新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が出ているのに
今頃1Q84なんて・・・村上春樹ファンの方は、そうお思いでしょうね(笑)
1984年
ヤナーチェックの「シンフォニエッタ」を、タクシーの中で、青豆が、聴いているシーンから始まります(聴いているこのクラシックもキーワード。)
青豆・・・苗字なんですよ、女性です。
いったい、この女性は・・・
高速道路で渋滞にはまり・・・タクシーからおり、緊急避難場所の非常階段(キーワード)を降りて仕事先へと(1Q84へ?)・・・・
非常階段を降りていく彼女に、タクシー運転手が「見かけにだまされないように」と謎めいた言葉をなげかける?
そこまでして、仕事の時間に間に合わせなければならない・・・彼女の仕事とは?
そんなところから入っていきます。
バタバタとリズがやってきて、こんなにゃろ~
もう一人の主人公、天吾・・・作家志望の数学の予備校の教師。
ふとしたことから、17歳の女の子(不思議な少女)が書いた「空気さなぎ」に、手を加えることを編集者から持ち掛けられる、
その話に乗ってしまう天吾、そこから、危険で不思議な世界に巻き込まれていく
青豆と天吾の関係は?
二人は元の世界(1984年)へ戻れるのでしょうか?
二つの月を目にしたものは・・・1Q84年
思わず夜空に浮かぶ月が一つか確かめたくなりますよ。
私は、どの世界にいるのだろうって・・・。
さてさて、どう展開していくのかは、ご自身で読んでみてください。
空気さなぎ、二つの月、リトルピープル・・・キーワードです。
ここは見世物の世界
何から何までつくりもの
でも私を信じてくれたなら
すべてが本物になる。
NO6まで、読みましたが・・・面白かった、
でも、当時すごい話題になってたよねぇ??そう思ってしまいました。(感性の問題だから、気を悪くしないでね)
そうはいいながらも、3年ぶりに出た新作・・・買いました(笑)