
先日、カウンターで、某人生の達人と飲んだ。
身構えて出かけた。
考え抜いたことを話したかった。
胸に秘めた、ある決意を、お酒の力も借りて話すつもりだった。
しかーし、選んだお店の、席はカウンターだった。
流行りすぎてるお店ってダメだわ。
2週間前に予約を入れても、
個室は埋まっていて、カウンターだとは聞いていたけど、
板さんが目の前にいるじゃないか。
隣の客も、隣って間隔が近すぎる。
お店の雰囲気は良く、
お料理も美味しかったけど、
この店じゃ話せない。
店に入った直後に、私は敗北した。
この席じゃ無理だな。
楽しく会話も進み、お料理も味わい、
達人のお話しを聞きながら、さらに確信した。
お店がここで、だから話せなくて、
良かったのかもしれない。
道がそういうふうに繋がっていたのかもしれない。
人生の達人は、常に運を背負って生きている。
どんな時も、運が味方してるに違いない。
妬ましい。
まあ、いい。
ここから考えよう。
今夜は休肝日のはずが、
叔父が「どしでも、来ーい!」と電話してきたから、
晩酌に付き合って、ちと飲んで酔った。
台風は温暖低気圧に変わったのに、
ここいら辺りは、爆風が吹き荒れている。
運て奴には、好き嫌いがあるらしく、人を選ぶ。
ふん、私は誰より魅力的なのに、
運て、バカね。
なんで私を選ばないの?
たまにこっちを向きなさいよ。
いいわよ、気にしたってしかたない。
爆風で私の敗北感も飛んでくわ。
いい。
達人にもらった本読んで、もう一回考えよう。
おやすみ、酔っ払いのわたし。
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