from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(26才自閉症)・ポー♂(19才)】のくらし

CAPワークショップ

2007-09-11 | ディプシー(日記)
月曜日に学校で『保護者向けのCAPワークショップ』なるものがあった
    ―CAPとは、Child Assault Prevention(子どもへの暴力防止)の略

金曜日には3年生の児童を対象に子どものワークショップがある
それに先がけての保護者向けの講座

 ・暴力とは?
 ・CAPの防止方法とその考え方
 ・子どもワークショップの内容(一部実演)
 ・子どもへの対応、援助の方法
 ・おとなの役割  ・・・など

という構成で、二時間たっぷりの内容

以前candyさんも記事にされていたので、興味があった
けれど、上に挙げた構成の後半に重きが置かれているのかと思いきや
タイトルからは想像を越えた、大切なことがたくさん詰まっていた

人権意識(自尊感情)を育む
   人権とは?
   けんりって?
安心自信自由 の権利
それらが守られてはじめて「私は大切」という自尊の感情が芽生える

安心自信自由
暴力によってこれらを奪われてしまうことで、「私には価値がない」と思ってしまう

この話を聞いて、胸にぐっときた
「私は大切」
この気持ちを育むこと、これは私の子育ての一番で唯一の課題
なのに…
 ラーラにとっての安心?
 ラーラの自信?
 ラーラの自由?
何ひとつ満たすことができてないんじゃないか?

 見通しのない生活で不安だらけだよね
 叱られてばっかりで、自信なんて持てないね
 あれダメこれダメで、なんて不自由な生活

泣きそうになった

 ラーラに分かるように話す、示す努力をしよう
 できること、いいよと思うことを見つけて褒めるように心がけよう
 禁止の前に、ラーラ自身が選べる選択肢を出して選んでもらおう

私が思いつく、ラーラへの安心と自信と自由

どっかにこのことばを書いて貼っておこうかと思うぐらい、大事なこと
心の中で何度も何度も忘れないように復唱した


で…ほとぼり冷めない昨日の夕方
ラーラの自己選択による行き先も道のりもスピードも
ラーラ任せの散歩に付き合う気になったのだけど
(わかりやすい私…)


自分を守るだけでなく、こういうしっかりとした「私は大切」という気持ちが育てば
相手を大切に思う気持ちも持てるようになる
子ども達に、このプログラムの意味をしっかり受け止めてほしいな~と切に思う
子どもだけじゃなく、むしろ親や地域の大人の人にも
だけど、参加者何人だったんだろう?
少なかったなぁ
3年生だけで140名強はいるのに、30名ほどの保護者しか来てない
本当にもったいないことだよ
コメント (3)
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