はーちゃんdays 2

大学生の娘と高校3年生の二人の子供の父親。

タイトルだけでは想像できない、とてもいい話でジーンとなります。

2015年06月13日 | 買った本、読んだ本
妖怪アパートの幽雅な日常1 (講談社文庫)
香月日輪
講談社

ライトノベルと思って軽く読もうと思っていたのですが、泣きそうになります。もっと心が弱ってたらきっと泣きます。それくらいストレートに伝わる話でした。
10巻まで出ているのはそれなりに理由があるのがわかりました。
ミステリーばかり読んで少し疲れた自分に、毎日淡々と過ごし少し疲れた自分に、大袈裟に言うと今を見つめ直すきっかけを与えてくれるような一冊でした。


何度もこの表紙を本屋で見たけど、ジャケ買いには向かないとおもいました。
二巻を早速手に入れようと思いました。

少しは調べた上で不明熱と言って欲しい。

2015年06月13日 | 買った本、読んだ本
この1冊で極める不明熱の診断学―不明熱の不明率を下げるためのガイドブック
クリエーター情報なし
文光堂

胸部レントゲンの撮影で肺炎の影がなくて、発熱があるから不明熱だ!と言うのは止めて欲しい。
肺炎以外に熱は出ないのか?と思ってしまいます。
熱の原因がわからないのに、抗生剤やステロイドを使うのも止めて欲しい。
偉そうに言ってすみません。

この本を読むと、出てくる疾患に関しては一生に一度遭遇するかどうかの疾患から、時々あるよねといった疾患までわかりやすく解説してあります。
知らないと条件は揃っていても診断することは出来ないので、マイナーな疾患でもパラパラと見る程度の必要があると思います。

マージャンで大三元を知らない人にとっては、白、発、中がただ3個揃っただけで役牌三つの価値しかないという、知らないことは大損する可能性があるというのに似ているように思いました。
わかりにくい例えですみません。

よくわからない発熱に出くわす前に、よくわからない発熱と言って紹介する前に一度は読んでおくべき本だと思いました。

子供の強迫性障害について、非常にわかりやすく、日本での診断、治療の現状を記してあります。

2015年06月13日 | 買った本、読んだ本
子どもの強迫性障害 診断・治療ガイドライン
クリエーター情報なし
星和書店

少し高いですが、診断から併存症や、薬物療法から行動療法、家族の関わり方から、強迫性障害の予後に至るまでエビデンス、論文に基づいて書かれています。
ガイドラインと銘打たれていますが、精神疾患の多様性からこうだからこれ!そうだからあれ!というような明確な方針が示してあるわけではありません。

肺炎だからこの薬!と言うわけではないように、どんな肺炎なのか?どんな人の肺炎?何歳?タンは出るのか?タンの色は?血液データは?基礎疾患はあるのか?海外渡航歴は?などなど
単純そうに思える肺炎でも抗菌薬を使用するのにはそれなりの思考をする必要があります。精神疾患はさらに複雑な思考過程をたどり、治療を行う必要があるのは明らかです。

ガイドラインを読んでいると、強迫性障害という病気は一筋縄ではいかないこともわかります。
子供の強迫性障害に関して勉強したい方にはオススメの一冊だと思いました。


子供だけでなく気になる気になる大人にも!

2015年06月07日 | 絵本
だいじょうぶ 自分でできるこだわり頭[強迫性障害]のほぐし方ワークブック(イラスト版 子どもの認知行動療法 3) (イラスト版子どもの認知行動療法)
クリエーター情報なし
明石書店

自分自身いろんな事が気になる性格だったような気がします。
鍵をかけて家をでたかどうか?
ガスの栓を閉めたかどうか?
車で何かひいたのでは?
何度確認しても、時間が少し経つと気になる事がよくありました。
大人になるにつれて、指差し確認をしたり、鍵をかけたあとは鍵を手に持ってしばらく歩くとか、車でなんか轢いたら次の日に新聞で報道されるとか、知らないうちに不安をやり過ごすすべを身につけ、いつの間にかそんなに考え無くなっていました。
少し違いますが、ただ高いところに登って下を見るとだんだん飛び降りたらどうなるんだろう?という衝動が湧いてくるので注意しています。

この本は子供向けというよりも、こどもでも理解できるように非常に丁寧に強迫性障害の本質を解説している本だと思います。

先の私の不安はなんでもない人には、一体何を言ってるの?何が不安なの?とわかる人にしかわからない感覚だとおもいます。
この本では分からない人にもわかるようにチャンと解説してあり、さらに自分自身で克服する術を伝えようとしています。
浮かんでくる不安を色々な角度から分析し、たとえ話や、色々な対応が書かれています。

気になる事が多い大人にも一読を進めます。少しはスッキリした気持ちになり、やり過ごす術が身につくヒントがあります。


頑張れカープ!フタバ図書も応援してます。

2015年06月06日 | おやじの思考回路

四十を超えた親父にとっては広島で大きな本屋といえば積善館!
我が家は積善館から毎月 私には子供の科学が届いていました。母には主婦の友と今日の料理、父には?父親がどんな雑誌を読んでいたのか知りません。
とにかく配達してもらえていました。
それはともかく、カープ坊やが読書をしているブックカバーをフタバ図書で選択できるようになっていました。
今日も負けたけど、明日は頑張れカープ!