ロック中毒の症例

ロックに人生を捧げる女子のロック漬けな生活。

New lads in my shelf

2012-05-31 23:37:17 | Rockaddict
5月末なのでこの撮りっぱなしを消化する大作戦!

こちら、ワタクシの5月のお買い物
何というか・・・チョイスがオッサンですね
いいんです!
好きなんだもの

まずは本から。

目にも眩しいピンクのフロイドさんたちは『クロスビート』の6月号。
大々的なプログレ特集&プログレ沼に引きずり込む別冊ディスクガイド付き
どうやら私の時代が来たようですよ

何が素敵ってディスクガイドのイエスページ
『90125』を載せてないその代わりに『ラダー』が載ってる
合格
それが正しいイエスの薦め方だと思うんです
本誌のコラムで『究極』について書いてる人もいたし、
やるなぁ『クロスビート』・・・毎月買おうかな

カラフルな画集は我らがストーム大先生チョイスの
『CLASSIC ALBUM COVERS OF THE 60s』

メインは中~後期のぶっ飛びまくりのサイケデリック・カヴァー
うっとりするほど奇麗なものもあれば
見てるだけでバッド・トリップしそうなシロモノも掲載
『New Psychedelia』と題して
2000年代のサイケなカヴァーも紹介してあって見ごたえあり
解説も少ないし、『Don't think, feel!』って感じ(頭悪い感想)

長くなっちゃったけど気にせず次はCD。
タイトルどおり、ウチに初めて来たアーティストさんたちです。
新規開拓とかいって、結局この時代の人たちになっちゃうんだなぁ

ちょっと前のブログで「欲しいのに!」と騒いでたのが
ブラッド、スウェット&ティアーズ。
コンピ盤に入ってた名曲『Spinning Wheel』にハートを射止められました
イントロで高らかに鳴り響くホーン、オッサン臭いヴォーカル
カッコ良過ぎる
とにかく、このヴォーカルにやられて購入しました

アルバム冒頭が『ジムノペディ』でちょっとびっくりしましたが
2曲目からは期待通り素敵なオッサンヴォーカルで安心しました
ジャズの要素が結構強いのかな?
『ブラス・ロック』のカテゴリーに入るバンドなのですが、
クラシックやジャズの要素をロックに取り入れるという点においては
『プログレ』なんだろうか?
歌詞は分かりやすいですけどね

で、このアルバムのクレジットを読んでいて目に留まったのが2曲目。
『S. Winwood-J. Capaldi-C. Wood』って・・・トラフィック?
たまたま立ち寄ったCD屋で1枚だけ置いてあったこのCDを手に取ったら
『Smiling Phases』入ってるし!
買おうか悩んでたCDだったので、これでもう購入決定

そもそもずっと気になってたバンドではあったのですが
去年のクラプトン&ウィンウッドが駄目押し。
こんな偉大な才能を逃してたなんて・・・

今回買った『Mr. Fantasy』はトラフィックでも指折りの名盤だそうで
いわゆる『サイケデリック・ロック』ってやつですね。
昔『Traffic』を借りた時に感じた「ただもので無い感」はそういう事なんだろうなぁ・・・
今現在のワタクシ、その「ただもので無い感」大好きなのです
よってこのアルバムも大好物
見事『ハリポタ』オーディオブックからヘビロテの座を勝ち取りました

このアルバム当時、ウィンウッドさんは19歳なんですと
このヴォーカルで?このソングライティングで?この演奏で?
天才ですか?
完全にアーティストとして出来上がっちゃってるじゃないですか
曲は全部好きですけど、『Heaven Is In Your Mind』『Dear Mr. Fantasy』
『Coloured Rain』が特に好き
直後に脱退しちゃうデイヴ・メイスンさんの曲も嫌いじゃないです
インド曲もあって、この人の曲が一番サイケ色が強い気がします

プログレの始まりは60年代後半。
『Blood, Sweat & Tears』は69年。
『Mr. Fantasy』は67年。
そーいやパイソンズも放送開始は69年だし。
アメリカ方面はちょっと静かになっていくけど
色々なものが一気に噴き出してるお祭り騒ぎなこの時期が
私は好きなんだろうなぁ・・・