「すてっぷ」

「夏休み日中一時保護」…って名称だったかな？
そういう名目で、知的障害のある児童の過ごす場がある
ありがたいサービス
でも、需要が多すぎて、新規の利用は夏休み中の一日に限られる

それでも、経験経験、と一日行かせてみた
お弁当持たせて片道３０分ちょっとの道のりを送り迎えして
１０時～１４時
すぐ近くに１００均とドラッグショップがあって
買い物したら１１時過ぎた
…家帰っても何ができる？？？
　中途半端すぎる～
で、ゆっくりその辺でショッピングすることに決めた
一度行きたかった「魚河岸のお寿司屋さん」って名前の寿司屋でご飯を食べ
本屋でじっくり立ち読み
私の本、ポーの探し絵絵本、ラーラの音の出る絵本を購入
帰りにラーラが食べるミニクロワッサンを買って
まだ少し時間があったので、買った本をベンチで読んで
ラーラを迎えに行った

「靴を脱いでね」
　　「イヤァ～」
ってなやりとりの最中…
室内で靴を履いてるラーラ
帰る気満々なのがよく分かった
ＥＶに乗ると、怒ってつねるかと思いきや、憮然…
表情がなく、疲れた様子
車の停めてある駐車場まで、私の手をちょこんとつかんだまま歩きさっと車に乗る
少し走ってクロワッサンを食べだしたら、やっと笑顔

施設が…
職員さんが…
ということではないんだと思う
多分、人口密度が原因
夏休みの利用は制限しているとは言え、過密極まりない
かなりな数の子供達がいた
その中には奇声を出す子もいれば
人にちょっかいを出す子もいるだろう
ラーラにとっては、同じ障害を抱えた子と言えども
かなりな異空間だったに違いない

各学校で、少しずつでも夏休みをずらしたりは出来ない物か…
世間が一斉に休みを取ることの弊害って、あると思うな