一週間、がんばりましたー。
最終日の今日、午後からの作業の様子を1時間ほど見学。
作業は、クリーニング店から委託されたタオルたたみ。
ラーラたち実習生は、体験させてもらってる感じ。
委託作業なので、納品するにはそれなりの精度が要求される。
一生懸命、できる限り丁寧にしても
そのレベルにはとても…。
付き添いの先生の指示に従って
タオルの隅と隅をきっちりと合わせ
四つにたたんでいく。
正直、ここまで丁寧にできるんだぁー!?
と驚いた。
「目と手の協応」
これが、なっかなかできないんだよぉ~。
「視覚優位」と言われる自閉っこだけど
ラーラはやや「視覚過敏」なとこがある。
見るべきものを見られない。
靴を履くのにも、落ちたものを拾うにも
下を一切見ないのが、小さい時から不思議だったなぁ。
それが、タオルをじっと見て、手を動かしてる。
1時間半ぐらい、同じ作業を続けてるらしい。
すごいよー。
でも、でも…。
今回の実習先は「就労継続B型」の事業所。
ラーラのレベルでは、なかなか厳しい。
利用者(障がい者)さん7~10人に対して支援員さん1人。
その配分では、とても…。
ほぼ常に指示がいるラーラでは…無理。
B型でなければ、「生活介護」
手厚いという面ではありがたいんだけど
デイサービス的な…寛ぎ空間なとこがほとんど。
寛いでまったりしてればいいいねんけど
これまで見学した先では、時間を持て余して
問題行動の一歩手前…な感じの人も多く
何かしらやるべきことがないと、人間ダメになっちゃうってもんだ。
はぁ~。難しいなぁ~、進路。
先を思うと不安がよぎるけど
今回の実習だけに注目すると
予想以上にがんばれたし、安定してた。
受け入れ先を探せるかどうかが課題やけど
ラーラ自身の適応力は、すっごい幅広くなってる。
これ、大事。
終始マイペースなラーラに対して
げっそりお疲れの様子の先生が心配。
月曜日から、後半の実習メンバーがいない学校で
お留守番組のご指導、よろしくお願いしますね。
あ、写真はお土産の「クリップ」
革小物も作ってる事業所。
ラーラたちが自分の分を作らせてもらったらしい。
裏にマグネットがついてて実用的。
大事に使おうっと。
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