70代の母が白内障の手術をするために入院。
目薬で進行を抑制することもできるみたいだけど
まだまだ車の運転もしたいらしく、思い切って手術する決意。
最近は日帰り手術も多いって言うけど、一人暮らしだし…。
どうも、入院した方が私に負担をかけないだろうって気づかい?
手術自体は10分程度のもの。
人の手術にはこれまで数えきれないほど立ち会っているはずの母。
先日、私が親知らず抜きに行ったときも付いてきてくれた。
けど、当の自分のこととなるとまるっきり勝手が違うらしい。
めっちゃ緊張してるのがわかるし、かなり不安そう。
よりによって今日は私、小学校のPTA委員の年度末最後の仕事に
午後からは中学の制服受け取りに行かないといけない日。
朝一で病室に顔をのぞきに行って、肝心の手術の時間にも夕方ぎりぎり間に合うはずが
行ったら、終わってた…。
予定より早くなったそうで。
ごめんごめん。
ところが、兄が手術直前に見舞いに行ってくれたらしく、母大喜び。
「心配せんでも大丈夫やで。お兄ちゃんわざわざ来てくれてな。」
こんなに喋る人やったかな?って思うほど、最近会うとずっと喋ってる。
年を感じずにいられない…。
しっかりものではきはきしてて、弱音を吐かず、いつも前向き。
ひとことで言うと、強い母。
っていうか、昔はほんまに恐かった~。
「涙ないやろ?血もないんちゃうん?」
本気でそう思ってたぐらいに恐かった…。
今は、そんな影もない。
可愛い年寄りになろうとがんばっているらしい。
憎まれ口、悪態をつく先輩をたくさん見送っててきてるからね。
娘としては、ちょっと複雑。
もっと強がっても、ええよ。
泣き言言っても全然ええけど。
高齢者ってくくりに無理に合わせていかんでも
自分なりの年の重ね方をしたらいいし、ね。
まだまだ私が頼りにしてるから、しっかりしてもらわんと困るねんな。
お父さん、はよ逝きすぎやわ。
ほんまにもう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます