自分自身いろんな事が気になる性格だったような気がします。
鍵をかけて家をでたかどうか?
ガスの栓を閉めたかどうか?
車で何かひいたのでは?
何度確認しても、時間が少し経つと気になる事がよくありました。
大人になるにつれて、指差し確認をしたり、鍵をかけたあとは鍵を手に持ってしばらく歩くとか、車でなんか轢いたら次の日に新聞で報道されるとか、知らないうちに不安をやり過ごすすべを身につけ、いつの間にかそんなに考え無くなっていました。
少し違いますが、ただ高いところに登って下を見るとだんだん飛び降りたらどうなるんだろう?という衝動が湧いてくるので注意しています。
この本は子供向けというよりも、こどもでも理解できるように非常に丁寧に強迫性障害の本質を解説している本だと思います。
先の私の不安はなんでもない人には、一体何を言ってるの?何が不安なの?とわかる人にしかわからない感覚だとおもいます。
この本では分からない人にもわかるようにチャンと解説してあり、さらに自分自身で克服する術を伝えようとしています。
浮かんでくる不安を色々な角度から分析し、たとえ話や、色々な対応が書かれています。
気になる事が多い大人にも一読を進めます。少しはスッキリした気持ちになり、やり過ごす術が身につくヒントがあります。