from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(26才自閉症)・ポー♂(19才)】のくらし

実習最終日

2015-06-20 | ラーラ(進路・就労)

一週間、がんばりましたー。

最終日の今日、午後からの作業の様子を1時間ほど見学。

作業は、クリーニング店から委託されたタオルたたみ。

ラーラたち実習生は、体験させてもらってる感じ。

委託作業なので、納品するにはそれなりの精度が要求される。

一生懸命、できる限り丁寧にしても

そのレベルにはとても…。

付き添いの先生の指示に従って

タオルの隅と隅をきっちりと合わせ

四つにたたんでいく。

正直、ここまで丁寧にできるんだぁー!?

と驚いた。

「目と手の協応」

これが、なっかなかできないんだよぉ~。

「視覚優位」と言われる自閉っこだけど

ラーラはやや「視覚過敏」なとこがある。

見るべきものを見られない。

靴を履くのにも、落ちたものを拾うにも

下を一切見ないのが、小さい時から不思議だったなぁ。

それが、タオルをじっと見て、手を動かしてる。

1時間半ぐらい、同じ作業を続けてるらしい。

すごいよー。

 

でも、でも…。

今回の実習先は「就労継続B型」の事業所。

ラーラのレベルでは、なかなか厳しい。

利用者(障がい者)さん7~10人に対して支援員さん1人。

その配分では、とても…。

ほぼ常に指示がいるラーラでは…無理。

B型でなければ、「生活介護」

手厚いという面ではありがたいんだけど

デイサービス的な…寛ぎ空間なとこがほとんど。

寛いでまったりしてればいいいねんけど

これまで見学した先では、時間を持て余して

問題行動の一歩手前…な感じの人も多く

何かしらやるべきことがないと、人間ダメになっちゃうってもんだ。

はぁ~。難しいなぁ~、進路。

 

先を思うと不安がよぎるけど

今回の実習だけに注目すると

予想以上にがんばれたし、安定してた。

受け入れ先を探せるかどうかが課題やけど

ラーラ自身の適応力は、すっごい幅広くなってる。

これ、大事。

終始マイペースなラーラに対して

げっそりお疲れの様子の先生が心配。

月曜日から、後半の実習メンバーがいない学校で

お留守番組のご指導、よろしくお願いしますね。

 

あ、写真はお土産の「クリップ」

革小物も作ってる事業所。

ラーラたちが自分の分を作らせてもらったらしい。

裏にマグネットがついてて実用的。

大事に使おうっと。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿