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金芳堂 |
第6章からのまとめ。
個人的になるほどというところしか書き出してませんので、全体を読みたい方はご購入してください。
抗アレルギー剤はそこまで深く考えて出したことがなかったので、勉強になりました。
下図はomnioutlinerに書き出して、それをiPadのスクリーンショットで撮影したものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/e7/5e663f47f613a66448a96c5cbfd2fe51.jpg)
テキストに書き出したもの
- アレグラとアレロックとクラリチンとジルテックとポララミンの比較
- 第1世代の代表ポララミンと第2世代の4剤を比較
- アレグラは第2世代では最も鎮静性が低い薬。
- 風邪症状を抗ヒスタミン薬単独で改善するというエビデンスはない。
- 風邪症状に対しては抗ヒスタミン薬+麻黄剤
- ポララミンとアレロックの眠気はほぼ同じという報告あり。
- 眠気 クラリチン 0.88 アレグラ 0.94 ジルテック 1.28 アレロック 2.01 ポララミン 2.06
- アレグラとクラリチンは労働生産性を改善した。
- 筆者はアレグラかクラリチンが第1選択
- 次にジルテック
- 最後にアレロック、ポララミン
- コストだけを考えるならポララミンが最強。
- 他はジェネリックを選択することが大切。
- 蕁麻疹では抗ヒスタミン薬が選択、アトピー性皮膚炎では補助的役割。
- アレルギー性鼻炎や蕁麻疹での頓服は血中濃度が早くピークに達するアレロックが適している。
- 航空パイロットを対象とした研究ではクラリチンが操縦能力に影響を与えなかったと報告。
- 授乳中はクラリチン、アレグラが推奨。
- 高齢者にはポララミン、アレロックは避けるべき。第1世代は避けるべき。転倒のリスクが増すため。
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