検査を止めてしまって
手遅れになった人を嫌っていうほど見てきた。
検査は受けなきゃダメだ。受けなさい。
検査被曝で再発して死ぬ確率はこんなだよ。←手振りで示す
ものすごく低い。
検査しないで発見が遅れて死ぬ確率はこんな大きい。←手振り
比較したら、圧倒的に大きくなる。
(手振り入れて、この言葉をK医師は何度も何度も繰り返した)
いろんなデタラメを書いてるのがある。
絶対に必要な薬さえ毒のように言ってるのも見る。
ほんとに!(ハァーとため息)
がんセンターの先生はみんな良い人だよ。
あなたを救いたいんだ。
手術前は1bと言われたけど、
退院後1週間の診察時に「2bだった」と訂正された。
と話すと、
「え?なんだろな、○○○に転移してたの?」
と聞かれたけど、その○○○が聞き取れず💦
担当医師から1bと2bの違いは説明がなかった。
私が答えられず、首を傾けると、
ポツリ、K医師が言った。
「(再発の)可能性は低いけどね。」
一番響いたのは、これ。
検査をここでやめた場合と、
検査を続けた場合を比較すると、
あなたが70歳まで生きる確率は、
続けた場合が明らかに高い。
5年間通いなさい。
70歳・・・ その数字に実感が湧かない。
でも生きていれば、その日がくる。
生きていれば、だ。
70歳かあ。
その日が来ないとなれば、あと何年?
・・84歳まで生きたい。
私は手を両頬に当て、ため息をついた。
K医師は、じっと私を見つめていた。
はい、わかりました。そうします。
ありがとうございます。
20分、誠意溢れる話しをしてもらい、
もう迷いは完全に消えていた。
この人を信じる。それだけ。
そして、いろんなモノが吹っ切れた。
信じる人、
信じてもいい人の言葉が明確になり、
もうネットや本などに振り回されなくていい
という大きな安堵感。
時間も無駄にしなくていい。
体も心も軽くなった。
再発させない体つくりをする。
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