from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(26才自閉症)・ポー♂(19才)】のくらし

市内見学

2007-06-07 | ラーラ(学校行事・小学校編)
昨日は、ラーラ達3年生は市内見学
朝8時にお弁当を持って集合
(朝寝坊のディプシーには過酷…
予定を知ってか知らずか、いつもより早起きのラーラにも助けられ
無事間に合って余裕の登校

臨時便を出してもらったという路線バスに乗ってJRへ
JRで三宮へ
そこから徒歩で市役所へ
その後、元町商店街を見ながらメリケンパークへ
そこでみなとめぐりの船に乗り
お弁当
神戸駅まで歩いてJRに乗る
再びバスで学校へ戻る

…というスケジュール
移動の手段がいろいろで、学校でもらったしおりだけではラーラにはちんぷんかんぷん
お出かけ好きなラーラのことだし、問題は、ないだろう
でも、どうせ行くなら見通しを
と乗り物の写真をつけたざくっとしたスケジュールを作った
なくても大丈夫
でも、あるとこの先は…って期待が持てて本人楽しくない?
そういう思いでの視覚支援

最近落ち着いてるし
友達のサポートも上手だし
安心して見送った

一つだけ…想定外
みなとめぐりの船に乗って、甲板に出ようとしたとき
ラーラが「きゃぁ~ぁ!ひゃぁ~ぁ!」と拒否したそうで
何度か子ども達が誘ってくれたらしいけど、無理で
船内でじーっと窓の外を眺めて過ごしたそうだ
パニクらず、『イヤ』が伝えられて偉い
それをわかってくれた周りも偉い
いい経験をしてきたなぁ~って思った

お弁当も、当然冷めてるわけで
最初、自分のお弁当を先生に向かって突き出して
「てっ!」とか何とか言ってたらしい
それを見たなかよし学級の先生が
「(レンジで)チンして、だと思いますよ」
「でもないわ~そのまま食べ~」と…
じゃあ、とおやつを食べようとしたラーラに
「お弁当食べたらおやつね~」と…
するとラーラ、なんとお弁当完食
交渉?取引?かけひきか…
こういうことができるだけの、コミュニケーションの力がついたんだなぁ

社会科的なお勉強はともかくとして
ラーラにとってはいっぱい学習できた市内見学だったようで
帰ってきて話を聞いて、安心そして喜び感動した一日





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2 コメント

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candyさま (ディプシー)
2007-06-08 13:03:46
学校の歴史…なのかなぁ?
昔からなかよし学級があって、その噂でこの校区に越してくる障害を持った方(家族)もあるとか。
ラーラの学年以上は、一学年に一人か二人はなかよし学級の子がいて、学校のみんなが親近感があるのかな?他人事ではない…みたいな。
先生たちの雰囲気もよくて、交流学級だけじゃなくて、養護(保健)の先生や新学習システムの先生、校長先生たちもなかよし学級をサポートして下さっています。管理員さんも協力的だし。
そういう大人の姿を見て、子どもたちは自然とサポートする心と術を身につけていくんだと思います。
この学校に来て本当によかったと思います。
返信する
相変わらずすごいね (candy)
2007-06-08 00:38:35
やっぱりラーラの周りはすごいね~。
「イヤ」 が伝えられる、それをわかってもらえる、ってすごーく大きなこと。
これがダメならこっち・・・というのもね、自分で気づけるのってすごいことだよね。

うーん、やはりラーラの人徳か?
こっちまで嬉しくなるような記事をありがとう
返信する

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