何も考えないって幸せなこと

小さな苺や、色づいたホオズキや、
朝よく野菜をくれるご近所さんのキュウリなど、

今朝の小さな幸せの写真。


プチトマトも毎日10〜20個収穫してる。
赤く色づいたのから、毎朝食べてる。


どなたかが、
収穫したキュウリを食べると活力がわく、と言った。
本当にそう。わたしもそう感じながら食べる。
スーパーで買う野菜には感じない、
生きてる命の振動？みたいなものが伝わってくる。



毎朝、他のことなんかまるで頭になく、
野菜や花木の成長を見つめて、
収穫したり、お水をあげたり、枯れた葉を取ったり、
なんでもない事だけど、
お天気のいい朝に（← 良すぎて、朝から暑っいよ〜）
なーんにも考えずに、
こんな事をしていられるのは、すごく幸せなんだと思う。
普段、ぜんぜん気づいていないだけで。


朝が幸せに満たされてるってのは、
貴重な時間なんだろうな。



今までの人生には慌ただしい朝の方が、断然多かった。

イライラしたり、心配事があったり、時間に追われてたり、
さまざまな朝が、365日 × 何年？ 何十年？ ＝ 私の人生

気づいたら、今は、とりあえず朝だけでも、

ワンコ散歩と野菜や植物のことしか考えない。



年齢ごとに、
繊細さはどこかの空に風船になって飛んでいって、
感性はザクザク大雑把に鈍化劣化し、

山越え谷越え波に翻弄されるごと、
先のことを心配したり思い煩うのもバカらしくなり、
1年前くらいから、
ついには開き直って、何も考えなくなり、

のんびりこんなことしてる場合なのか知らないけど、
そうしていたいから、こういう朝を過ごしてる。


何も考えないって、幸せなこと。


キュウリにもプチトマトにも苺にも、
ホオズキにも、お花にも、みんなに、ありがと。
私を幸せにしてくれて。




そういえは、夕暮れ時も、幸せだ。

夕陽や、広ーい夕焼け空見て、
潮騒しか聞こえない、潮風が気持ちいい、
一番大事な愛犬が一緒にいて、楽しそうにしてる。

私は空ばかり見上げて、何も考えてない。

もしかしたら、
人生のすごく贅沢な時を過ごしているんじゃなかろーか。